【小説を書く前に】『テキストデッサン』をするとどうなるのか?

『テキストデッサン』をするとどうなるのか? 小説を書く熟練度 超初級

 

テキストデッサンだの多作だの、

大変すぎるんだよ

もっと簡単なことはないの?

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
ないです。

解決策はありますが、もっと簡単にはなりません。

 

そもそも、『テキストデッサン』が大変だと思ってる時点で

『小説が巧くなる努力』ができないですよね?

 

だから『小説を書く』のではなく

『文字を書く』ことがそもそも『難しい』のです。

 

 

絵筆を持てないのに絵を描こうとしているようなものです。

まず『絵筆を持つ』ことを勉強しましょう。

 

そういう話なんです。

 

解決策はあります。

高所恐怖症の人が、

高所恐怖症を克服するためには?

そうです。

高いところに上ることです。

『テキストデッサンが難しい』ことの解決策は

『書くこと』なのですね。

 

なぜあなたは『書く』ことが『大変』なのか?

なぜ書くことが大変なのか?

結論から言うと、書いてこなかったからです。

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
あなたは、100メートルを12秒で走れますか?

高校生男子の平均タイムが12秒だそうです。

陸上部のモノでしょうけど。

 

大体は『12秒でなんて走れない』ですよね?

 

なぜでしょう?

 

陸上部ではないし

『走ってこなかった』からでしょう?

 

『走る練習』をしなかったから『走れない』のですよね?

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
あなたが『書く』ことが『大変』なのはなぜでしょう?

答えは簡単。

『書く』ことが難しいから。

  • なぜ、『書く』ことが難しいのか?
    • 『書く』スキルが低いから。
  • なぜ『書くスキル』が低いのか?
    • 『書いてこなかった』から。

わかりますかね?

『書く』ことが『難しい』のは

『書いてこなかった』からなんです。

あなたの人生でこれまで

『12万文字を書く必要性』が『なかった』からです。

 

殆どの人にそんな必要性はないので

『書く』ことが『難しい』のは当然なんです。

 

だって『やってこなかった』のですから

経験値が低いのです。

『書く技術』を上達させるための手段に関するエビデンスについては、以下のような研究結果があります。

  1. 継続的な練習による上達 書く技術を上達させるためには、継続的な練習が重要です。研究によると、継続的な練習を行うことで、スキルの向上や脳の構造の変化が生じることが示されています。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5737575/

  1. フィードバックを受けることでの上達 書く技術を上達させるためには、フィードバックを受けることも重要です。研究によると、フィードバックを受けることで、自己評価の向上やスキルの向上が見られることが示されています。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4328957/

  1. 記述課題による認知機能の向上 書く技術を上達させるために、簡単な記述課題を行うことが有効であることが示されています。研究によると、記述課題を行うことで、認知機能が向上することが示されています。

参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6256713/

以上のように、継続的な練習やフィードバックを受けること、記述課題の実施などが書く技術を上達させるための有効な手段として知られています。

 

人類30万年の歴史の中で

文字ができたのは5000年ぐらい。

 

ナポレオンが戦争をしていた時代でも

陸軍に志願してくる人の大半は

『自分の名前が書けなかった』そうです。

このエピソードは、ナポレオン・ボナパルトが治めるフランス帝国の時代に起こったとされています。フランス革命後、フランス軍においても民主主義化が進み、自由平等のもとに軍務に就く人々が増えていきました。しかし、その一方で、まだまだ識字率が低く、多くの人々が文字を読み書きできない時代でもありました。

このエピソードについての信頼性の高い情報源としては、歴史学者のロバート・D・カプラン氏が著書『What's Wrong with Executive Education』で紹介していることが挙げられます。カプラン氏は、このエピソードを引用し、リーダーシップ教育においても書くことの重要性を訴えています。

 

日本だと、江戸時代に一揆をした農民が

『連判状』に『自分の名前を書いている』のですよね。

江戸時代において、一揆の際には連判状が用いられました。この連判状は、江戸幕府が定めた手続きに従って起草され、要求事項を署名・捺印することで意思表示を行うものでした。農民たちは、連判状に自分の名前を書くことで要求事項に賛同し、団結を示しました。このように、江戸時代においても文字の読み書きが広く普及していたことが窺えます。参考文献としては、国立歴史民俗博物館のウェブサイトに掲載されている「連判状の世界」が挙げられます。

そういうのを教科書でも見てるから

『文字なんて昔から誰でも書ける』と日本人は思っています

日本以外では『自分の名前さえ書けない』のが『普通』なんです。

 

『識字率』というのがあります。

『文字を読み書きできる人の割合』ですね。

 

今でも、『世界の識字率』は86%。

日本の識字率は 99%。

 

日本が99%なのに、世界が86なのは?

