【小説以外のお悩みについて】スキマ時間をうまく使いたい【タスク管理 GTD】

パソコンの使い方

 

小説以外のお悩みについてアスクからの質問。

 

細切れの、スキマ時間がうまく使えません。

30分や1時間…晶山さんはこのような時間はどのように使われますか?
まとまった時間で作業…と今までずっと思っていました。

しかしこちらのブログで集中できる時間は15分~を拝読してから、

まとまった時間が無いと何もできない、

という考えは正しくないのでは…と思い始めています。

 

 

小説以外のお悩みについて晶山嵐の回答。

 

隙間時間を一番簡単に使えるのは読書。

本を持ち歩いて、一分でも隙間ができたら読むだけです。

あとは『ANKI』の勉強とか↓無料アプリがあります。

AnkiDroid 単語帳 - Google Play の Android アプリ

 

隙間時間を有効に使えるのは暗記の勉強。

パソコン版の方で私が数年お世話になっている『ANKI』というソフトのアプリです。

『ANKI』で英語勉強をのんびりする方法。 | BL作家 晶山嵐の日記

 

ここまでが簡単にできる『有意義なこと』。

 

この先、時間管理をするために、ちょっとだけ説明させてね。

 

どの作業に何分かかるか理解が必要。

隙間時間を有効理由するには、

その時間にナニができるか、を知らないといけないわけですね。

 

『隙間時間に何をできるか』を知るためには、

『なににどれだけの時間を使っているのか』を理解するのが先です。

 

つまりは、『私はこの作業に何分掛かっているのか?』という

『計測』が必要になるんですね。

 

ウエストを5センチ縮めたいなら、

今日のウエストが何センチか計らないといけませんね?

 

家の窓と壁の角のスキマに家具を置きたい

ということでしたら

その、窓から壁の長さを計らないといけませんね?

 

 

それと同じです。

 

『スキマ時間にナニカをしたい』なら

まず『スキマ時間』というのが『何分から』という定義が必要です。

 

その次に、その時間でできるだろう作業の、『実時間を計る』必要があります。

 

パソコンかスマホで簡単にできる

togglというネット無料ツールをオススメします。

 

今から何をしますよ、と『書いて』ボタンを押すと

自動的に時間をはかってくれます。

 

他の作業をするときに、また、『今から何をしますよ』と書いて、ボタンを押すと

また時間をはかってくれます。

 

一度した動作は前の動作したときのボタンを押すと、その名前でタイマーが開始されます。

そういうツールです。

 

  • 最初は凄く面倒くさいです。
  • 死ぬほど面倒くさいです。
  • 何回も投げ出すでしょう。

三日坊主でいいですから、三日坊主を10回繰り返してください。

それで一カ月ぐらい続きます。

 

最初は大雑把にするといいです。

忘れても、後で書き加えることができます。

 

すると、何に何分使っているのかがわかります。

これで『何にどれだけの時間を使っているのか』という基礎がまずわかります。

時間を有効利用するのはここからです。

 

案外、つまらないことに時間を使ってるんですよ。

 

トイレなんて一分ぐらいだと思ってませんか?

実時間で三分使っていたら、予想と三倍違うのですね。

 

一時間で終わっている作業があれば

次に一時間の空白があったときに、それをすればいいですね。

 

一日をブロックにわけて、していることを割り振ってみる。

作業を時間のブロックだと考えて、

隙間にそのブロックをはめ込んでいくとうまくいきます。

そのブロックを使うために、『togglで時間を計る』ことがまず必要になるのです。

 

↓横に6、縦に4。合計24個のマスめを作ります。

20170205_00Create3D1280

  • 一日24時間。
  • 六時間を睡眠。
  • 九時間を出社。
  • 二時間が通勤および、通勤準備
  • 朝御飯と夕御飯とお風呂とかの日常雑務で三時間。
  • 残四時間が『自由時間』。

会社勤めをされているとこんな感じじゃないでしょうか?

自由時間が4時間だと把握していましたか?

 

『あと何日ある』と思ってませんでしたか?

『締め切りまで三日ある』と思ってませんでしたか?

 

その『締め切り』は、仕事のことでしたら、一日8時間。

合計24時間。

 

仕事以外のことでしたら、一日に4時間。

合計12時間。

 

それだけしか『使える時間』はないんですね。

 

そんなに少ないと、気付いていましたか?

 

 

これを先に『理解』していれば

この自由時間に『五時間かかること』は始めないですよね。

 

ここで、『以前部屋の掃除をしたら六時間掛かった』という『記憶』があれば

六時間無いから『部屋の掃除』を始めないですよね?

 

『部屋の掃除』って『大きな塊』で考えるから

『時間が必要』と思ってしまうんです。

 

『部屋の掃除』で何をするでしょう?

