【小説の書き方、雑談】『誰』を主人公にするのか?

小説の書き方

小説を書いて、推敲を重ねていると、

キャラクターが突然豹変することがある。

 

あんた脇キャラなのになぜ主人公より目立つねん!

みたいなことが、今、発生したw

小説は推敲するもの。

私も、21年からラノベを書いていて

連載でどこかに公開しようかな、と思いながら

『冒頭がピリッとしない』ので半年ほど放置して

22年の冬、『あのネタを追加すれば!』ということで追記し始めた。

21年のの時点で、新書一冊分は書いていたと思う。

 

22年に再着手した最初の一週間で

新書一冊分ぐらい追記した。

 

『キャラが暴れ出した』のでテキストだけでは困難になって

スプレッドシートとか、マインドマップとか使って設定を整頓。

そのハウツー記事も下記ながら

延々と小説を追記していた。

 

そして今!

サブキャラBが、サナギを脱いだ!

 

サブキャラAも、ちょっと前に大成長していたので

書き留めるのに必死だったけど

サブキャラBも、死んでいた筈のキャラCを連れて大変態!

キャラC、冒頭で死んでたやん!

キャラCは『死んだと思われていた』に変更になった。

 

 

ということで、本筋の大幅書き直しが発生した。

メンドクセー…………

 

設定も入り組んでしまってメンドクセー……

と思ってたら、簡単に整頓できる方法を思いついた!

 

必要は発明の母やね!

 

この『メンドクセー』で、『筆を折る』から

初心者は小説を書き上げられないんだろうな、とふと思った。

 

『面倒臭い』は『面白い』かもしれない。

作家が『面倒臭い!』という程の小説は

つまりは、読者にとっては『話が入り組んでいて面白い』と

映る『かもしれない』のである!(握り拳)

 

そもそもが、私がすでに書いていて超面白いので

私と同じ趣味の人は面白いだろう。

 

pixivを見てて、何回か見たことがある

  • 『こういう話を書く予定だった』
  • 『こういう話になる予定だった』

けど

『壮大すぎてまとめきらないから挫折』

 

『挫折』って、自分で書いてある作品があったんだよ!

 

そんなの『挫折』じゃなく

『思いついたら続けます』って『放置』しておけばいいのに!

 

pixivなんて、無料公開なんだから

好きにしたらいいのに。

 

『挫折』って『自分で確定』してしまったら

『その話についてのネタ』は『浮かばない』んだよ!

 

そして『私にこのレベルの話は書き切れない』と

『断言』してしまうことで

『そのレベルの話』は『浮かばなくなる』。

そもそも、浮かんでも『着手しない』という『選択』をしてしまう。

 

『壮大な話』は誰でも思いつく。

でも、大多数の人は『扱いきれない』として

『あきらめる』という『選択』をしてしまうんだ。

 

それはつまり、

『その壮大な話でヒットさせたい』

つまりは

『プロ野球選手になる!』とか

『プロゴルフ船首になる!』とか

そういう『夢』と並んでしまうから。

 

プロアスリートになるには『生活を犠牲にする』必要が

多少はある。

けど、『小説を書くこと』なんて、スマホがある今では

電車の中でだってできることなんだよ。

 

『挫折』なんてしなくていいんだよ。

『放置』でいいんだ。

『面白いネタを思いついたらまた書くね』で、放置したらいいんだよ。

 

そして、別に『ヒットしなくていい』んだよ。

 

絵はがきを書く人が、絵はがきでプロになりたいなんて

殆どは思ってないよ。

『楽しみ』のために絵はがきを書いてるんだよ。

 

なんで、小説家だけが

『プロにならなきゃいけない』

『書き切らないといけない』そう思っているのか。

 

趣味で楽しんで書いて

趣味で公開していれば

焦ることなんて何一つないのに。

 

趣味で書いて楽しいから、

数を重ねてうまくなって

うまくなるからスカウトされるんだよ。

 

『小説を書くこと』自体が『楽しくない』のに

プロ作家になりたいとか、本当に小説家を舐めてる。

 

とにかく

『作家が面倒臭い』なら

それを乗り越えて『完成させる』ことで

読者はすごく楽しんでくれる!