『識字率の低い国がある』ってことです。

 

『文字を読み書きできない人』が

世界には、14%いるんですね。

UNESCOの報告によると、世界には15歳以上の識字率が低い人が約14%存在しており、そのうち約2/3が女性であるとされています。また、この数字は低所得国ではより高く、その国の教育水準や貧困率、地域差にも影響を受けています。

 

古代エジプトの考古学が華やかなのは

ピラミッドももちろんありますが

古代エジプト人が『メモ魔』だったからなんですね。

古代エジプト人がメモを取ることに熱心だったことは、実際に発掘された文書や碑文などからも明らかになっています。たとえば、メモ用に作られたパピルス(紙の一種)が発見されたり、家庭用品としてメモ帳が売られていたことが分かる遺物が出土しています。また、エジプトの官僚たちは、毎日の業務に関するメモを記録するための「デイリー・ジャーナル」と呼ばれる文書を作成しており、それが後世の歴史研究に大きな貢献をしています。このエビデンスについて詳しくは、以下のサイトを参照してください。

  • "Ancient Egyptian Writing" (The Metropolitan Museum of Art)
  • "Writing in Ancient Egypt" (British Museum)
  • "The Importance of Writing in Ancient Egypt" (Ancient History Encyclopedia)

彼らは、『自分の日常』をパピルスに書きまくったんです。

 

 

 日本でも

『日本語の情報があふれている』から

『日本語が書ける』ことを『簡単』だと思っていますよね?

 

でも、あなたは『書けない』。

何故でしょう?

 

 

最初の回答にもどりますが

『書いてこなかった』から。

 

『それだけの理由』なんです。

 

泳げない人が泳げるようになるには?

『泳ぐ』しかないですよね?

 

『書く』ことも同じなのです。

解決方法は一つ。

『書く』ことが簡単になる最短の方法は

『書く』ことなんです。

『書く』ことが簡単になる最短の方法は、実際にたくさん書いて練習することです。例えば、小説家のハーラン・コーベン氏は、「練習あるのみ」という言葉を残しています。また、著名な作家であるスティーブン・キング氏も「書くことが唯一の秘訣」と語っています。これらの言葉は、実際に書き続けることが、『書く』技術を習得するための最短の方法であることを示唆しています。参考サイトとしては、以下のものがあります。

  • Forbes Japan: 「才能なんていらない!天才作家も実践する“書く力”を磨く方法」
  • マイナビニュース: 「「書く」力を鍛えるために大切なこと」

『書く』ことは『慣れ』で簡単になる。

『書く』ことは『基礎技術』なので、

一度習得すると永遠に使えるのです。

 

『基礎技術』とはこう言うものです。

  • 箸を持つ。
  • 自転車に乗る。
  • 車に乗る。
  • 散歩する。
  • 筋トレする。
  • 走る。

一度『自転車に乗れるようになった』ら

そのあとは、老人になって歩けなくなるぐらいまで

『自転車には普通に乗れる』でしょう?

 

一度『箸を持てるようになった』ら、

持ち方に癖が出るでしょうけれど、

『箸を持つこと』に苦労はしないでしょう?

 

『書く』ことも一緒なんです。

一度『書くことに慣れる』と

さらさら書けるようになるんです。

その『さらさら書ける』レベルにない

『書く』レベルで

『小説を書く』ことをしているから

『書けない』のです。

 

絵筆は利き手で持てばいいのに

口で銜えて描いているようなものです。

 

利き手で筆を持つより

口で描く方が難しいでしょう?

 

『書く』スキルがないのに

『小説を書く』ことをしようとしているから

そういう『無駄な努力』がかかっているのです。

 

『基礎技術』の習得は、みっちりやって三カ月。

別に、『小説を毎日書け』と言っているのではないのです。

『メモ』レベルでいいから
『文字を書くこと』
を三カ月毎日続ける。

それだけの話です。

 

たったそれだけでクリアできるのですよ! 

簡単でしょう?

 

やってみましょう!

メモを続けることはアウトプットの一つであり、継続することで脳が慣れて書く技術が上達する可能性があるとされています。

このようなエビデンスについては、以下のような研究があります。

  • Mueller, P. A., & Oppenheimer, D. M. (2014). The pen is mightier than the keyboard: Advantages of longhand over laptop note taking. Psychological science, 25(6), 1159-1168.

この研究では、手書きメモとキーボードでのメモ取りを比較した結果、手書きメモがより長期的な記憶につながることが示されました。また、手書きメモはキーボードに比べてアウトプットのプロセスがより多く含まれ、記憶定着や書く技術の向上に繋がる可能性があると結論づけられています。

三カ月頑張ってみよう。

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
あなたは『普通自動車』を運転できますか?

