【ネット小説を読んでほしいなら】広報を的確にする

小説を書いた後

ネット上のどこかに小説を公開して、それを読んでほしいからツイートする場合。

的確に広報して、もっと読んでもらえるようにしましょう。

 

もったいないから!

ちょっとの工夫で、読んでもらえる確率は上がるんですよ♪

 

時間がないあなたは、一番下の『まとめ』をどうぞ。

 

 

ツイート方法 悪い例。

ツイート方法、ワースト0(ゼロ)

SNSに投稿したけどツイートしない。

 

論外ですね。

でも、あなたは、公開したらツイートしてますか?

『ここに面白い小説があるよ』と知らせなければ

どれだけ小説を上手にしても、読まれない、ということを
肝に命じましょうね。

広報をしていないなら『読まれない』のは当然なんです。

あなたの小説が『読まれない』のは、『ヘタだから』ではないのですよ。

 

一人で活動しているのなら、

『小説をうまくすること』より、『広報』が一番大事です。

 

『文章を巧くする』ことに血道を上げる人には信じられないでしょうが、

  • 小説は、『ヘタでなければ』読んでもらえます。
  • ヘタでも『ネタがよければ』ファンがつきます。

 

そして、広報をしなければ、

どれだけ巧い小説でも売れません。

 

日本の技術力は素晴らしいのになぜ、

  • ロボット掃除機はルンバなのか?(アメリカ製)
  • スタンド掃除機はダイソンなのか?(シンガポール製)

これは日本の会社の広報がヘタだからです。

 

『ロボット掃除機を作る技術力はある』のに

それを『ロボット掃除機に使わなかった』からです。

 

キリスト教の国々は、『布教』を『普通にする』ので

『広報が得意』なのです。

 

『良いものを広めればみんなが助かる』。

そういう『思い』で『「良心から」布教(宣伝)をする』のです。

 

でも日本人は『宣伝は悪いこと』。

『自分の自慢をするのは悪いこと』。

そう教育されているので、『広報がヘタ』なのですね。

 

戦国時代は、日本の宗教である仏教も不況をしていました。

織田信長が、寺を封じ込めるためにそれらをやめさせたのです。

そこから『日本人は広報がヘタ』になったのでしょう。

 

 

自分のお気に入りを人におすすめするときでも

  • 『こんなものすすめたらどう思われるかしら?』とか
  • 『もっといいものを持ってたらどうしよう?』とか

そんなことを考えてすすめるのをやめるのです。

 

考えすぎ!

特に、『小説』は『娯楽』です。

『ここにあなたが好きな小説がありますよ』と

『同じ趣味の人に教える』ことのナニがわるいのでしょうか?

 

あなたのフォロワーはあなたのファンです。

そのファンの人に『新作が出たよ!』というのは

『押しつけ営業』ですか?

 

違うでしょ?

 

ファンにとっての『嬉しいニュース』でしょう?

違いますか?

 

あなたがジャニーズの『嵐』のファンだった場合

『嵐』の公式ツイートで『新曲が出ます! 買ってね!』って書かれたら

宣伝ウザッ!

そんなこと思いますか?

待ちに待った新作が出た! って喜びませんか?

 

考えてみてください。

なぜ、『嬉しいニュース』をツイートするのに
『【宣伝】』とか、『ただし書き』で
『お断り』をしないといけないのですか?

 

素直に『新作』って書いたらいいんですよ。

 

『宣伝』という言葉に悪いイメージがあると思うのなら

『広報(こうほう)』と言い換えましょう。

 

大きな会社には必ず『広報部』があります。

それぐらい『大事なこと』なんですよ。

 

  • 『読めるけどヘタな小説』
    • 広報は巧い。
  • 『巧い小説』
    • 広報がヘタ。

この二つが有る場合

『ヘタな小説』のほうが売れるのです。

 

なぜなら『広報が巧い』から。

 

実例としては私ですねw

小説はそれほど巧くないのですが、広報力で売れてました。

 

