【小説の書き方】『自分はヘタなのか?』数値で判断する方法。

【小説の書き方】『自分はヘタなのか?』数値で判断する方法。 モチベーションの上げ方

小説を書いている人の永遠の課題。

 

あなたは思ってるよね?

『私の小説』は巧いのかヘタなのか?

みんな思ってるよね。

その、悩みを、解決する方法を教えます。

 

『数字』で解決するので、単純明快。

間違いようがないです。

 

その数字も、小学生でもできる計算で出せます。

そのかわり、SNSなどに小説を公開している人限定の方法です。

 

結論。『反応率』で判断する。

私がpixivを使っているので、pixivで説明します。

 

『なろう』とか、他のSNSで公開している場合、

似たような場所を見てください。

 

『いいね』などの『評価』できないSNSではこの方法は使えません。

『反応率』の計算方法。

いいね数 ÷ 閲覧数 × 100 = 『反応率』
  • 『反応率』が
    • 1%なら『普通』。
    • 1%より下『ヘタ』
    • 1%より上『巧い』

どうですか? 

明確でしょう?

 

理屈はこの記事の下に書いてあります。

pixivでこの数字を取得する方法。

総合で見る場合。

ダッシュボードから

『合計リアクション数』を見る。

いいね数 ÷ 閲覧数 × 100 = いいね率。

この場合、1.12%。合格。

 

pixivのように、『ブクマ』と『いいね』が有る場合

『数が多い方』でいいです。

 

『反応してくれた数』なので、数が多いほうでいいんです。

だから、『ブクマの方が数が多い』なら『ブクマ率』を計算してください。

 

『反応率』が1%あれば、合格。

この計算で『1%』以上出たら、『あなたの作品』は合格点です。

 

だから、『美文の追及』とかせず

『現状の実力まま』、『次の作品を作るべき』なんです。

 

あとは、『数を重ねた経験値』の問題です。

 

『書いていれば巧くなる』ので、安心していいです。

1%を下回った場合のことは、この記事の下に書いています。

 

こういうことを考えずに、『美文の追及』をしても無駄なのです。

なぜ『反応率』でそんなことが分かるのか?

ちょっと『小説に関係ない』難しい話になりますので、

心して読んでください。

わからなくても大丈夫。

車のエンジンの仕組みを知らなくても車を運転できるでしょう?

これは、そういうたぐいの話なので

『そういうこともあるんだなー』ぐらいに思って読んじゃってください。

 

 

『反応率で計算する方法』だけ分かってれば

『反応率からあなたの作品の質を判断する』ことは『使える』のです。

だから、読むとしてもさらっと読みとばして大丈夫です。

 

難しい話になります。

『マーケティング』というジャンルの話です。

 

ネット上に『商品紹介の記事』ってたくさん有るでしょう?

そういうのを『セールスページ』と呼びます。

 

  • 楽天なら、あの長い説明の記事
  • アマゾンなら、商品画像の下に書いてある説明の記事

 

あれを『セールス頁』と呼びます。

 

アマゾンでも楽天でも、殆ど説明がない記事もあります。

 

そういうのは『セールスしないといけない』ということが

分かってないんですね。

 

そういうのは、今回は関係ないので、これ以上は書きません。

 

 

売れる商品のセールスページは『セールスライター』が書いています。

そういうセールスページは『テスト』をするんです。

 

  1. 小規模にセールスページを公開して
  2. 『反応率が1%を超えた』ら、『合格』として
  3. 大規模公開して、宣伝を始めます。

 

たとえば、

  1. ブログ記事でそのセールス頁を公開する。
  2. 反応率を見る。
  3. それが1%を
    1. 超えなかったら、
      1. セールス頁の書き直し。
    2. 超えたら、
      1. 同じ文章を、ブログやSNSで公開。
      2. 広告費を出して出稿。
      3. 一気に、『広報』していきます。

その『見極め』の反応率は『1%』なのです。

 

1%を超えれば『合格』なんです。

 

あなたはこの『1%の数字』を考えたことがありましたか?

無かったでしょう?

 

だから、ナニから『修行』すれば良いのかわからなくて

『一番分かりやすい』『美文』にすることに注力してるでしょう?