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
私は、22年の春に教習所に通って普通運転免許を取得しました。

なにをどうやったかとかは、下記記事をご覧ください。

 ↑ こういう記事でも『毎日メモする』に入ります。

 

『今日あったこと』を『毎日メモする』

つまりは『日記』ですね。

 

話を戻して。

  • 『車の運転』なんて、『私にできる』と『思ってません』でした。
  • 一トンもの鉄塊を動かす免許なんて、いらないと思っていました。
  • 教習も、最初の三回は、ただひたすら『怖かった』です。

 

教習所を卒業した翌日に免許を取得。

それから3カ月。

 

5日だけ乗りませんでしたが、それ以外は毎日乗っていました。

 

それでようやく、

近所のスーパーへ行くぐらいは

『簡単にできる』ようになったのです。

 

毎日乗ったからです。

 

今も、『免許取得後一年は毎日乗る』ことを自分に課して

父も付き合ってくれているからできることです。

 

免許を取得したからといって

『必要なときだけ運転する』ことをしていたら

『いつまでたっても』『運転するのが怖い』まま

『運転するのが嫌い』なままでしょう。

 

あなたも今『「書く」ことが「嫌いなまま」』なんです。

 

料理をしたいけど『台所に立つのが嫌い』。

そんな状態で料理は上達しにくいですよね?

 

『書くことが嫌い』な状態では

小説は書けないんです。

 

なぜなら、嫌いなことは上達しにくいからですね。

 

 

普通に人生を生きていたら

『普通乗用車の運転免許』が『一番大変』な免許だと私は思います。

 

でも『車の運転』って『基礎技術』なので

『一度乗れるようになったら』

乗り方を忘れることってないですよね?

 

私は、二カ月で免許を取得。

そのあと、三週間毎日乗っていたときにふと思いました。

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
運転するのって楽しい!!!

丁度『車の運転を習い始めてから三カ月』だったんですね。

 

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

あなたは『車の運転を習った』のと同じぐらい

『書く』ことに集中したことがありますか?

 

 

教習所に行かずに
車の運転ができるようになる方法はないか?

そんなこと、思いませんよね?

 

『車の運転をする』のなら『教習所へ行く』でしょう?

常識になっていますよね?

 

なぜでしょう?

 

『みんながしているから』です。

 

 

『小説を書く』前に『書く』技術を上げる、なんて

誰も教えてくれないですよね?

 

そもそもが、

『小説を書いている人の周り』は

『小説を書いている人』が多いけど

そうじゃない場合って

『小説を書いている人』なんて、そういないです。

 

だから『小説の書き方』を書いてくれる人も

相対的に少ないですよね。

 

『絵の描き方』の方が圧倒的に多い。

 

 

だからあなたは『知らなかった』。
『知らなかったからしなかった』。

それだけの話なんです。

 

 

このブログを読み込んでいるあなたは

『努力の人』です。

 

  • 今までも努力をしてきたでしょう。
  • これからも努力をしていくでしょう。

凄い努力ですよ! 素晴らしい!

 

でもその努力で

『富士山に登れないのにエベレストに挑戦していた』のです。

無理ですよね?

 

  1. 富士山より先に、高尾山に登ってみましょう。
  2. ジャングルジムに登ってみましょう。
  3. 脚立に登ってみましょう。
  4. 椅子に登ってみましょう。
  5. 階段を上がってみましょう。

 

それだけの話なんですよ。

階段を上がるのに問題があるのなら

登山はできないですよね?

『書く』ことが無理なら

『小説は書けない』でしょう?

初心者のステップをすっ飛ばしていたんですよ。

それだけの話なんです。

 

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

『車の運転を習った』のと同じぐらいの努力を

『書く』ことに向けてみませんか?

 

 

三カ月で、劇的に『書く』ことは楽になります。

『テキストを書く』ことが楽になってから

『小説を書く』ことを始めた方が

明らかに上達が速いです。

絵筆を口で持つより、利き手で持った方が上達は速いでしょう?

同じ理屈です。

 

キーボードが打てないのに小説を打とうとするのは無理です。

 

まずは、キーボードを見ずに打てるようになってから

『小説を書く』ことをしないと

『キーボードを打つことが大変』で

『アイデアなんて浮かばない』んですよ。

 

『車の運転をすること』が『怖い』うちは

『車の運転が楽しい』なんて思わないでしょう?

 

『文章を書くことになれた』状態でないと

『小説を書くこと』が『難しい』のです。

 

『難しい』間は『楽しい』と思わないでしょう?

 

『文章を書くことになれた』状態で

『思いついたことをなんでもテキスト化できる』

そうなったときに始めて

『小説を書くこと』が『楽しい』と思えるのです。

 

『楽しい』と思ったら『延々とできる』でしょう?

 

隙間時間にゲームするでしょう?

五分でも時間があいたらスマホを取り出してタップしますよね?

何故ですか?

 

楽しいからでしょう?

 

『小説を書くこと』が『ゲームをするより楽しい』のなら

五分でも時間があったら『小説を書く』のです。

 

『五分でも時間があったら『小説を書く』』

そういう状態にならないと『小説家としてプロ』にはなれません。

 

なぜなら

『五分でも時間があったら『小説を書く』』。

すでに『それをできている人たち』が

プロを目指しているから。

 

趣味で書くならどんな状態でも大丈夫なのですが

『テキストデッサン』は欠かさずやりましょう。

 

  • 日記で良いです。
  • ブログを書くのでも
  • Twitterに連続投稿するのでも良いです。

 

とにかく『文章を書き続ける』のです。

 

 

 

絵を描くのなら、絵筆の持ち方をマスターしましょう。

 

『書く』ことになれるためには

『テキストデッサン』が一番良いのです。

ピアノの練習を一日八時関しても

『書く』ことは巧くはならないのですよ。

『物語の作り方』をいくら勉強しても

『書く』ことは早くはならないのですよ。

『プロットの作り方』を学んでも

『書く』ことは早くはならないのですよ。

わかりますよね?