  • 本を本棚に戻す。
  • 服を掛ける
  • ゴミをゴミ箱にすてる。
  • ハタキをかける。
  • 掃除機をかける。
  • 窓を拭く。
  • 棚を拭く。

コレ全部『部屋の掃除』ですよね?

大掃除の時とかこれを一気にやりますよね?

だから、六時間ぐらい必要ですよね?

 

でも、これ、一つ一つに何分かかると思います?

書いてみましょう。

大雑把でいいです。

 

  • 本を本棚に戻す。 一時間
  • 服を掛ける 一時間。
  • ゴミをゴミ箱にすてる。 30分
  • ハタキをかける。 30分
  • 掃除機をかける。 一時間
  • 窓を拭く。 一時間
  • 棚を拭く。 一時間

これで六時間ですね。

(どんだけ広い部屋やねん!)

 

こうすると、『本を本棚に戻す』ことは一時間ですね。

だから、『一時間の隙間時間』でできますよね?

 

実際に時間を計ってやると、5分も掛からないと思います。

服をかけるのも一緒。

 

『面倒臭い作業』は『たくさん時間を使う』と思ってしまうのです。

 

なぜなら

今まで『さぁ、本を本棚に戻そう』と思ったときに

本を読んでしまって時間が過ぎたからですね。

 

今まで『さぁ、服を掛けよう』と思ったときに

「これ切れなかったら捨てなきゃいけないから確認しないと」

と、ファッションショーをしてしまっていたからですね。

 

ストップウォッチを押して作業をしたら、

読書しませんし、ファッションショーしませんよね?

それが『実時間』なんです。

 

↓書き直しておきましょうね。

  • 本を本棚に戻す。 5分。
  • 服を掛ける 5分
  • ゴミをゴミ箱にすてる。 30分
  • ハタキをかける。 30分
  • 掃除機をかける。 一時間
  • 窓を拭く。 一時間
  • 棚を拭く。 一時間

五分でできると思ったら、ぱっとしますよね?

 

他のも、これぐらい、感覚の違いがあると思いませんか?

ゴミをゴミ箱に捨てるのも、きっと五分でできますよね?

 

 

でも、一度も『時間を計ってしたことがない』から

『だらだらと惰性でやっていた時間』を大雑把に考えていたから

『時間がかかる』と考えたのですね。

 

 

まず、この『時間の感覚の違い』を修正しましょう。

そのためには『実際に計測する』のが一番なのです。

 

それから、時間配分を考えるのですね。

 

次は『時間配分』を考えるための『考え方』を見てみましょう。

 

『プロジェクト』を作ってしまう。

『プロジェクト』というと、明石海峡大橋を作ったりとか

霞が関ビルを作ったりとか、そんな『大きなこと』だけだと

考えていませんか?

 

『私の部屋を掃除する』のも『プロジェクト』なんですよ。

 

『プロジェクト』だと考えずに始めるから

『作業手順』を考えずに実行してしまって

つまったときにやめてしまうのですね。

 

『プロジェクト』は『タスク』でできている。

  • 掃除をする。
    • 本を本棚に戻す。 一時間
    • 服を掛ける 一時間。
    • ゴミをゴミ箱にすてる。 30分
    • ハタキをかける。 30分
    • 掃除機をかける。 一時間
    • 窓を拭く。 一時間
    • 棚を拭く。 一時間

この『本を本棚に戻す』とかが『タスク』です。

こういう考え方は『GTD』の一つです。

気になる人はググって下さい。

 

実際にはもっと細分化しますが、GTD初心者は簡単なのからいきましょう。

 

実際には、こういう『時間の細分化(タスクの細分化)』は

割りきれないところまで割ります。素数にします。

 

『窓を拭く』のも、

  • から拭きする。 5分
  • 雑巾を濡らして絞る。 1分
  • 窓を拭く。 5分

この三つに最低限でも別れますし、窓が複数ある場合

 

  • から拭きする。
    • 南の窓7分、
    • 西の窓8分
  • 雑巾を濡らして絞る。 10分
  • 窓を拭く。
    • 南の窓7分、
    • 西の窓8分

こうなるわけですね。

 

つまりは『七分』あれば、『窓一枚が拭ける』のですよね?

『七分の隙間時間』ってけっこうあるでしょ?

 

ほとんどの『作業』って『複合作業』なんですよ。

それをこんなふうに『細分化』して、もうこれ以上小さくできない、

ところまですると、『一つ一つの作業』はすっごく単純で簡単なことなんです。

 

それを『タスク』と呼びます。

 

これを『部屋を掃除するのに六時間かかる』と『考えて』いると、

絶対に部屋の掃除に取りかかれないですよね。

 

でも『ゴミを捨てるの2分』『服を掛けるの2分』

と考えたら

動いたときに一緒にしてしまおう、とか思えますよね?

