【小説の書き方】作業メモを取らないから小説が書けない

小説の書き方

小説を書くときは、小説を書いている編集画面だけ出している方が良いですね。

『書く』だけに集中できます。

 

  • B小説を書いているのに、A小説のネタが浮かんだ、とか。
  • B小説のA部分を書いてるのに、C部分を思い付いた、とか。

これ、絶対に忘れちゃいけないことですよね?

 

こういうとき、どうしてますか?

 

小説を書くためには『集中できる』環境を整えるのが

第一です。

 

ですので、

それと同じソフトで『作業メモ』用のファイルを作っておくといいです。

 

小説を書くときの『作業メモ』とは?

小説を書くときの作業メモとは

『今書いている小説以外のネタ』が浮かんだときのことです。

 

その『ネタ』は小説のことだけではなく

ふと「あ、歯磨き粉、買い足さないと」とかあるでしょ?

 

そう言うときに『それをメモしない』状態でいると

ずっと頭に『歯磨き粉歯磨き粉……』とあって

結果的に、『小説を書くことに集中』できなくなるんですね。

 

それが、

  • B小説を書いているのに、A小説のネタが浮かんだ、とか。
  • B小説のA部分を書いてるのに、C部分を思い付いた、とか。

これ、絶対に忘れちゃいけないことですよね?

 

こういうときに、

  1. 『A小説のネタ』や『C部分』を
  2. サッと(10秒以内。できれば5秒以内)
  3. 別のファイルにメモして
  4. B小説の続きを書く。

 

これが、『小説を素早く書く方法』につながるんです。

 

今はB小説を書いてるんだから、B小説を書き続ける。

そのほうが、『B小説は上がりやすい』です。

 

この時は『メモするだけ』で『考える』ことはしてはだめです。

 

『考えて』しまった時点で、B小説への集中力は消えてます。

そうなると、B小説に戻るより

『考えてしまったメモ』を書いていく方が良いのです。

 

小説を書いているときの『作業メモ』の実例。

小説をずっと↓こう、書いてますよね。

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その時にふと↓こういうことを思い付くんですね。

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こういうのは、考えずに三秒で書いてしまって

速攻、元の小説に戻るんです。

 

考えるのはあとですればいいです。

 

ただその時に、↓こんぐらい書き留めてしまうと

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これは、『元の小説』への集中力はなくなっているので

このメモを書き進めた方がいいです。

 

つまりは、これがこの部分の『第一稿』ということになります。

 

思い付かない部分は行をあけて放置。

セリフだけ書き留める。

 

第一稿なんで、そういうのでいいんです。

あとから埋めていけばいいんですから。

 

というか『本筋に使うかどうかもわからない』わけですから

『メモ』には時間をかけないでいいんです。

 

ただ『思い付いたことは全部書き留める』ことだけはします。

 

『思い付いたこと』を『書き留めない』と枯れる。

『思い付いたこと』を書き留めずに、その都度忘れていくと

『思い付かなくなる』ので、注意。

 

『思い付く』というのは『必要だから』『浮かぶ』ことです。

 

あなたが忘れていたとしても

「これなんだっけ?」と「思った」から

脳が「その回答」を「探し続けてくれ」て、

「答えが見つかった」から、

「思い付く、ヒラメク」という状況で

「教えてくれた」んですね。

 

それをメモせずに忘れたらどうなります?

脳は「あ、いらないんだ?」と思って

次に「どうだっけ?」と思ったとしても

「どうせ、いらないんでしょ? 捨てるんでしょ? もう探さないよ

ってなるわけです。

 

『閃くことなんてない』というあなたへ。

「思い付く」ことなんてそうないよ、と私の母はよくいいます。

 

それは「思い付く」ことがあってもメモしてないから、忘れてるんです。

そして忘れてるから、脳が見つけようとしなくなるらか

「思い付かなくなる」んです。

 

「思い付いたことはメモする」これで脳は

「教えたことがとりあえず通った!」と思って喜び

また次の疑問を探しに行ってくれます。

 

その『メモ』が役に立ったかどうかはまた別問題なんです。

「とにかく、メモをする」ことで、脳は満足なんです。

 

  1. あなたの犬がいなくなったとします。
  2. あなたは「犬がいなくなった!」と騒ぎますね。
  3. それを聞いたボランティアの人が「かわいそう」と思って探してくれます。
  4. ボランティアの人が、犬を見つけてくれました。
  5. あなたは当然、ボランティアの人から犬を引き取りますよね。

これが、『脳が見つけてくれた』という状況です。

 

ボランティアの人からあなたが犬を引き取らなかったらどうでしょう?

ボランティアの人、困りますよね?

自分が育てるわけにいかないですから。

だから『見つけましたよ』ッてなんども連絡くれますよね?

 

だから、メモしないと、何度かは浮かぶんです。

 

でも、そこで書き留めない場合。

 

犬を引き取らなかったってことになります。

そしたら犬をまた、離してしまうかもしれないですよね?