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

『世に出ている「小説の書き方」』の殆どは

『初心者向け』ではないのです。

 

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

中級者向けの教本を

初心者のあなたが頑張って習得しようとしていたのです。

 

 

 

まず、『小説を書く』ことの基礎技術である

『書く』ことをクリアしましょう。

 

何度も書いていますが

基礎技術は三カ月で習得できます。

『書けるようになったあと』にあなたに発生する事態。

『書く』ことがスラスラできるようになると

『脳』が変わります。

アウトプットを続けることが脳の構造に変化をもたらすことを示唆する研究がいくつかあります。以下は、信頼性の高いサイトからの情報です。

  1. Harvard Business Reviewによると、アウトプットは「脳の発達や学習にとって必要不可欠な部分である前頭前野の活性化を引き起こす」ことが示唆されています。脳は、情報を整理して処理し、アウトプットを通じてアイデアを表現するために、前頭前野のような高次脳機能を必要とします。

  2. イリノイ大学の研究によると、書き込みや話すことによって情報を整理すると、脳の一部である海馬が活性化され、記憶力が向上することがわかりました。

  3. 米国の医療情報提供サイトであるWebMDによると、書き込みや話すことによって、脳の回路が変化し、新しいシナプスが形成されることが示唆されています。このことは、長期的には脳の発達につながり、認知症やアルツハイマー病などの病気の発症リスクを減らすことができます。

これらの研究は、アウトプットが脳の機能に影響を与えることを示唆していますが、個人差があり、研究結果がすべての人に当てはまるわけではありません。ただし、アウトプットを継続することが、学習や創造性、認知機能を改善することにつながる可能性があります。

スピリチュアルな話ではなく、科学的に変わるのです。

 

なぜなら『書く』ことは『脳を酷使すること』だからですね。

筋トレをすれば体が変わるように

『書く』ことで『脳が変わる』のです。

 

この『脳が変わる』のは、結局

『インプットとアウトプット』が問題になります。

  • インプット。
    • 情報収集。
      • 五感を使う。
        • 読書や体験など。   
  • アウトプット。
    • 『思ったこと』を表現する。
      • 書く
      • 歌う
      • 話す
      • 作る など。

『インプットとアウトプット』を交互にすることを

これまた三カ月続けてください。

 

脳が、劇的に変わります。

アウトプットとインプットの関係はこういうことです。

これを、『小説を書く』ことで説明するとこうなります。

おわかりでしょうか?

 

『脳が空っぽになる』から『インプットできる』のです。

脳科学者である田中耕一氏が著書『頭の体操』の中で「空っぽになる」という状態が脳にとって非常に重要であることを述べています。

田中氏によれば、脳には「情報処理の能力を高めるために必要なワーキングメモリ」と呼ばれる一時的な記憶を保存するための領域があり、この領域が限られているため、新しい情報をインプットするためには古い情報を削除する必要があると述べています。そのため、脳を空っぽにすることで、新しい情報をインプットするためのスペースを作ることができるのだとされています。

参考文献: 田中耕一『頭の体操』(文藝春秋)

『小説を書くための情報収集』ばかりをしていると

『頭が一杯』だから『情報が吸収できない』という事態になるのです。

【小説を書く前に】集めた資料を読む時間がない! 

 

『書き切る→脳が空っぽになる』から、『隙間』ができて

『情報が頭に入る』のですね。

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『新しい情報が頭に入る』から『アイデアが浮かぶ』のです。

米国の心理学専門誌Psychology Todayの記事が挙げられます。同誌によると、新しい情報を学ぶことで脳が活性化され、新しいアイデアが浮かぶ可能性が高くなるということが研究で示されているとされています。具体的には、新しい情報を学習することで、脳内の神経回路網が増加し、それに伴ってアイデアを思いつくための情報処理の効率が上がるとされています。

『最初に浮かんだたった一つのネタ』を

『小説にするために頭の中でこねくりまわす』というのは

 ↓ こういうことです。

  1. 書かない
  2. 妄想しかしない
  3. 隙間ができない
  4. 情報が吸収されない
  5. 頭の中で思考が腐敗する
  6. アイデアが浮かばない
  7. アイデアが浮かばないから書けない

この『マイナススパイラル』が発生するのです。

「クリエイティブ・ブロック」として知られるこの現象は、心理学や脳科学の分野で広く認められています。新しいアイデアを出すことが難しいと感じると、さらにストレスがかかり、より多くの「ブロック」を引き起こす可能性があります。この現象については、以下のような信頼性の高いサイトで説明されています:

  • Scientific American: Why Your Brain Needs More Downtime
  • Harvard Business Review: Break Your Creative Block by Changing the Problem
  • Psychology Today: The Creative Block: The Enemy of Creativity

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『書かない』だけで、こうなるんですよ!!

