ハードエロ話を書いている所でなんですが
英雄が好きです。
なぜなら
強いから。(笑)
英雄色を好む、と昔から言いますが、
まさしくそれが、好きです。
強いから美女を選りすぐれる。
強いから他より優れたものを集めることができる。
始皇帝の元に、アレキサンダー大王の元に、
世界中の『素晴らしいもの』が集まった。
でも、今更始皇帝の人生を描こうとは思わない。
私が、英雄を、作りたい。
わけです。
他にはいない、私だけの英雄。
(なんてステキな響き……キラキラ)
まぁ、王子様シンドロームの亜種なだけだと思いますが(笑)
光源氏の、紫の上調教とか、男なら夢でしょう!(握り拳)
(調教って言うな)
さぁ、英雄を書こう、としたとき。
- 始皇帝を例にしようか?
- ナポレオンを例にしようか?
- あんな政治体制勉強すんのやだ。
- ナポレオンが何したか知らない、上に、興味ない。
じゃあ、どうするか。
ナポレオンを描くのじゃ意味がない。
だってすでにナポレオンは英雄だから。
じゃあ、ナポレオンを倒した英雄を描いたらどうだ?
書き始めたきっかけは違いますが、赤狼の世界はそんな世界。
大陸を制圧した蛮族キラ・シの王、という、キラ・シからすれば超英雄のガリ・ア。
その超英雄を倒す、超超英雄の夕羅(笑)
夕羅さん凄いよかっこいいよっ!(ヒューヒュー!)
そんな世界が描きたかった。
で、私の知識量的に、
頭脳戦の英雄は書けない(ナポレオンみたいなややこしい時代は無理)なので
モノで勝負!
青銅器時代に鉄器を持った部族。
そりゃ当然勝ちますがな。
道具が違う?
だが勝ったことに違いは無い。
他より先に強い道具を手に入れる、その運も英雄の実力の一つ。
色気
ってのはどこにでもありますが
『時代の変遷』も私は色気だと思います。
『言葉が違う』というのも色気です。
- 言葉が通じないのにどうして喋ろうとする?
- その相手にコミュニケーションを取りたいだけの価値がある、からです。
言葉がわからないから、って史留暉みたいな美青年が目の前にいて、
そしてそれを手に入れられる場所にいたら、喋りたい! でしょう。
- セックスできればいい?
- 愛を囁きたいでしょう?
- 愛を囁かれたいでしょう?
- つまりは、愛されたいでしょう?
- そのために、言葉を交わしたいでしょう?
- 言葉が、必要でしょう?
言葉が違うけど勉強するでしょう?
その『努力』が色気、だと思ってます。
アレキサンダー大王は、最初の奥さんと、
生涯言葉が通じなかったかもしれない、という話を聞くと哀しくなります。
女の人の方が順応性は高いのに、
旦那の言葉を覚えようとしなかったのだな。
愛されていなかったのかな。と。
だからヘファイスティオンにすがるしかなかったのかな、とか……
文化が違う、言葉が違う、肌の色が違う、髪の色が違う。
もとより
性別が違う。
だからこそ、男は女に色気を感じ、女は男に色気を感じる。
『違う』というのが『色気』の最大の要因、だと私は思います。
そして、
同じ価値観の人たちだけの中では生まれないもの。
それが英雄。
人とは違うから、
突出して上に立ったから、
だからこそ
『英雄』。
『違う』ことの最高峰。
それが『英雄』。
色気の塊ですね。
英雄が好きです。
その人が英雄になるための努力も、そうなるために思考した総ても……
そして、英雄になったあと追い求める快楽への追求も、好きです。
快楽というのはセックスだけの話ではないです。
お気に入りの茶器を出してお茶を飲む。
それも快楽の一つ。
私なんか、面倒でそんなことしてられません。
ですが、わざわざ、気をつかって洗わなければいけない茶器を出してきてお茶を飲む。
その『わざわざ』が快楽を追求しているわけです。
- 書きやすいボールペンを求める。
- 見やすいTVを求める。
- 使いやすいパソコンを求める。
- 居心地のよい布団を求める。
- 自分に似合う服を求める。
- 自分を綺麗に見せるために化粧品を求める。
- おいしい食事を求める。
- インテリアを調える。
全部、自分の快楽を追求しているのです。
自分を満足させる。
それは自分が快楽に浸ることができる、ということ。
快楽……ここちよく楽しむ。
英雄が、英雄の力を持って世界中からかき集める快楽の数々。
美女然り、美少年然り、王宮然り、黄金然り、技術然り、巨大軍隊然り……
英雄を彩るさまざまの『快楽』達。
- 一般人では手に入らないそれら。
- 一般人とは『違う』ものを集める英雄。
英雄の色気はそこにもあります。
快楽の中の最高級。『英雄』の姿。
- キラ・シの英雄ガリ・ア。
- ラスタートの英雄ラキシタ。
- マリサスの英雄ナール・サス。
- ナガシュの英雄ジャラード。
- 大陸の夢、史留暉皇太子と沙射皇帝。
- そして、それらの上に君臨する、英雄夕羅。
よだれが出るほどの色気達です。
もっと巧く彼らを書きたい。