昔はSNSとか無かったので『販売スペースを目立たせる』という

この一点で、人目を引いたのです。

  • 目立つ表紙を作る。
  • スペースに目立つ垂れ幕をつける。
  • 本を両隣より積み上げる。

この三点を使えば、あなたも、前回より売上はあがります。

『本を両隣より積み上げる』これが一番です。

 

なぜなら、『大量搬入しているサークル』は

『売れるからそれだけ持ち込む』という

購入者側に自然な『思い込み』があるからです。

 

そもそも『本を積み上げている』と

『遠くからでも目立つ』のです。

 

数千サークルが参加しているなかで『目立つ』ことは

最大の広報です。

 

別に、呼び込みもしていません。

チラシも渡していません。

 

けれど、『本を積み上げる』だけで

『売れてるサークルだ!』と『思われる確率はあがる』のです。

 

こういうのも『広報』なのです。

フルカラー表紙は予算によりますが、

『本を隣より積み上げる』なんて、無料で今すぐできるでしょう?

 

100冊印刷したのなら、全冊搬入すればよいのです。

 

 

今はSNSでオンライン小説がメインです。

だから、SNSを使っての『広報』がメインになります。

 

『文章力』を上げる前に、『広報力』を上げましょう。

  • 黙っていても、『うまく』なれば有名になれる

のは、

  • 奇跡であり
  • 天才だけ

だと理解しましょう。

     

    『小説を書く』ことの天才は、
    『小説の書き方』のブログなんて読んでません。

     

    つまりは

    このブログを読んでいるかぎり、あなたは天才ではないのですから

    秀才になりましょう。

     

    秀才でも一流になれるのです。

     

    天才は生まれつきです。目指せません。

    秀才になるために、秀才への努力をしましょう。

     

    ツイート方法、ワースト1

    「小説書いたよー」

    アドレスもタイトルも書いていない。

     

    全員があなたのTwitterのプロフィールを読んでいるわけではないです。

    殆どの人は、タイムラインしか見ていません。

     

    広報をしない人の考え方の一つとして

    私が書いた文章は
    隅から隅まで読んでもらえている。

    そういう勘違いがあります。

     

    読んでませんよ!

    読まれてませんよ!

    普通の人は『文章なんて流し読み』です。

    多少の誤字があっても気にしません。

    自分が気に入ったフレーズや萌えがあれば満足なんです。

     

    だから、『文章力の上達』ではなく『ネタ』『萌え』が重要なんです。

     

    どれぐらいさらーっと読んでいるかと言うと

    2000文字を30秒で読みます。

     

    『熟読した場合』最近の読書文字量は

    一分間で300文字を切っています。

     

    2000文字を30秒で『見る』ということは

    本当に『流し読み』をしているのです。

     

    ネット上のテキストなんて、そういう扱いなんですよ。

    だから、『文章の上達』は『二の次』で良いのです。

    『数学の教科書レベルの、読める文章』であれば良いのです。

     

     

    だからこそ、『見えるところにリンクを置く』ことが重要なのです。

    『新作出たよ』ツイートに、URLを入れないといけないのです。

     

     

    私が好きなら

    いちいちプロフィールからサイトに来て、

    たくさんのメニューの中から

    最新小説を探しなさいよ。

     

    そう言って見てもらえるのは、

    年収一億円以上あるようなトップ小説家だけです。

     

    これで、『ちゃんと告知してるのに!』というのは、無理です。

     

    ただ、悲観しないでください。

    殆どの人は、これです。

     

    ネット小説とかいうより、ネットショップのオーナーや

    ナニカの集まりの幹事でもこういう場合が多いです。

     

    というか、ツイートにもURLがなく

    プロフィールにもサイトを書いていない。

    え? どこにいけば告知が見られるの?