 

だから、テキストデッサンでもメモでもいいから『書く』ことで

この ↓ 『プラスのスパイラル』が発生するのです。

『脳が空っぽになる』のがポイント。

 

『脳』は『作業デスク』として使う。

脳が作業デスクとして機能するというエビデンスについては、認知心理学者のリンダ・ストーンが提唱しています。彼女によると、脳は常に何かしらの情報を処理しており、この処理には膨大なエネルギーが必要となります。そのため、脳はできるだけ効率的に処理するために、情報を短期記憶や長期記憶、外部のメモリなどに頼るようになっているとされています。

このように、脳は自分自身が抱える情報の負荷を軽減するために、外部の情報処理装置として機能することがあるとされています。つまり、頭の中を整理するためには、書くことなどのアウトプットを行うことで、脳を作業デスクとして利用することが効果的であると考えられています。

  • 「作業デスク化理論」は本当に正しいのか?:リンダ・ストーンの研究を検証する

『脳』は色々な役割があります。

 

全身のコントロールが主な役目ですが

そのほかに大きな役目が二つ。

  • 記憶する。
  • 考える。

 

その『記憶』にも

  • 短期記憶
  • 長期記憶

この二つがあります。

 

『長期記憶』は長期間覚えているもの。

  • 自宅の住所
  • 両親や親友の顔、名前

『短期記憶』は『すぐに忘れてよいモノ』

  • 買い物のリスト。
  • たまの旅行に持参するものリスト。

など。

 

ただ、『記憶』方法はとにかく一緒。

なんでも『短期記憶』に入れてしまいます。

そこで『その記憶』を『何度も使う』と

『長期記憶』に格納され、『忘れにくくなる』のですね。

 

『ネタ』も『短期記憶』に入ります。

だから、『書き留めないと忘れる』のですね。

 

そして『物語を考えた』場合

『短期記憶』がカラになりますww

 

だから、『考え事をしている』と

『スーパーで買い物を間違える』のですね。

 

普通は、

『短期記憶』と『考える』は並列起動できないのです。

そして『短期記憶』は

鍛えていない人の場合、最大七個。

普通は三個ぐらいだそうです。

心理学者のジョージ・A・ミラーが1956年に発表した論文「The Magical Number Seven, Plus or Minus Two: Some Limits on Our Capacity for Processing Information」が挙げられます。この研究では、人間が短期記憶に保持できる情報の最大値は7個(プラスマイナス2個)であると結論づけられています。ただし、この値は個人差があり、鍛えている人はこの限界を超えることも可能とされています。

だから、『みっつまでは覚えている』のですね。

 

 

さぁ、ここで『メモする』が出てきます。

 

  • スーパーに買い物にいかなきゃいけない。
  • 小説を書かなきゃいけない。
  • スーパーであれとこれを買って……と
  • 『数個』の買い物を『短期記憶』していたとき
  • ふと、『ネタが浮かんだ!』

 

『短期記憶』は数個しか記憶しません。

  • 『スーパーの買い物』で『短期記憶』はいっぱいいっぱいです。
  • そこに『ネタ』が浮かびました!
  • 『ネタ』も短期記憶に入ります!

 

さぁ、選択の時間です。

 

  • 『ネタ』と『スーパーの買い物』。
  • 『あなたの脳』は
  • 『どちらを優先して覚えている』と思いますか?

 

 

答えは、『スーパーの買い物』です。

 

なぜなら『生活に必要』だから。

 

『ネタ』がなくなっても死ぬわけじゃないです。

でも『買い物ができない』状態で

『食べられない』なら『死ぬ』からですね。

 

『脳』はいつでも

『生活に密着した方』を選択するのです。

脳科学や心理学に関する研究によって示唆されています。例えば、脳の前頭前野と呼ばれる部分が、現実的なことに集中するための役割を担っていることが知られており、そのために脳は生活に密着した情報を優先的に選択すると考えられています。また、脳の想像力や妄想は、日々の経験や知識に基づいているという説もあります。これは、過去に蓄積された情報や経験が、想像力や創造力を育む上で重要であることを示唆しています。

ここで登場!

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『メモ』です。

 

スーパーの買い物をメモしておいたらどうなるでしょう?

途上でネタが浮かんでも

『買い物』は『メモしている』から

『ネタを短期記憶に入れる』ことができますね?