 

部屋から出るときに、ナニカ持っていなければ

両手にもてるだけのゴミを持って出て

リビングのゴミ箱に捨てる。

 

これだけでも、部屋は一気に綺麗になりますよ!

 

 

 

別にtogglを使わなくても、紙にメモしてもいけます。

とにかく、『何に何分使っているのか』を知ることが先です。

 

メモするのが面倒くさいし、togglに登録するのが嫌な場合、

ツイッターで呟いてしまえばいいです。

 

  • 右の窓拭いたなう。
  • 左の窓拭いたなう。
  • トイレ行ったなう。
  • 東の棚の本並べ直したなう。
  • 東の棚の一番上拭いたなう。

ツイッターは時間が自動でメモされますので、

そこから一つ一つの作業に対する時間は出せますね。

 

次も、その時間がかかると考えたら、時間の割り振りがしやすいです。

 

時間の計算が面倒臭いひとは、

『時間計算のできる電卓』を使ってください。

 

Windowsなら、基本の電卓にその機能がついていてます。

 

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↑これのオプションで↓『時間』があります。

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スマホにも同じような計算機があるでしょう。

面倒くさがらずに計算してください。

 

 

私は、トイレの時間もtogglに入れています。

『トイレ』って入れるんじゃなく、

パソコンの前を離れるときは『リビング』ってしてるので

『リビング』をクリックしてからトイレに行くんです。

 

私はベッドの上でパソコン作業をしています。

ベッドの上にクッションを置いて、膝に布団をかけて、

両膝にキーボード、右太腿にマウスパッドを置いているので、

まずそれらを、踏まないところによいせ、と避けてですね、

150センチの高床式ベッドから降りてですね、

とことこ歩いて部屋を出て、階段を12段降りて、

トイレ入って、出て、階段を12段登って、

とことこ歩いて、高床式ベッドによいせっ! と上がって、

クッションに座って

キーボードとマウスパッドを膝にセットして、

ベッド下に落ちているマウスを、コードで吊り上げてマウスパッドに置いて

togglをクリック。

 

これで7、8分掛かってますw

 

トイレにこんだけ時間がかかるって知ってました?

けっこうな時間ですよね。

 

『トイレに入っている間』だけが『トイレの時間』じゃないんですよ。

作業を中断してから、再開するまでが『トイレの時間』なんですね。

 

あれ? 前は半時間でできた作業なのになぜできなかったの?

作業遅くなった?

 

いえいえ、トイレ行きませんでしたか?

って話なんですよね。

 

四時間中の七分はたいしたことないですが

半時間の七分は大きいですよ。

 

これで、ちょっと飲みながらやってて二回トイレ行ったら、

15分つぶれますね。

 

だから、トイレは『すぐいって戻ってくる』のではなく

『休憩時間』と『理解』して、四分ぐらい体操するといいですね。

 

ラジオ体操は第一第二をやったら、七分で終わります。

第一だけなら四分です。

 

ラジオ体操って、夏の朝に半時間かかったよ?

という印象のあなた。

 

それは、『集合時間』『音楽の間奏』が入っていたからです。

 

頭の中で音楽を流して、第一と第二をすぐにしてしまえば、

七分です。

これは私の『音楽の速さ』でなので、多少個人差はあります。

 

『ラジオ体操は30分かかる』と『考えている』と、

隙間時間にしないですよね?

 

でも、第一だけをパッとすると『四分』でできるんです。

隙間時間にできますね。

 

体操すると、体の血の巡りがよくなって

頭も働いて、作業効率があがります。

 

 

お金を倹約したいと思ったら、家計簿をつけるのが一番の近道です。

時間を倹約したいときも、考え方は同じです。

 

 

こんなに時間を無駄遣いしているのか!

と『気付く』ことが、時間を倹約する第一歩です。

 

  • こんなに時間がかかってたんだ?
  • こんな短い時間でできたんだ?

これに気付くことが大事です。

 

いきなり体操しちゃだめです。

簡単にできるから、って学生時代以来ラジオ体操してない人は

いきなりに『第一全部』やっちゃいけないですよ。

筋肉痛来ますよ。

 

痛くなると、もうしたくなくなるでしょう?