それが、半分無駄だったと、理解しましょう。

 

 

ここで問題なのは『反応率』なんです。

『買ってくれた数』ではなく『反応された数』です。

 

つまりは、

『セールス頁に書いてあるURLをクリックしてくれた数』

そう言うことです。

 

マーケティングのジャンルでは『1%』は合格点なんですね。

 

1%なんて『小さな数字』だと思うでしょう?

 

でも、『100人が見て、一人が反応してくれた』

それが、『合格』なんです。

 

こういう数字を知らない場合。

『●●という商品を今度の展示会で販売します』という記事に

1万アクセスあったから、一万個持っていく

そういうミスが

リアルに頻発しています。

 

一万アクセスあったなら、最高でも1%、

つまりは100個持っていけばいいんです。

 

 

pixivやTwitterで同人誌の宣伝をした場合

『反応数』つまりは、いいねやブクマなどがついた数の1%が

売れる上限の数(搬入数)と見積もりするといいです。

 

『マーケティングのド素人』は

この『数字を知らない』から痛い目を見るんですね。

 

リアルに商売をしている人でも

この数字を知らない人が多いです。

 

ですから、あなたがそれを知らなくても、当然なんです。

 

特に小説だと『最初に書いた小説でヒットを飛ばして印税が入る』とか

夢みている人がたくさんいます。

 

ほぼ無理なので、期待しないでいましょう。

 

 

『最初に書いた小説でヒットを飛ばす』というのは

『100%の確率で当てる』ということです。

 

野球でも『三割打者』って言うでしょ?

30%打てば凄いんです。

 

つまりは、10回バッターボックスに立って、

3回ヒットを出せば『凄い』んです。

 

7回は空振りしているのに。

 

7回空振りしてるんですよ?

 

でも『スーパー凄いこと』なんです。

 

一般的に『凄い』って、

7割りぐらいヒットしてることだと想像しませんか?

 

違うんですよ。

3割りあたったら凄いんです。

 

『凄い』の定義が変わりませんか?

あなたは100発100中を目指していませんでしたか?

それが無理だと、わかりましたか?

 

 

サッカーは一試合で、『1対0』とかザラにあります。

バスケットだと、100ゴール超えることもあるのに。

 

だから、『合格数』に関しては、ジャンルによって違います。

 

 

ですので『オンライン小説の反応率』だから

一番近い『ネット上の、セールス頁の反応率』を参考にできると考えました。

 

違う考え方もあると思いますが

『指針』の一つとして、分かりやすいと思います。

 

これ以外に指針があるならそれを使ってください。

現状で、これ以外に

『あなたの文章のできを判断』するものがないなら

この方法が最善です。

 

『反応率』は1%で『good』なんです。

 

『反応率』5%なんて『天才!!』ですよ。

私のpixivで言えば、『いいね』が72,000個あれば『凄い!!』んですよ。

実は、そういう『数字』があるんですw

 

実例。

私のpixivの『ブクマ数トップ3』。

『ブクマ率』9.98%! 驚異!!!www

 

 

 

私のpixivで反応率が高いのは『小説』ではなく『ハウツー』ww
一覧をブックマークの数でならべるとこんなことに!!

 ↓ 小説のトップ2の反応率。

ハウツートップ5。 ↓ 

反応率 上から

  1. 9.97%  ← 化物みたいな数字ww
    1. 今日から使える小説講座【自分のレベルを確認しよう】
  2. 6.77%
    1. 今日から使える小説講座【超初級】
  3. 3.58%
    1. 【InDesign】15分で初心者脱出!初級同人小説本+チップ
  4. 3.33%
    1. 【Photoshop】フォトショだけで枠線を描く♪【初級~中級】
  5. 8.19%
    1. 今日から使える小説講座【初~中級】『断定』することが大事。

驚異的な反応率です。

ありがとうございます。

 

私は、これらの数字を見て

私がpixivで公開するのなら、
小説よりハウツーの方がいいんだな。

 

そう思った上に

私は、多分、『ハウツーを書く才能』があるな、と気づきましたw

 

それは、3Dのサイトを作って反応が良かったことでも分かってたんですけど。

さらに自信を持ちました。

 

私がこういう『絵』を作れているのは3Dのおかげなんですよ。

Create3D  ← このサイトで3Dについてのハウツーを書いてます。

 

『小説を書く』ことから『3D』に移動したので

『小説を書くことのハウツー』を書く気になったんです。

 

自分が小説を書いていたら、

そのハウツーをだすことはなかったでしょう。

だって、自分が常に必死になってるんだから。

 

そのハウツーを出してどうしますか?