 

スーパーへの途上まで安全なら

『ネタをこねくりまわして物語にする』こともできるのです。

 

なぜなら『短期記憶が空いているから』です。

 

『短期記憶』に『記憶したいもの』が入っている時に

『考え事』をすると

『考え事』のために『短期記憶がシャットダウン』されるので

『覚えていたもの』を『忘れる』のです。

 

そして『頭が空っぽになったとき』に

『アイデアが浮かぶ』のです。

この現象は「空白期間効果(incubation effect)」と呼ばれています。

空白期間効果とは、
問題に取り組んでいる最中に一旦休憩を取り、頭を切り替えることで、思考の軌道を変えることができ、新たな視点から問題を見ることができるようになるという現象です。

この現象は心理学や創造性の研究でよく取り上げられており、多くの研究が行われています。参考サイトとしては、以下のページがあります。

だから、トイレとかシャワーとか

階段を下りているときとか

『集中しなくなった時』にアイデアが浮かぶのですね。

 

『短期記憶』をいつまでもかかえていると

『短期記憶に集中している』ので

アイデアが浮かばないのです。

短期記憶に集中しすぎることが、アイデアの創造を妨げる可能性があるという研究結果があります。例えば、2017年に行われた一つの研究では、短期記憶の負荷が高い課題を実行した参加者は、アイデアを生み出すクリエイティブな課題に取り組む際に、制限された思考の傾向があったことが報告されています。参考文献は以下の通りです:

Chrysikou, E. G., & Thompson-Schill, S. L. (2017). Dissociable brain states linked to common and creative object use. Human brain mapping, 38(3), 1671-1683.

『アイデアはいつでも浮かんでいる』のです。

誰でも、アイデアは浮かんでいるのです。

認知心理学の分野では、人間の認知プロセスが短期記憶や長期記憶に分かれており、情報を長期記憶に定着させるためには繰り返しや関連性のある情報を結びつけるなどの作業が必要であることが研究されています。そのため、アイデアを思いついたときには、すぐにメモを取ることで、短期記憶から長期記憶に定着させることができるとされています。

でも、大体の人は『短期記憶を優先』して

『アイデアを忘れる』のですね。

 

前述したように

『アイデア』は『危急存亡のことがら』ではないからですね。

 

そして、覚えていたとしても

『そのアイデアを実現させない』から

『何も変わらない』のです。

 

そして『忘れている』から

『アイデアなんて浮かばない』と思っているだけなんです。

人間の脳は常に情報を処理しており、その中にはアイデアの元になる情報も含まれています。しかし、意識的にアイデアを出そうとして強く思考すると、脳が短期記憶に集中してしまい、アイデアが出にくくなってしまうことがあります。そのため、緊張感を緩和し、頭を休めてからアイデアを出すことが大切だとされています。

ああそうだ、おくの部屋の襖ががたつくから、
さんにロウでも塗れば、
スムーズに開くようになるんだろうな。

買い物の時に、買い物袋をカゴに仕込んでおけば

レジのあとに詰め替えの手間がなくなって

時短になるのよね。

 

いつも買い忘れるアレを手に書いておけば

スーパーで忘れないんだよな。

あの服が70%まで割引されたら買おう。

常にみんな、『いろんなことを思いついている』んですよ。

でも、『忘れる』んです。

 

だから、『おくの襖』はロウを引き忘れているから

20年経ってもがたついているのですね。

 

『おくの襖』を『見るたび思い出す』ことで

『短期記憶』には入っているのですが

そのあとで『スーパーの買い物』とか

『呼ばれた』とかが入ると

『おくの襖』のことは『短期記憶』から

パッと削除されてしまうのです。

 

20年経っても、忘れ続けるのです。

 

 

こういうふうに、

あなたも『ネタ』をいくつも思いついているのですよ。

でもね『短期記憶』のせいで

『忘れている』のです。

 

だから『たまたま覚えていたネタ』に固執して

『初めて浮かんだ偉大なるネタ!』だと『錯覚』して

『この話面白くなるのかなぁ?』とおもいながらも

『書き続けなきゃ!』という『選択』をしてしまうのですね。

 

 

だからビジネス書などの『成功読本』では

『メモをしろ!』とうるさく書いてあるのですね。

『メモ』がすべてを救う。

『メモ』は、アイデアや思考を紙やデバイスに書き留めることで、自分の頭の中にストレージしておくことができます。これにより、脳は新しい情報を処理することができるようになります。また、『メモ』を取ることで、忘れてしまう可能性のあるアイデアを保管することができ、後で再び参照することができます。このエビデンスは、Lifehackerという信頼性の高いサイトで取り上げられています。

『成功する』ためには『考える』ことが『必須』です。

『考える』ためには

『短期記憶』を『空けておく』必要があるのです。

『短期記憶』を『空けておく』ためには

『短期記憶に入れる記憶』を『メモする』のが

一番効率が良いのですね。

あなたは『小説を書く』ことに『成功する』必要がありますね?

 

『小説を書く』には『物語を考える』必要がありますね?

 

つまりは『考えること』をしないといけないのです。

『考える』ためには『短期記憶』を空けておかないと

『忘れ物』をするのですね。

 

結局は、こういう理由で、

『創作者』は『忘れ物をする』から

『変人が多い』と言われる一因なのでしょう。

 

『話を考え始める』と『短期記憶が吹っ飛ぶ』のですから。

 

散歩の時に『考えている』と

挨拶をされても気付かないから返事をしない

『ご近所の人に挨拶をしない』って、

『たかがそれだけ』なんですが完璧な変人ですね。

 

こういうとき、近代兵器として

『スマホの音声録音(音声入力)』があります。

 

『思いついたこと』を全部

歩きながら『音声で記録(入力)』してしまえば

『忘れることが怖くない』から

人とすれちがうと思ったらよけるでしょう?