その可能性が高い!

 

『面倒臭い』は『面白くなりやすい』

そう考えると、モチベは続き安いと思う。

 

『キャラが暴れる』とは?

小説を書いていく上で

『キャラが一人歩きする』ことがある。

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

そんなキャラだと思ってなかったのに、

なぜあなたはそこに出てきたのか?

そして、我が道を行くのか?

待って待って! 書き留めるの間に合わないから待って!

 

 

そんな状態になることがある。

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
さぁ……この先どうしようかな……?

と思ったら

『ハイハイハイハイ! 俺行く俺!』

と、満面の笑顔で挙手して駆け出て行くキャラもいる。

 

 

一人称を書き込んでいたら、

『これ、前に別のエピソードがないとここがつながらない』

そういう理由で『前のエピソード』を書いていると

『もう一つエピソードがいるな』と、

どんどん追記していって、

立派な『メインキャラ2』になることもある。

 

 

こういうのは『小説を書き始めたとき』ってわからないんだ。

 

もちろん、漫画でも

『下絵をきっちりなぞってペン入れする人』がいるように

小説でも、『プロットを崩さずに書き切る人』はいるだろう。

 

私は、『プロットはあくまでも「自前の地図」』扱いで

小説を書いていけば、プロットが変わることはよくある。

 

私は、漫画を書いていたときも

下絵をなぞらない人間だったww

技術力が足りなくて、『なぞれない』というのもあったけど

結果的にはそれでも『うまく見せる』努力でどうにかしてきた。

 

だって、公開後の絵を見た人は

下書きを知らないんだから、

下書きはどうだっていいんだよ。

 

小説も一緒。

プロットや第一稿で公開するわけじゃないんだから

そこらへんが曖昧でも『自分が書ける』ならいいんだよ。

 

『小説の地図』は結局

『小説を書き終わって公開する寸前』にようやく

『公開地図』になる。

それまでの『自前の地図』なんて、

目測で書いてるんだから、変わる。

 

それが前提で小説を書いている。

 

そして、『プロット通りにならない』時のほうが

面白いものになる。

 

なぜなら、『プロット通りに書く』ということは

『小説を思いついた最初』から同じだったということ。

キャラクターも、ストーリーも

『作家の統制下』にあった、ということ。

 

『プロット通りにならない』ということは

キャラクターが勝手に動いた結果

プロットから話が多少ズレル、ということ。

 

つまりは『その方が面白い』から、

『作家がそちらをストーリーに採用した』ということ。

 

簡単に言うと

『キャラが暴れる』ほうが

『最初の想定より面白くなる』。

だから、作家は『キャラが暴れる』ことを許す。

 

そして『暴れるキャラ』は確実にファンがつく。

 

だから『キャラが言う通りに動かない』と思ったのなら

『プロット通りに!』とか思わず

キャラクターが動きたい通りに話を作ってやればいい。

 

 

再)小説は推敲するもの。

小説を書き始めた初心者はとにかく『書こう!』とする。

 

もちろん、『小説』なんだから『書く』のが当然なんだけど

無理やり書こうとして書けるものじゃないんだ。

 

今手元に、100均で買ってきた

ケーキ作り用の生クリームが一本あるとする。

小さいよね? クッキー一枚に持ったら無くなるようなサイズ。

それが『初心者のネタ』なんだよ。

 

最初はちゅるっと出るよね。

だから、書くよね。

私って天才じゃない! って思うよね。

 

でも『100均のチューブの中身』なんてそもそも容量がないから

『ネタ』はすぐに切れる。

 

だから、『絞り出す』羽目になる。

それでも『物理的にもうクリームがない』から

どうやっても出ない。

 

だから『書くのをあきらめる』という『選択』をするか

『書けない書けない』と発狂する。

 

 

『小説をするする書ける人』というのは

『100均のチューブ』ではなく

『全部手作り』なんだ。

 