    私も、そうやって探したことは数知れないです。

    90%の確率で、私はその情報をあきらめます。

     

    あなたも『変なツイート』で『告知』をするから

    『読むのをあきらめられてる』んですよ。

     

    つまりは

    『作家のほとんどが広報なんて気にしてない』のです。

     

    ですから、広報に力を入れれば、

    同じ実力の人より簡単に上にいける

     

    ツイート方法、ワースト2

    「小説のタイトル URL」

    のみ。

     

    友人が義理でクリックしてくれるかもねー。

     

    これで、『ちゃんと告知してるのに!』と思っているのはあなただけ。

    『なんのリンクなのか』を説明しないと、クリックすらしてもらえません。

     

    ツイート方法、ワースト3

    「小説のタイトル URL 読んでね!」

     

    『読むかよ』

     

    内容も書かずに読んでね、とか時間泥棒にもほどがあります。

     

    これで、『ちゃんと告知してるのに!』というのは、まぁ無理です。

     

    ツイート方法、ワースト4

    「小説のタイトル URL 読んでね! 【拡散希望】」

    『拡散希望』と書いたら『拡散されやすい』とどこかで聞いたんですね。

    1. 新しいことを調査してる。
    2. 調査して、それを自分のマニュアルにおとしてる。
    3. そして、『実行している』
    4. 読んでほしいと努力してる。

      この四ステップは素晴らしい!

       

      これすらしてない人が多い中、けっこう目立ちます。

      目立ちますが、ちょっとだけ残念。

      現在では『悪目立ち』です。

       

      もう一歩先を見ましょう。

       

      『新しいことをしよう』『読んでほしい』というのは凄くわかるのですが

      『拡散』ということを、少し考えてみましょう。

       

      Twitterが拡散されるのはなぜ?

      • 『そのツイートが面白い』からですよね?
      • 『そのツイートが単体で面白い』からですよね?

      連続ツイートを全部リツイートしてくれる人はまれです。

      Twitterは大体、『1ツイートで書き切る』ことが重要です。

       

      連続ツイート常連のお前がいうな、って言われるでしょうが

      どうでもいいツイートはテキトーに連続してますし

      重要だと考えているツイートは、
      連続ツイートでも読み切りで投稿しています。

       

      「小説のタイトル URL 読んでね! 【拡散希望】」

      このツイートって、単体で面白いですか?

       

      『拡散希望』って書いているあなたは

      他の人が『拡散希望』って書いてたら、無条件でリツイートしますか?

       

      『全部』してますか?

      してませんよね?

       

      それなら『拡散希望』と書いただけでリツイートされないのは

      わかっていますよね?

      あなたがしないんだから。

       

      『あなたがリツイートしたツイート』ってどんなのですか?

      1. 凄く勉強になった。
      2. 他の人にも知らせたくなった。

      ですよね?

       

      「小説のタイトル URL 読んでね! 【拡散希望】」

      こういうツイートって、そこに入りますか?

       

      熱烈なファンが『新作ツイート』を見たなら、

      このツイートだけでも拡散してくれるでしょう。

       

      でも『ネット小説を読んでほしいなら』という

      タイトルの記事を読んでいるあなたは

      『読まれていない』のですよね?

       

      つまりは『拡散されていない』のですよね?

      それなら、こういうツイートをしてはいけないのです。

       

      広報ツイートの最低レベル。

      広報ツイートの最低ランクw

      ↓私のツイートですw

      ツイートの中に下記の『情報』が入っています。

      • 公開先
      • 成人指定かどうか(エロだけ目指してる人はクリックしてくれる可能性高い)
      • 作者名 ← これ絶対!
      • URL

      pixivからだと、

      ツイートしようとすると

      自動で名前が入るので忘れることはないと思いますが

      他の公開先だと『ペンネームが書いてない』ツイートが多いです。

       

      Twitterアカウントにペンネームが書いてあるから、と思って手を抜かない!