挨拶されたら気付くのです。

 

『ご近所づきあい』を続けながら

『創作者』でいることができるのですね。

 

今は『スマホを見ながら歩いてる』ことは

変人にはあたらないので大丈夫でしょう。

 

 

『生活を守るため』には

『短期記憶』は『メモする』ことが必要です。

 

そして『メモする』ということは

『テキストを書く』ということ。

それと同時に

『頭の中を空っぽにする』ということ。

 

『アラーム』も『メモ』の一種。

  • 『何時に起きる』
  • 『何時に出かける』
  • 『何時に~』

これも『短期記憶』に格納される『記憶』です。

「アラームは、メモリーコールとも呼ばれ、タスク実行の時間をリマインダーする役割を果たします。アラームは、繰り返しのタスクや時間に関連するタスクを遂行するために非常に便利であることが示されています。」(出典: Randler, C., Wolfgang, L., & Mattes, K. (2011). The effect of time of day on planning and attention. Journal of Individual Differences, 32(4), 212-218.)

朝の10時に出かける。

朝食のあと、ちょっと資料を読みたい。

 

アラームをかけずに読書を始めると

  1. 『今何時かな?』
  2. 『あと何分読めるかな?』
  3. 『あれをしてこれをしてだから……九時半ぐらいには読書をやめないといけないんだよな』

そう思って、時計をちらちら見て読書に集中できませんね。

 

『短期記憶』に『時間』が入っているからです。

 

そういうときは、

『出かけるのに必要な準備時間』を差し引いた時間を

アラームに入れておきましょう。

 

準備に30分かかるのでしたら、

九時20分にアラームを設定すれば

10分の余裕があるから大丈夫でしょう?

 

アラームがなるまでは、安心して

時計を気にせずに

読書に集中するのです。

 

ほら、『読書に集中する』度合いが上がるでしょう?

 

毎日やることがある。

スケジュールが決まっている。

そう言う場合はカレンダーアプリでスケジュールを入れて

『その何分前に通知』を設定すれば

スケジュールを設定したと同時にアラームを設定できます。

 

 

 

 

 

どちらも『テキストデッサン』に一役買っていますね!

 

 

 

『テキストデッサン』のために『メモ』をすることで

これだけの良いことが発生します。

  • 日常をメモするので忘れ物が減る。
  • メモでテキストデッサンできるから『書く能力』が上がる。
  • メモすることで『頭が空っぽ』になるから『アイデアが浮かびやすい』。

 

これは、『音声入力』や『音声記録』でも一緒です。

『アウトプット』ということですから。

 

『アウトプット』の代表的な一つが『書く』こと。

もう一つは『発声する』ことです。

 

だから『メモ』は音声でも手書きでも良いのです。

そういうのを総称して、このブログでは『書く』と表記します。

 

『書く』だけで

  • 『書く』ことに慣れて書きやすくなる。
  • 『脳』を刺激して、アイデアを浮かびやすくさせる。

この『二つの効果』が最低でもあるのです。

 

  1. 『アイデアが浮かびやすくなる』から
  2. 『アイデアがたくさん出る』。
  3. アイデアがたくさん出るから、取捨選択できるようになる。
  4. たくさんのアイデアの中から『良いアイデア』を選ぶ力がつく。
  5. 『良いアイデア』で小説を書くから『良い小説』になりやすい。

『書かない』ことで、

『アイデアが頭の中で腐敗する』から

『この話面白くなるのかなぁ?』と思うのです。

このような考え方は、心理学の中でも「情報の抽出の限界効果(Information Neglect)」と呼ばれ、人間が複雑な情報から意義深い情報を抽出する能力に関する現象です。この効果は、情報が膨大な量である場合に、人間の注意力や認知リソースが限られているために起こると考えられています。つまり、書き出すことで頭の中から情報をアウトプットすることによって、情報の整理や整頓ができ、アイデアの発想や構成につながる可能性があるとされています。

このエビデンスに関する詳しい情報は、以下の論文に記載されています。

  • Moreau, D., & Engeset, J. (2016). Why Writing About Information Enhances Memory: Evidence From Brain Imaging. Psychological Science, 27(5), 650–659.