『100均のクリーム』なら買ってきたらそのまま使える。

でも『手作りホイップクリーム』はそうはいかない。

 

  1. 卵、バニラエッセンス、砂糖……材料をまず揃える。
  2. 卵を卵白だけにする。
  3. 卵白をメレンゲにする。
  4. メレンゲに砂糖とかを加えて、もう一度泡立てる。
  5. それをホイップクリームの絞り器に挿れる。
  6. 絞り出す。
  7. 足りなければ、また材料から作る。

こうやって『ネタを小説にする』んだ。

 

『材料(ネタ)』は『近所(日常)』から調達する。

スーパーが近くにあるとか、農家が近くにあるとか、そういう状態。

甘さも、泡の固さも自由自在。

 

初心者は、山奥に住んでいて

100均に行くのも片道四時間とか、そういう状態。

そして『貴重なクリームだから』と最後の一滴まで使おうとする。

 

全部手作りで作るホイップクリームなら、

『もう一つ分また作ればいい』と『わかる』のに

100均のではソレができない。

 

ホイップクリームを作るのって案外簡単だけど

100均のを毎回使っていたら

『作り方がわからない』からできない。

 

100均のクリームでも、けちらずに100コ買えばいいけど

100均に行く人ってそういうことしないよね。

一個ずつ買うよね。

だって『容量がわからない』から。

 

一個買って一個使って

足りないと思って買い足して……

結局は、手作りで一気に作った方が安上がりだった、とかよくある話。

 

 

『これが最後のネタ!』だと思うから

『この話面白くなるのかなぁ?』と思っても

『これを書かないと!』という強迫観念によって

『面白くない話』に人生を浪費してしまう。

 

 

『立ってる位置が違う』。

 

それが、『できない初心者』と『できてる人』の『違い』なんだ。

 

『書けるところだけ書いて放置』。

これを繰り返せば、

 

そういうことは『おのずとわかる』んだけど

『少ない数で書いて成功したい』とか思ってるからそれをしない。

 

『成功する人』って『最短距離を行こう』とか考えてないよ。

 

やりたいだけやって、ふり返ったら成功って言われてた、

そういう人が多いよ。

 

『一度成功したから』その『成功体験』を元に

『二回目移行は』『ショートカットができる』。

 

つまりは『一度も成功していない』のなら

『ショートカットはできない』んだよ。

 

『小説を書く初心者』が『ショートカットを狙う』のは

そういう理由でムリなんだ。

これは『小説を書く』ことだけじゃなく

どの分野でも同じ。

 

ただ、Aの分野で成功した人が

Aの成功体験を元に、

Bの分野でショートカットを思いつく。

こういうことはありえる。

 

だから『小説初心者』でもそういう勘がいい人は

すぐにヒットするよね。

 

でも、何作か小説を書いて、ヒットしないなら

それは『現時点でそういう勘は働いていない』から

『初心者として』『多作』して

経験値を稼いだほうが、早くうまくなるんだ。

 

 

それと同時に

『多作』することで、『情報が増える』ために成功しやすくなる。

つまりは『一本の小説』だとしても

『それで公開する予定がない部分』。

 

つまりは、『Aの小説』では『Aが主人公』だけど

『Aの小説に出てくる「キャラB」』を

『Aの小説』を書いている最中に

『Bの小説』として別ファイルで書き留めておく。

すると『Aの小説』を終わった後

すぐに『Bの小説』にかかれる。

 

そうやって『今書いている小説には関係ない』ことでも

延々と『ファイルに書き留める』ことで

『ネタ』は無尽蔵に増えていく。

 

あとは、好きなところだけ小説にすればいいだけ。

 

これが、『書いたらネタは浮かぶ』というプラスの罠。

『書かない』と、一生分からないことでもある。

 

そうやって今、私も、今書いている小説の

サブキャラの一人称を書いていたら

死んだ人が生き返った! ぐらい、話が変わって苦笑しながら

この記事を書いているw

 

でもねー、たのしーよー♪ヽ(´▽`)ノ

 

キャラが自分勝手に動き回ってるのは、楽しい。

 

思わず、サブキャラBを主役にしたくなったけど

Bは頭のおかしい人なので、この人を冒頭に書くと

読者がドン引きするから、そういうことはできない。

 

でも『現時点の主人公のストーリー』より

派手なことをしでかしてくれている。

 

つまりは

主人公に『これより派手な見せ場』が必要、ということ。

 

主人公には、ちょっと前に『見せ場を追加した』所なのに!