      『あなたのペンネーム』は『最大の広報材料』なのです。

      『ペンネーム』を前に出して出しすぎということはありません。

       

      ツイートにペンネームは入れましょうね。

      特に、Twitterアカウント名とペンネームが違う人は必須ですよ。

      ペンネームの決め方のせいで売れない可能性もある。 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

      広報ツイートの最低レベル。プラス1

      これも私のツイートです。

       

      とりあえず、カップリングがあったら、カップリング書く。

      作者が切れててもいいから、なんか書く

      f:id:amakawawaka:20180717120152j:plain

      f:id:amakawawaka:20180717120156j:plain

      f:id:amakawawaka:20180717120200j:plain

      ↑一番下とか、もう広報じゃないですね。

      こういうのは、本来なら別ツイートにするべきです。(自戒)

       

      私のはエログロが多いので、あまり広報してません。

      それでも、これぐらいは最低書きます。

       

      たまに、疲れてて、とにかく

      Twitterで告知して寝た、とか言うのもあるので

      毎回毎回やるわけじゃないですが、大部分はやってます。

       

       

      私内ベストツイート。

      ワーストばかり書いてたらなんなので、

      私のTwitter歴史の中でさん然と輝くw 2300リツイート超えたツイートを

      ごらんにいれましょう!

      ↓これです。

      f:id:amakawawaka:20180717121005j:plain

      ↑【この記事を書いた日 2018/07/17 12:10 】現在で、

      2300リツイート! 2055ファボ!

       

      ↓実際のツイート。

       

      ↑さん然と輝いてますねw

       

      小説だから画像貼れないから目立たないとか、馬鹿言わないように。

      画像はどうやってでも作れます。

       

      この画像も、リンク先のブログのスクリーンショットです。

       

      あなたの小説を見映えよく表示した状態で、

      クライマックスなど、

      • 『一番文章が綺麗だな』
      • 『続きが気になる!』

      そういう部分をスクリーンショットして、

      広報ツイートに添付すれば良いのです。

       

      目の前にある、パソコンなり、スマホなりをちゃんと活用しましょう。

       

      スクショを撮ってツイートすれば ↓ こんなに目立つのです。

      f:id:amakawawaka:20180717121005j:plain

      『モノ書きだから「絵を作れない」』というのは甘えです。

       

       

      まとめ。

      Twitterで作品の告知をするときに最低限必要なこと。

      • 公開先
      • 成人指定かどうか(エロだけ目指してる人はクリックしてくれる可能性高い)
      • 作者名 ← これ絶対!
      • URL

       

      • 広報のために追加したいこと。
        • 内容の概要。

       

      • 広報の為に一番いいこと。
        • 煽り文句。

      『煽り文句』というのは、商業誌の帯についているような

      14文字ぐらいで『目を引く文章』を書いてしまう、ということです。

      『自分のキャッチコピーを自分で作る』ということですね。

      小説家は『文字で勝負』しているので

      こういうところは目立てる部分の筈です。

       

      短文になればなるほどむずかしいので慣れが必要です。

      小説が巧いからといって、キャッチコピーが巧いとは限りませんが

      キャッチコピーが巧ければ、小説も面白いかな、と思えます。

       

      だって『文章で目を止めさせた』のですから。

       

      あなたは『小説家』なのですから、

      • 『文章でヒトサマの目を止める』
      • 『文章だけであなたを好きになってもらえる』

      そういうスキルが必要なのです。

       

      そういう『目的をもって』Twitterで告知しましょう。

       

      最初はできなくて当然です。

      100回やりましょう。

      すぐになれます。

       

      • 小説を書いた後は広報!
      • 小説を書く前から広報!
      • 小説を書いてる間も広報!

       

      見てもらえない文章を、どれだけ鍛練しても無駄なんです。
      まず、『見てもらえる状況』を作りましょう。

       

      そのためには、広報が必要なんです。

       

      自分で宣伝するのがいや、というひとは

      お金を払ってアドバイザーを雇うか、

      白馬の王子様が現れるのを待ってください。

       

       

      『ちゃんと』『広報しなきゃいけない』ということを、知ってください。

       

      あなたの小説を、より多くの読者さんに届けるために!

       

      エンジョイ! & サンキュー♪

      【この記事を書いた日 2018/07/17 12:24 】

      【この記事を更新した日 2021/05/16 9:33 】

       

       

       

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