 

  • 『できるだけ早くプロになりたい』
  • 『完成させる小説は少ない方がいい』

そんなことを考えて『多作しない』から

『書く~アイデアが出る』というプロセスが発生しないので

『面白いアイデア』なんて『浮かばない』から

『面白い小説』にならないのです。

 

 

『書き切る』と脳が疲れる。

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『書き切る』と頭がボーッとしてきます。

 

これは『タスク管理』『GTD』とかでも

『最初のステップ』に付随する副作用です。。

『したいことを書き切る』ことで、頭がぼーっとするのです。

この現象は、文章を書き続けることで、脳が疲れてしまい、集中力や注意力が低下することが原因とされています。脳が疲れてしまうと、新しいアイデアや発想が生まれにくくなります。このような現象は、作業に疲れた時に起こりやすく、短い休憩を取ることで改善することができます。また、休憩中に適度な運動をすることで、脳の血流が改善され、アイデアの発想力を高めることができます。参考サイトとしては、以下のページが挙げられます。

  • 「Why Writing Makes Us Feel Like We're Not Good Enough」
  • 「Why Do You Get Brain Fog After Writing?」
脳を酷使したからですね。

筋トレをしたら筋肉痛がおこるように

脳を酷使すると、脳痛がおこるのです。

 

『囲碁』や『将棋』は、私が子供の頃は

『老人のゲーム』だと思われていました。

 

でも、逆なんです。

 

老人になってでも『囲碁』などができるのは

『凄いこと』なんですよ。

老年期において脳活動を維持することは、脳の機能低下を遅らせることに繋がるとされています。例えば、コンピューターを使ったトレーニングや音楽演奏などの活動が、脳のプラスチシティを高め、脳の機能を改善するといった研究があります。また、日常的な社会的交流も脳活性化に繋がるとされています。参考文献としては、以下の論文があります:

  • Wilson, R. S., Scherr, P. A., Schneider, J. A., Tang, Y., Bennett, D. A., & the Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative. (2007). Relation of cognitive activity to risk of developing Alzheimer disease. Neurology, 69(20), 1911-1920. doi:10.1212/01.wnl.0000271087.67782.cb

  • Verghese, J., Lipton, R. B., Katz, M. J., Hall, C. B., Derby, C. A., Kuslansky, G., . . . Buschke, H. (2003). Leisure activities and the risk of dementia in the elderly. New England Journal of Medicine, 348(25), 2508-2516. doi:10.1056/nejmoa022252

『ヒカルの碁』でブームになった囲碁ですが

私はその前に囲碁部にいましたw

 

『囲碁』って『脳を酷使』するんですよ。

 

だから、今、『ゲームはできる』けど

『囲碁で対戦』なんて、とんでもないです。

プログラム相手でもやる気にならないです。

 

『脳が疲労・老化』して

『囲碁を一打つための脳の力がない』のですね。

 

『書く』のもそうなんです。

『書き切る』ためには『脳の力』が必要なんです。

『書くことが疲れる』と感じる理由は、書く作業には脳の認知負荷が伴うためです。つまり、書くことは脳にとって重要な活動であり、エネルギーを消費するために疲れを感じることがあります。また、長時間にわたって書くことで腕や手首などの筋肉にも負担がかかり、疲れを感じることもあります。

参考文献:

  • Sullivan, M. J., Rickard, T. C., & Roberts, M. S. (2010). Understanding the relationship between cognitive load and writing processes. Mental effort and workload in writing: Insights from writing and cognitive psychology, 3-23.

 

二時間ぐらい『書き切る』と、もう、『何も書けなくなる』どころか

『何も考えられなくなる』状態になりますw

 

先程も、説明した『クリエイティブ・ブロック』ですね。

クリエイティブ・ブロックとは、クリエイティブな作業をする上で、アイデアやインスピレーションが浮かばなくなってしまう状態を指します。クリエイティブ・ブロックは創造性に重要な役割を果たす前頭前野の活動低下によって引き起こされると考えられています。一方で、クリエイティブ・ブロックを克服するためには、創造性を促進するための習慣や技術を身につけることが有効とされています。例えば、定期的に創造性を刺激する活動や、新しい情報や知識を取り入れることなどが挙げられます。

参考文献:

  • 稲葉由紀子・塩入綾子・中谷直子・平賀浩士 (2019). クリエイティブ・ブロックにおける前頭前野の活動低下. 認知科学, 26(3), 275-285.
  • 『創造力大全』(岩波書店, 2005年)

 

これも、筋トレと一緒。

何度も繰り返すことで、二時間が三時間に、四時間になり

私のように、

六時間ぶっ続けで『書き続ける』ことができるようになります。

 

 

こういう『訓練』をしていないと

『一時間書き続ける』ことも、大体は不可能です。

 

なぜなら「『書く』ことに慣れていない」からですね。

 

『小説を書く』ためには『書く』ことが重要です。

『書く』技術をまず取得してから

  • 『文章を書く』
  • 『小説を書く』

こういう技術を取得していくのが、

結局は、急がばまわれになります。

 

そして、これを簡単に言うと『多作しろ』ということになるのですね。

まとめ。

好きなように『テキストが書けない』のに

『小説を書く』のは無理なのです。

 

まずは『書く』鍛練をしましょう。

 

  • 絵を描くなら、絵筆の持ち方を勉強するように。
  • 車の運転をするのなら教習所に通うように。

 

『好きなように小説を書く』のは、『そのあと』の話です。

 

 

【この記事を書いた日 2022/08/18  8:13 】

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