だから、『筋肉痛がこないように運動する』ことが大事なんです。

『筋肉痛がこないと運動していない』と思うのは、間違い。

 

特に、第二団塊世代以上は、烈しい運動をしてはいけません。

お医者さんに『運動しなさい』って言われたからといって

『スポーツ』をしてはいけません。

 

  • まず、体操から。
  • まず、散歩から。

 

サイボーグ技術が無い現代では、壊れた体は治りませんから。

壊さないように使わないといけないんです。

 

 

ラジオ体操は、『運動をしている人』がするには、『超軽い運動』ですが

『運動をしていない人』がするには『過重な運動』です。

 

最初の一週間は、ラジオ体操の『ポーズを一つ、一秒』やってみましょう。

一秒です。一秒。

それを一週間して筋肉痛が来なかったら、

次のポーズを『一秒』。

 

全部のポーズをスムーズに『一秒』できるようになったら、

10秒ぐらいになっていますね。

10秒なんてすぐできますね。

 

どこででもやりましょう♪

 

これで、関節全部が

ラジオ体操に耐えられる動きをできるようになっていますから

次の週は音楽にのってラジオ体操をしてみましょう。

 

最初の三つぐらいのポーズでやめておいてください。

筋肉痛が来ます。

 

『ここの筋肉使ってる』と『気付いた』らやめてください。

それ以上すると筋肉痛が来ます。

 

『筋肉が意識できた』ということは、すでに使いすぎなんです。

心配しなくても、一秒ずつ増やしていけば、筋肉痛を起こさずに、

ラジオ体操ができるようになります。

 

 

特に頭脳労働の人は、腕を上げるポーズがいいです。

肩の凝りがほぐれ、首の筋肉がやわらかくなって、脳への血流量が増し

頭脳労働がしやすくなります。

作業効率があがります。

ヒラメキも多くなります。

仕事が早く終わります。

もっと時間ができます。

上昇スパイラルぐるぐる♪ヽ(´▽`)ノ

 

時間管理は、実は楽しい♪

時間管理は面倒です。

今までしていなかったことをするのですから最初は非常にやっかいです。

すぐ、管理していることを忘れます。

 

ですが、なれるとても楽しくなってくるんですよ♪

なぜなら、『今日何をしたのか』が『残る』からです。

 

年末にうちの母がよく言うんです。

「今年もあっというまに過ぎたなー!」って。

 

私はあっというまになんて過ぎてません。

毎年時間は長くなっています。

勉強することが多くなって、一日が凄く長いです。

 

それは、時間管理をして、

15分とか、5分とかの時間に注目しているからです。

 

五分ごとに何かをすると、一時間で12種類のことをしてるんですね。

あっと言う間には過ぎません。

 

自分の中の『まとまった時間』を『小さくしていく』。

この質問者さんは、『一時間』が『隙間時間』とおっしゃっているので

三時間ぐらいが『まとまった時間』かな、と思います。

 

togglで時間管理をして、『一時間』でナニができるのか?

是非、確認してみていただきたいですね♪

他のことはもっと少ない時間でしていた!

と、わかれば、『隙間時間』と考える時間がもっともっと小さくなります。

 

『細かい時間でできる作業』を『理解している』と、

 

六時間無いとできない、と考えていたことが

一時間で六分の一を毎日クリアしていくのですね。

 

15分でできること、7分でできること、3分でできること。

↓この表を細かくしていきましょう。

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細かくしていくと『することがたくさん増える』ことに気づきますよね?

 

夜の三分でメールを確認する。

 

普通にメールを確認すると、

一通目の人のメールを一分で読んで、30分で返信。

二通目を……三通目を……となりますね。

 

  • 最初に何通あるか確認して、
  • 上から全員開けて、
  • 『その数の返信をする』ことを先に理解してから返信を書く。

これで、作業は格段に早くなります。

 

普通に一人半時間かけて書いてた返信が、

まとめて書くから、

一通に対してそんなに時間かけたら睡眠時間がなくなる

と、理解すると、時間を有効に使えます。

 

メールの返信が娯楽ならいいですよ?

娯楽時間は絶対に必要です。

一日に半時間以上は娯楽があった方がいいです。

 

でも、娯楽ではない場合は、なるべく短く済ませましょう。

だからみんなメールではなくラインを始めたのですね。

メールほど、返信が長文にならずに済むからです。

 

ただ、メールだとしなかった『チャット』もラインだと簡単にできるので

時間がどんどん削れるかもしれませんがw

 

 

時間管理をしていない人は、

とんでもないところにじゃぶじゃぶ時間を使っています。

やりたいことがないなら、それでいいんです。

時間管理なんて、しないにこしたことはないです。

のびのび生活できます。

 

ですが、『したいことがいつも山積み』しているなら、

是非時間管理をしてください。

 

まずは、togglで時間メモをしてみてください。

 

 

時間の作り方。 | BL作家 晶山嵐の日記

【ライフハック】なぜ『時間は有限』だと気づいたのか? | BL作家 晶山嵐の日記

 

 

【GTD第一歩】隙間時間を巧く使いたい

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2017/02/05 22:35 】

 

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