 

 

でも、他業種に移ったから、小説のハウツーは公開して

一人でも多くの人が『もっと書きやすくなったらいいな』と思えたわけです。

 

とにかく、こういう『反応率』であなたの作品を眺めてください。

あなたが『次に何をすればいいか』がわかります。

 

『反応率』が1%を超えてる作品の『続編』を書く。

『反応率』の出し方が分かったら

『作品ごと』の反応率を出しましょう。

 

そんなこと面倒くさいというなら、もうこの記事を閉じて

無限の世界を漂って試行錯誤してください。

 

 

反応率平均が1%を超えていたら、

その作品の『続編』を書きましょう。

 

『反応率が高い』というのは『人気がある』ということです。

人気がない作品の続編は、待ち望む人が少ないです。

 

『書きたいもの』があるのなら

『書きたいもの』から書いていけばいいです。

 

でも、『評価がほしい』なら

『評価の高いものの続編を書く』のが一番です。

 

『評価がほしい』なら記事を参考にしてください。

【小説の書き方】pixivでブクマを増やす方法。ブクマ100突破しました!【嬉しいご報告】 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

 

人気のある作品にどんどん手を入れていきましょう。

 

pixivだと、小説や漫画は『シリーズ』を作れます。

そして『シリーズごと』の反応率も一覧できます。

これで『一番反応率の高いシリーズ』の作品をどんどん作っていきましょう。

 

私のpixivで一番閲覧数が高いのは、凌辱系BL小説ですww

凌辱作家だった頃の作品ですね。

 

そろそろ、ハウツーの反応率が追い抜きそうです。

このニ作品は『反応率が悪い』ですが、

こういうのは、単純に考えてはいけないんです。

 

こういう『特殊な作品』

『同じ人が何度も読みにきている』という可能性が高いからです。

 

これを公開した時期は、私もまだ『マーケティング』というのを

知らない時期だったので『反応率』とか考えていませんでしたが

公開初日からパーッとブクマがついたんです。

 

本当に、一瞬でブクマが増えたんです。

 

 

そのあと、ブクマの伸び率より閲覧数がガンガン増えたので

『どういうことだろう??』と思ってたんですが

『同じ人が何度も読みにきている』という結論に達しました。

 

実際に、解析を見られるわけではないのでわかりませんが。

需要は低いけど、コアなファンがいる、という状態です。

 

もちろん、タグで見に来て、

つまらないから帰った数、と見ることもできます。

 

ただ、『つまらない』なら、最初にブクマがつかないんですよ。

ブクマは徐々に増えてるんです。

 

だから

  1. 公開当初に一気にブクマが増えた。
  2. そのあと、閲覧数だけがやたら増えて
  3. 相対的に『反応率が悪くなった』。

 

こういう場合は、

『同じ人が何度も見に来ている』という判断をして良いと考えます。

 

つまりは、毎日数字を追い駆けていないと

そういう機微を見逃す、ということでもあります。

 

『数字のチェック』は一日一度でいいから、毎日したほうが

モチベーションは上がりやすいです。

 

評価が気になる人は毎日これらの数字を見ているでしょうから

それらを書き留めることは苦労ではないはずです。

 

 

 

この記事を書いて気づきましたが

pixivにおいては

  • 『いいね!』 は『見たよ』『良かったよ』
  • 『ブクマ』 は『また見に来るよ』

こういう意味ですよね。

 

だから、『いいね』より『ブクマ』が多いほうが

『作品としての質が良い』と考えます。

 

それで言うと、『いいね』と『ブクマ』の『多いほう』ではなく

『いいねを1』『ブクマを2』として換算した合計。

これでもいいのではないかと思います。

 

ですので、私のリアクション数ですと、反応率2.88%ということになります。

『甘いほうの反応率の計算式』

(ブックマーク数 × 2 + いいね数) ÷ 閲覧数 × 100

= 反応率。

 

これで1%を下回ったら、そりゃヘタです。

 

なぜここまで甘いことを言うのか?

 

SNSで小説を公開しようって人は『文章力』自体は

『けっこうある』からです。

 

 

なのにさらに『美文』を追及しようとしている人のなんと多いことか!