あなたは新しい犬を買っていて、またそれが逃げた、と騒ぎます。

それを聞いたボランティアの人はまた探してくれます。

見つけてくれて、あなたに教えてくれます。

でも、あなたは引き取りません。

 

これを繰り返したら

もう、あなたが『犬が逃げた』と騒いでも

ボランティアの人はもう、探してはくれませんよね?

 

『思い付いたことをメモしない』というのはこういうことなんです。

 

そして、ボランティアの人は、

犬をあなたに渡したら、それで仕事は完了してます。

そのあと、もう一度逃げたらまた探してくれるでしょうし

死んだら「あーあ」と思ってくれるかもしれません。

 

でも、『そのあと』どうなっても、

ボランティアの人は、基本、『どうでもいい』ですよね?

 

だから、『思い付いたことをメモ』したあとのことは

脳も、どうでもいい、んです。

 

『メモ』がどこへいこうが、実行せずに忘れようが

それは、脳はどうでもいいんです。

『自分の責任を離れた先のこと』だからです。

 

でも『メモしない(犬を引き取ってくれない)』のは困るし

怒るし、二度と協力してくれなくなるんですね。

 

なぜ『書き留める』だけで脳は満足するのか?

『思い付いたこと全部が「良いアイデア」』ではないからです。。

だから、『思い付いたこと』『全部』が『有効活用される』ことは

どうでもいいんです。

 

テレビを見ていて、

「K2って何メートルあるんだろう?」とか思ったら

脳が必死で答えを探してくれます。

 

その『答え』は

あなたがパソコンやスマホを持っているときに

「K2 何メートル」って『検索すればいいんだ!』と

『思い付く』ことで達成されます。

 

この場合はメモする、じゃなく、実行することで

脳は『犬を渡せる』ので満足します。

 

「今検索できないからメモしておこう」でも満足です。

そのあと検索しなくても、満足なんです。

 

『メモ』には『重要度』がある。

『メモ』全部を『同じように管理』しようとすると

『管理コスト』がかかって、精神が圧迫されます。

 

メモの99%は『どうでもいいこと』だからです。

 

だって、どうでもいいことですよね?

「K2 何メートル」の答えが分かっても

あなたの人生に多分、一ミリも得なことはないですよね。

1ミクロンぐらいはあるかもしれませんけど、それぐらいです。

 

わかっても『そっかー』で終わるようなことは、

重要度は最低レベルですね。

これに時間を割く必要はないです。

 

 

「K2 何メートル」よりは

「明日宴会があるから、ナニ食べようかな?」のほうが重要です。

だってあなたは、最近胃もたれしていて油ものがダメかもしれないからです。

 

そうなると脳はあなたの体を探し回って

「油ものと刺身はやめたほうがいいかな」

という「答え」を出してくれるかもしれません。

 

こっちは、かなり重要度高いですよね?

これはメモするとかなんとかより

宴会に行ったときに、「そういうふうに実行」したら完了ですね。

 

 

そして、『小説のアイデア、ネタ』も重要度高いですよね?

 

これらの『思いつき』をメモしないと

脳はすねちゃいます。

もう働いてくれなくなります。

 

「メモをする」と頭の活性化に良い、というのは

こういうところにつながってくるんです。

 

「思い付き」は「どうでもいい」ではなく

「とにかくメモ」して置く癖をつけましょう。

 

そのメモの「そのあとの有効利用の方法」とかは

またあとの話です。

とにかく「あなたの脳」を「満足させる」ことが最前なのです。

 

そして「メモ」は「パッととれる」ことが重要です。

 

思い付いてもゴソゴソ鞄の中を探していたり

ワードの新規ファイルを立ち上げていたりすると

その間に消えます。

 

まるで夢のように消えます。

その時の悔しさは、もうご存じではないでしょうか?

 

しかもその『思いつき』の重要度が高いのか低いのかもわからなくなるので

『重要度が高い』ことを考えて、凄く悔しくなりますよねw

 

99%はどうでもいいことですが

1%の『本当に必要なメモ』をとるためには

99%のメモを取らないと、『たどりつけない』んです。

 

いつもくだらないことしか思い付かないから、とメモしないから

小説のネタも思い付かないんです。

 

 

だから、

小説を書くときは、新規ファイルをもう一つ起動しておいて

  • メモをそこにとる
  • すぐに小説に戻る

これが、必要なんです。

 

特に『テキストを打ち出している』のですから

他のテキストも『思い付きやすい』状態なのです。

 

ちなみに、K2は8,611mです。

エベレスト(8848m)の次に高い山です。

 

小説を一つのファイルで書いている場合。

小説を一つのファイルで書いている場合

そのファイルの一番下にメモを書き留めて行ってもいいですね。

↓こういうことです。

作業記録を漏れなくつける方法 | ポジティブにGTD

↑これは、『作業記録をつけている』のでしたら

どんな状態でも使える方法です。

 

ノートに記録しているのでしたら

同じノートの後ろにメモしておけばいいんですね。

 

 

 

まとめ。

 

 

【小説の書き方】作業メモは取らないと枯れる。

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

晶山嵐

【この記事を書いた日 2018/08/19 7:25 】

 

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