『小説を書く』と『構想を練る』。
これらを『同じ行為』だと考えていませんか?
私は最近(’22/3)まで『同じ』だと考えていました。
Dラボ(有料) の動画で
ナイトルーティンとか、クロノタイプとかの説明の時に
- 『集中力』を発揮しやすい時間はクロノタイプによる。
- 『アイデアを出す』のは『拡散思考』なので、『集中力が効かないとき』がよい。
こういうことを言ってました。
クロノタイプとか、知らない人はググって下さい。
ちなみに私は超朝型です。
私は、机に向かってガリガリと構想を練るタイプではありません。
ナニカをしていて、ふと思いついたネタを
パソコンの前に行く前にガーッと膨らませて
最初とラストとクライマックスを思いついたら一気に書き始めます。
『メモとして書き留める』ことはしますが
殆どは『ネタメモ』として死蔵になります。
ですので『書く』から『集中力』が必要な時間帯の方が書きやすいです。
ただ、私にとって『書く』ことは『すでに簡単なこと』なので
『いつでも書ける』ために、集中力がどうとか
考えたことはあまりないのです。
書きたいときに書く。
というか、一日18時間小説を書いていたら
『書ける時間』とか、どうでもいいですよね。
前述の動画を聞いて気付いたんです。
『小説を書く』と『構想を練る』って、
全然『別の行動』ではないのか?
私は、小説のネタは『降ってくるもの』という扱いなので
『書けないからネタをこねくる』ということを
滅多にしないです。
ネタがあふれるから『書き留める』ことに必死になるので
『構想を練る』とか『プロットがつながらない』とか
そういうことがなかったために、
この記事の内容に気付くのにこんなに時間がかかりました。
でも、わかってみれば
『小説が書けない』といっている人の大半は、
この問題を抱えているのではないかと思うのです。
小説を書く手順。
『小説を書く』のに手順なんてどうでもよいのですが
崩しにくい順序、というのはあります。
- 『ネタ』が浮かぶ。
- 『ネタ』を『構想』に進化(発酵)させる。
- 『構想』を『プロット』にする。
- 『プロット』を『文章』にする。
- 完成したら『小説』になる。
- 拡散思考。
- 『ネタ』が浮かぶ。
- 『ネタ』を『構想』に進化(発酵)させる。
- 『構想』を『プロット』にする。
- 集中思考
- 『プロット』を『文章』にする。
- 完成したら『小説』になる。
たとえば私でしたら『朝型』ですので
『集中力』は朝の方が高いのです。
でも『アイデアを練る』のは『拡散思考』なので
『集中力が高いときは出ない』のです。
私の場合、『アイデアを閃く』のはたしかに昼間です。
午後。
- 『トイレに行くとき』とか
- シャワーを浴びている時、
- ふらふら散歩をしているとき
こういう時にパッと浮かびます。
- つまりは『集中しにくい時間』だから
- 『小説を書いていない』時に
- アイデアが浮かんでいる。
そういうことなんです。
もろちん、書きながらどんどんアイデアが沸いてくることもあるので
『アイデアが出る』のと『小説を書く』のは
完全に別にすることはできないです。
あなたはどうですか?
『小説を書く』ために『集中力の高い時間』に
『プロットを作ろう(アイデアを練ろう)』と、していませんか?
『小説を書けない理由』が『集中・拡散』の問題だとしたら?
『集中できないから小説が書けない』という言葉をよくききます。
ですが、大体の場合は
『集中できない』から『書けない』のではなく
『ネタがない』から『書けない』のだと
私は考えています。
『小説にするだけのネタの量』がない。
つまりは『小説を書くための準備不足』だから書けない。
それだけの問題だと考えています。
ですが、ここで、この記事の問題ですね。
『ネタを考える』のは『アイデアを練る』ということ。
つまりは『拡散思考』が必要なのです。
『拡散思考』が必要なのに『集中する』ことに必死になれば
そりゃ、アイデアは出ないですよね?
今、現時点で『小説が書けない』と悩んでいるのでしたら
- 『構想を練る』時間と
- 『小説を書く』時間を
『分けてみる』ことを提案します。
そもそもが『構想を練る』ことも『小説を書く』と
表現しているのではないでしょうか?
『小説を書く』ことの作業の一つですが
『構想を練る・アイデアを練る』のは
『小説を書く』のとは、脳の働きがまったく違う行為なのです。
まとめ。
『小説が書けない』理由は色々あります。
殆どは『ネタが足りない』か『スランプ』か
どちらかです。
ただ、この記事のように『拡散思考を意識する』のは
その両方にとってよい結果をもたらすと考えます。
『いろんな考え方』を知って、
使えるものだけ使っていきましょう!
教えてもらったんだからそれを使わなきゃ!
なんて、思う必要は全くないのですよ!
あなたが楽しんで小説をたくさんかけるよう
遠くの空から祈っています。
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【この記事を書いた日 2022/04/23 18:40 】