 

違うねん。

『小説の面白さ』は『文章』じゃなく『ネタ』なんですよ。

 

そして『広報』なんです。

【ネット小説を読んでほしいなら】広報を的確にする | 小説の書き方-プロ作家が答えます

 

それを、早く理解してもらいたいわけです。

 

 

なぜなら、『美文』の追及をして

アクセスが上がらず筆を折る。

 

そういう人を何度も見てきたからです。

『美文』は『小説のうまさ』には関係しますが

『読まれやすさ』には関係ないんです。

 

『読まれやすさ』はやはり、『広報』が第一要因で

『ネタ』が第二要因なんですね。

 

だって、どれだけ巧い小説でも、

『興味のない小説』って読みますか?

 

分かるでしょう?

 

『ネタ』が、読者と合致しない限り、読まれないんです。

【小説の書き方】こんなに勉強して書いてるのに!【評価されない】 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

  • 『読まれやすさ』
    • 公開したときに『読んでもらえる数』
  • 『読みやすさ』
    • 読み始めた人が『読み終えてくれる数』。
『読まれやすく』しないと、『読んでもらえない』ので
読まれやすくせずに読みやすさを追及してもほぼ無意味です。

 

普通は『読まれない』ことを『自分の小説がヘタ』だと判断してます。

ちがうんです。

『読まれない』のは

読者が、『あなたの小説がそこにある』ということを

『知らない』のです。

だから『知ってもらう』ために『広報をしましょう』と言っています。

 

 

だから、『広報を先にしましょう』と言っているのです。

反応率を使う方法。

  1. 公開する
  2. 読んでもらう。
  3. 反応率を見る。
  4. 反応率からあなたの小説を修整、展開する先を考える。
    1. 反応率が悪いときに初めて美文を目指す。
    2. 反応率が良ければ、続編を書く。

この順番と選択肢を守りましょう。

 

反応率を使わない方法。

  1. 公開する
  2. 読んでもらう。
  3. ブクマだけに着目する。
  4. ブクマが少ないから美文を追及する。

    『反応率を使わない方法』が、いかに無力か分かってください。

     

    そして『反応率を見る』ためには、『公開する』ことが重要なのです。

     

    『反応率』が1%を下回っていたら。

    あなたの作品は『落第』です。

     

    ただ、もう一つチェックしてください。

    『作品ごとのチェック』です。

    作品ごとに、ブクマ率を出して下さい。

     

    反応率が悪い場合、『文章が悪い』という結果になります。

    ですので、『小説の改善』をしなければなりません。

    • 誤字脱字が多すぎる。
    • 文章の意味が他人に通じていない。
    • 字面的に読みにくい。
    • 接続詞が多すぎる。
    • 誰が何をしゃべっているのかわからない。

      ここらへんからチェックするといいですね。

      解決策。

      • 誤字脱字が多すぎる。
        • 他人にチェックしてもらう。
        • 校正ソフトを使う。
          • 私は、こちらを使っています。Just Right!
          • 他人に読んでもらうのは他人の時間を使うので、気が引けますから。
      • 文章の意味が他人に通じていない。
        • 『目の前のモノを100文字ぐらいで描写』して、お母さんにでも読んでもらってください。
          • 『何が書いてあるかわかる?』って聞いて、『わからん』って言われたら、文章の基礎からやり直しです。
      • 字面的に読みにくい。
        • 進行形と完了形を交互に使う。
      • 接続詞が多すぎる。
        • 『そして』『けれど』などの接続詞は、1000文字に一回以下にしましょう。
      • 誰が何をしゃべっているのかわからない。
        • 『会話の書き分け』ができていれば、会話だけで文章が成り立ちます。
          • それができていない場合は、会話だけ続けると意味不明になります。
        • 「会話文」の前後に『誰がしゃべっているのか』をまず書きましょう

           

          これらを簡単に修整する方法は下記記事で。

          今日から使える小説講座【超初級】

           

          『次の小説』を『書き上げたあと』

          このチェックをすると良いです。

           

          過去作を書き直してたら、巧くなりにくいですし

          読者も二回読まされるのは苦痛です。

           

          よっぽどコアなあなたのファンでない限り

          『改定したもの』は意味がありません。

          読者には新作を読んでもらいましょう。

           

          『文章校正』に私はこのソフトを使っています。
          Just Right!