これ以上の見せ場とかーっ!!

 

そうやって笑いながらのたうちまわっているのが今w

まぁ、笑ってるんだけどね。

 

なんというか

経験上『できる』って分かってるから。

 

『書いていればそのうちネタは浮かぶ』だろうし

『浮かばなければ放置する』

最悪、すでに新書三冊分書いたけど、お蔵入りするかもしれない。

 

でも、『主人公の派手な見せ場』が思いつかないなら公開しない。

 

それだけの話。

 

現状でも、『サブキャラB以上の見せ場を主人公に作った』としても

冒頭が腑に落ちないから公開はしない。

 

21年に書いたよりは、随分冒頭もマシになったけど

なんかいま一つパンチが足りない。

 

たとえるなら、

  • 『だから公開しない』のがプロ。
  • 『書いたから公開する』のが初心者。

それは言えるかもしれない。

 

『これじゃ読者が面白くない』なら公開しない。

『きめつのやいば』の主人公が、当初、

30代ぐらいの男性であったことは

けっこう有名だと思う。

 

『読者受けが悪いから』と、子供になった。

 

それぐらい『公開前に話は変わる』ものなんだ。

主人公が変わるぐらい、変わるものなんだよ。

やっぱり、巨大出版社の編集サンは凄い、の一言につきるけど。

 

それを、こねくらずに『そのまま公開する』から

『ネタはいいのになぁ』とかで一作でつぶれる。

 

だから、初心者の人じゃなくても

『これって面白くなるのかなぁ?』と思ったら

『放置』して『次の小説に取りかかる』。

その『覚悟』を持って書き始めるといい。

 

『書いたから公開する』は『初心者の経験値をあげる』ためのもの。

 

ドラクエでたとえるなら、

スライムとかオオミミズを倒して経験値を稼いでいる状態。

 

こういうゲームだと『中ボス』を倒さないと物語は進まない。

それでも、ザコであるオオミミズにも勝てないなら

オオミミズで経験値を上げるしかない。

 

初心者ってそういう状態なんだよ。

 

オオミミズを楽勝できるようになって初めて

『隣の町』に行くよね。

 

なれたゲーマーは、詩に者ぐらいで隣町にいって

一つ上の装備を買って、オオミミズに無双するかもしれないけど

殆どは、『オオミミズに勝てない』なら、

『隣町に行かない』よね。

 

それを『プロ作家になるから!』って

こん棒でラスボスに向かってしまうから

『一行目が書けない!』になる。

 

ラスボスが狙えるレベルになって初めて

『オオミミズ、ウゼ! 「魔物除けの聖水」で排除!』とか

するよね。

 

オオミミズに勝てないのに、

『魔物除けの聖水』を使ったりしないよね。

 

方法の一つとして、

  • 初心者は『多作して公開する』これが最短で経験値を稼げる。
  • 上級者は『多作することでネタが無尽蔵に増える。

 

『一本の小説の中で多作する』ということは

『作り込む』ってことになるから。

小説はどんどん面白くなる確率が高い。

 

もちろん長くもなるので、

公開場所が限定されることはあるだろうけど

そんなの関係なく、好きなだけ書いて

書き終わってから公開先を選択すればいい。

 

今は、アマゾンで、無料で自費出版もできるんだから。

 

まとめ。

書いている内にサブキャラが活躍しだしたときにすること。

  • 主人公をサブキャラに交代する。
  • サブキャラ以上に主人公の活躍シーンを作る。

 

楽しんで書いてますよ~♪ヽ(´▽`)ノ

 

 

【この記事を書いた日 2022/12/30 11:09 】

'22もおわりますなー! 

良い一年でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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