          販売終了のようで、アマゾンでも中古しかありません。

           

          オンラインでも似たようなツールはたくさんありますが

          私はこれを持っているので、オンラインツールは使っていませんし

          そもそも、20万文字とかにオンラインツールは対応してくれないので、これ一択です。

           

          プロを目指すとか、美文を目指すとかなら、これは重宝します。

           

           

          『テスト読者に悪い』という感覚を捨てる。

          こういう『公開テスト』を提案した場合必ず反論されます。

           

          悪いと分かってる文章を読ませるのはいや

          悪いと分かってる文章を読んでもらう読者に申し訳ない

          その気持ちはわかります。

          誰だって、『完成したもの』を読んでもらいたい。

          それは分かります。

          他の方法があるならそちらをどうぞ。

          『反応率を見る』以外の方法で

          『私は巧いんだ』と『実感できる』なら、それでいいんです。

           

          こんな『計算』なんて、したくないのは私も分かります。

          ただ、他に方法がありますか?

           

           

           

          そういう、『自分が巧いのかどうか』を

          『実感できない人』に向けて、この記事を書いています。

           

          記事タイトルもそうでしょう?

          『数値で判断する方法』と書いてます。

           

          なのに、数値で判断することを否定するなら、

          記事を読むな、って話です。

           

          ヒットしてもアンチは沸く。

          あなたは『全世界の人』に好かれようとしている。

           

          それは、無理だと、理解しましょう。

           

          どれだけ上手くなっても、アンチはわきます。

          あなたの小説を嫌いな人はいます。

          【小説を書いた後】アンチは人気のバロメーター。 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

           

          『鬼滅の刃ハラスメント』なんて言葉がありますよね?

           

          つまりは『ハラスメントを受ける人』は

          『読んでいない見ていない』のです。

           

          あれだけ世界的ヒットを飛ばしたアニメでも

          『見てすらいない人』がいるのです。

           

           

          『売れてるから好かれてる』と思わないように。

           

          たとえ、三億個売れようが、全世界70億人のうち

          5%弱に過ぎません。

           

          つまりは、95%の人は興味がないんです。

           

          その全員に好かれようと思うのは無茶です。

           

           

          この記事の『反応率を見るテスト』をすると

          『最初のうちの読者』は『自動的にテスト要因』とみなされます。

           

          それを『申し訳ない』と思う必要はないのです。

           

          なぜなら、『真っ先に来る人』というのは

          そういうのが好きな人だからです。

           

          『アーリーアダプター』で検索してみてください。

          こういう理由がよく分かります。

           

          わざと、リンクにはしません。

          あなたが、自分で調査してください。

           

          調査ができないなら、そもそも、『面白い小説』は書きにくいです。

          そういうことを面倒くさがることを、まずやめましょう。

           

          広報の必要性。

          1. 広報をして、
          2. 読んでもらって
          3. 反応率を見る。

          その『反応率』というのは『率』つまりは『百分率』です。

           

          ですので『数が多いほど精確』になります。

           

          小説は文系だから数学はいらない、とかいうのは、逃げです。

          どういう状況でも、数学は助けになります。

           

          『英語になれる』ことをしないと英語がしゃべれないように

          『統計の数字を見る』のなら『数字嫌悪症』は克服しましょう。

           

          あなたはすでに『文章をスラスラ書くことができる』。

          それは、才能の一つです。

           

          本屋で棚を見てください。

          『報告書の書き方』とかいうのがズラッと並んでいます。

           

          報告書なんて、A四一枚のことです。

          それが、満足に書けない人が多いから

          そういう書籍が並んでいるのです。

           

          あなたは報告書なんてすぐに書けるでしょう?

          つまりは、そういう人たちより『文章を書くこと』に関しては

          はるかにレベルが上なのです。

          すでに『文章を自由自在に書ける能力』があるあなたが

          『簡単な数字を読み解く能力』を身につけたら

          鬼に金棒です。

          統計学の本を読めと言っているのではないのです。

           

          それで統計を出して、商売にしろと言っているのではありません。

          『あなたが今後を見定めるため』の数字を

          『読み解く』ことは簡単ですよ、ということです。

           

          『反応率』なんて

          単純な四則計算で出せる数字です。

           

          『九九ができない』で詰まっているのなら

          先に九九をできるようにしましょう。

           

          小学校四年生でもできる簡単なことです。

          そういうのから逃げてきたから、あなたは数字が苦手になってしまったのです。

           

           

          そして、九九ができないレベルの算数知識だと

          『小説のプロットを書く』ことも難儀するでしょう。

           

          なぜなら『数学』というのは『理屈の積み上げ』だからです。

          • 『理路整然と数字をならべる』のが数学なのです。
          • 『理路整然と文章をならべる』のが小説です。

           

          『理路整然と』するためには、
          小学校レベルの『算数』の知識は必要なのです。

           

          話をもどします。

           

          『読者を多くする』ために

          一番簡単なのは『口コミ』です。

           

          ただ『口コミ』で噂が広まって読者が増えるなら

          『自分はヘタなのか?』を考える必要はないでしょう。

           

          だって、何もしなくても読者は増えるのですから

          『自分は巧い』と思えるはずです。

           

           

          そうでないから、こういうタイトルの記事を読んでいますよね?

          ならば、『広報』は必要なのです。

          広報 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

          『小説家になろう』などのようなSNSでは

          『過去小説』はどんどん埋もれます。

          Twitterと同じです。

           

          だから、

          1. 小説を短く区切って、
          2. 毎日投稿する。

           

          そういう『SNS独自の広報』も必要になってきます。

           

          ただ、あなたが『他のSNS』でちゃんと広報をすれば

          『小説家になろう』のサイトトップで表示されなくても

          読者は増やせるのです。

           

          『自分で読者を連れてくる』それが『広報』の意味です。

           

          私が商業誌を出したとき、

          私のサイトで、商業誌の宣伝をしました。

          それを、編集サンから褒められたんです。

           

          作家さんがサイトで宣伝してもらうのが一番いいです!

          そう言われました。

           

          つまりは

          自分の本の出版を、自分で宣伝しない作家がいる、ということです。

           

          そもそも、私が商業誌を出した時は

          まだSNSもこんなに盛況ではなく

          サイト作成も無料ブログがある程度。

          『作家がサイトを持っていない』状態があったから

          そういうことになったのだろうとは思います。

           

          逆に言うとね

          『広報をする商売』なら『サイトぐらい運営しておけ』ってことです。

           

          今なら、最低でもTwitterかFacebookぐらいは

          『作家名』で運営しておくべきですよね。

           

           

          『あなたが連れてきた読者』は

          すでに『あなた色』に染まっているので

          良い反応を返してくれることが多いです。

           

          『小説家になろう』のサイトトップから来る人達は

          『あなたがどういう文章を書くのか知らない』のですから

          『あなたが連れてきた読者』より
          あなたに対する反応は薄くなります。

           

          そういう意味でも『「あなたの広報」で「読者を連れてくる」』ことは

          とても、あなたにとって『有利』なのです。

           

          ついでに、この反論も、書いておきましょう。

           

          自分が連れてきた読者で統計をとっても意味なくない?

          小説を読むのは『自分の読者』なのですから

          それで良いのです。

           

           

          あなたはもう迷わなくていい。

          1. あなたが読者を呼んできて
          2. その読者に反応してもらい
          3. 反応率を計算して
          4. あなたの次の行動を『計算から出す』。
            • 反応率が一%を下回ったら、文章の練習。
            • 反応率が一%を上回ったら、続編に力を入れる。

           

          美文の追及を『するな』と言ってるんじゃないんです。

          反応率が一%を上回っているのに

          美文の追及のために文章を修整するのは、

          労力のからまわりなのです。

          反応率が一%を超えるなら

          あなたの文章は『読みやすい』のです。

          だから『新作』をどんどん出すべきなのです。

           

          それを、気づきましょう、ということで

          この記事を書きました。

           

          計算をすれば、すぐに分かります。

          あなたが次に何をすれば良いのか、を。

           

          そして、一%を下回ったときの『文章の練習』も

          『新作』を公開し続けてください。

           

          『新作』でないと、この『反応率の計算』に使えません。

           

          そういうのもあって『多作しましょう』と書いています。

           

          『多作』するだけで、あなたはすぐに上手くなれるのです。

          もう一つ、心配事を潰しておきましょう。

           

          『一度低評価がつけばおしまい』という罠。

          反応率を見るテストとかをすると、必ず気になるでしょう?

           

          『最初にいいねをつけてくれなかった人』は

          『こいつは面白くない』と思って、『次』は『見てくれない』ということ。

           

          だから、文章を上手くしてから広報をしましょう。

          そういう声もよく聞きますよね?

           

          そういう人には、『漫画「ベルセルク」』のガッツの言葉を引用しましょう。

          『お前は

           達人になってから戦場に行く気か?』

          『今、お前にできることをやらなきゃ意味ねぇだろう』

          これが真理ですね。

           

          『上手くなってから公開しよう』では遅いんです。

           

          あなたはずっと上を向いている。

          だから、『常に自分が一番下のレベル』。

          そのあなたが『私は上手くなった!』と思えるのはいつですか?

          死ぬ寸前?

           

          そこまで小説を公開しない気ですか?

           

          林修先生ではないですが

          『やるなら、今でしょ』なんですよ。

           

          今書いた小説は、今公開する。

          そして、反応率を見る。

           

          一年後に書いた小説は、一年後に公開する。

          それだけの話なんです。

           

          『過去作』が『今より巧い』のは

          『今がさぼってる』って証拠なので、褒めることじゃないんですよ。

           

          過去作がヘタに思えたら、成功。
          なぜなら、過去より上手くなっているからです。

           

          これを、肝に命じてください。

           

          ヘタだからって、過去作を削除する人もいますが

          成長しにくいので、放置しましょう。

           

          過去作を削除する。

          それは、過去作についた評価を捨てる。

          つまり

          『読者の心を捨てる』ということです。

           

          読者を捨てると、読者は離れます。

           

           

          この人ブクマしても、どうせ作品消すから、

          ブクマつけるのよそう。

           

          そう思われたら終わりなんです。

           

          この記事の上の方でも書きました。

          『同じ人が何度も読みにきて下さっている』と。

           

          『作品を消す作家』だと、

          『何度も読みたい読者』は

          • ブクマをせず
          • その作品をダウンロードします。

          そして、自分のパソコンだけで読みます。

           

          わかりますか?

           

          • 『閲覧数が増えない』のですよ。
          • 『ブクマされない』のですよ。

           

          地獄が口を開けているのがわかりますね?

          こんなに書いているのにブクマが増えない!

          閲覧数が増えない!!

          そして、モチベーションが上がらずに筆を折る。

          そういう地獄が、見えるでしょう?

           

          ファンは、あなたの作品が嫌いなわけではないんですよ。

          あなたが作品を削除するからそうなるんです。

           

          ペンネームを変えて新天地に旅立ったときも

          前の作品は放置しましょう。

           

          プロフィールに

          『このアカウントは更新や返信をしません』と書いておけばいいです。

           

          ブクマした作品を消されると、読者はイラッとします。

          その『イラッ』が『厄』となって、あなたにまとわりつき

          数が増えると『災厄』になって災いがおきます。

           

          それは、あなたのモチベーション低下かもしれませんし

          『書けなくなる』ことが多くなるのかもしれません。

           

          とにかく『公開した作品』は『放置』。

           

          一度公開した作品は、放置しましょう。

          削除していくと、あなたは地獄に落ちます。

           

          『悪い評価』がついたからって、

          『良い評価』をつけた人まで一緒に削除するとか

          申し訳ないと思いましょう。

           

          『悪い評価』がついても『見てくれる人』はいるのです。

          だって殆どの『悪い評価』は『好みにあわない』だと

          『読者は知っている』からです。

           

          『見てくれない』ならラッキー!

          『悪い評価をつけた人』が『新作を見ない』なら、

          『悪い評価がつく』『確率』は下がるのです。

           

          わかりますか?

           

          『あなたの文章が自分とあわない』と『知らない人』だけが見てくれるなら

          テスト結果は有効ですよね?

           

          人類全員に好かれるのは無理です。

          逆に言うと、人類全員に嫌われるのも無理です。

           

          あなたに悪評価をつけた人は離れてくれるのですから

          気にせず、新しい人に向けて新作を書き続けましょう。

           

          『覚えてない』から気にするな。

          オンラインで今は本が買えるので、

          『二冊同じ本を買う』という確率はかなり下がったことと思います。

           

          私が子供の頃は、書店でしか本が買えませんでした。

           

          お金を出して本を買って『つまらない』と思ったとき

          その本を捨てますよね?

           

          すると、同じ本をまた買うんです。

           

          そして読み始めてしばらくして

          「これ、前、面白くないと思って捨てた本だ!!」ということに気づき

          自分に腹を立てますww

           

          私は、同じ本を四回買ったことがあります。

          なぜなら、表紙が私好みだったから、書店で目立つのです。

           

          そして、『つまらないこと』は『忘れる』ので、

          『つまらないから捨てた』ということを『覚えていない』からです。

           

          四回も買うような馬鹿はそんなにいないでしょうが

          読者ってそういうものです。

           

          『つまらないから読むのをやめた』ことって覚えてません。

           

          ここで『新作を書け』が生きるのです。

           

          pixivなどでは『タグで横断検索』して読者はやってきます。

          ですから『新作』が常に上に表示されます。

           

          だから『過去作にいいねをしなかった人』も

          『あなたの新作』を読むのです。

           

          なぜなら、タグで横断検索してくる人は

          作家名を確認していない人が多いからです。

           

          『このペンネーム覚えがあるな……』と思っても

          別に気にせず読んでくれます。

           

          そして、読者のほうもわかってるんですよ。

          『この人、もしかしたら前より上手くなってるかもしれない』

          その、一縷の期待は、みんな持っています。

           

          なぜなら『その小説のタイトルを読もう』と思った時点で

          『タイトルが自分好み』だからです。

           

          ただし、よっっぽどドギツイもので悪評価をつけられたばあいは

          おぼえているでしょうし、口コミで広げる場合もあるかもしれません。

           

          でも、そういう人たちは『読まない』という選択をしてくれるので

          『閲覧数』には入らないから、

          『反応率を見るテスト』では影響しません。

           

          あなたは、『自分が書き手』だから『他の書き手』のことを

          よく覚えているでしょうが

          普通は、覚えてないです。

           

          本当におぼえてないです。

          そして、精読してくれる人もかなり少ないです。

           

          『美文の追及』は『精読してくれる人』のためのものです。

          流し読みをする人には、

          美文だろうが、上手く無かろうが

          『意味が通じる』だけで『読んでもらえる』のです。

           

          もちろん『一流』になるためには美文は必要です。

           

          でも、あなたは今、二流作家なんですか? って話です。

          1. アマチュア
          2. 三流
          3. 二流

          そこまで、地位を上げましたか?

           

          『一流を目指す』のはだれでもできますが

          そのために、まず、土俵に立っていますか?

           

          読者の評価を受ける場所にいますか?

          公開しないと評価すらつかないのに

          公開せずに美文を追及してどうしますか?

           

          読者は勝手です。

           

          せめて、お金を出して買った本ならおぼえてるかもしれませんが

          暇つぶしで無料で読める小説に、そこまで精査しません。

           

          だから、『前は低評価だった』ことなど気にしなくていいのです。

           

          残酷なほど『読者はおぼえていない』のです。

           

          『読者は毎年生まれる』

          読者は毎年生まれてきます。

           

          『新生児として生まれる』というのもあります。

           

          今まで、こういうジャンルに興味が無かった人も

          スマホが普及したことで、『読者として参入』してきています。

           

          いくらでも読者は増えます。

           

          過去に低評価をつけた読者が消えても、困らないのです。

          『新しい読者』に向けて、新作を書き続けましょう。

           

          まとめ。

          1. 小説をSNSに公開する。
          2. 反応率を計算する。
            1. いいね数 ÷ 閲覧数 × 100 = 『反応率』

          これを、徹底してやってください。

          まとめとこうなります。

          1.  広報をする。
          2. 公開する
          3.  広報をする
          4. 読んでもらう。
          5.  広報をする
          6. 反応率を見る。
          7. 反応率からあなたの小説を修整、展開する先を考える。
            1. 反応率が悪いときに初めて美文を目指す。
            2. 反応率良ければ、続編を書く。
          8.  広報をする。
          あなたが小説を公開し続ける限り『広報』は永遠にしてください。

          【ネット小説を読んでほしいなら】広報を的確にする | 小説の書き方-プロ作家が答えます

          【この記事を書いた日 2021/06/02 10:02 】

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