【小説の書き方・初級】最初の一行が書けない時に読む記事。

【小説の書き方・初級】最初の一行が書けない時に読む記事。 小説を書く熟練度 超初級

小説を書きたい初心者によくある最大の悩み。

最初の一行が書けない!

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
書きたいところから書けばいいじゃない。

 

終了。

 

『最初の一行』は最後に書くもの。

『最初の一行が書けない!』と

友人知人がよく言っていた意味が

私は昔、わからなかったんです。

 

なぜなら『最初の一行』という言葉の定義が

私と、言っている人で違っていたことに

30歳ぐらいの時に気付いたんですね。

 

私が考えていた『最初の一行』。

『書きたいところを書く時』の『最初の一行』。

つまりは『ネタが固まっていない』と考えていた。

 

だから、『他の部分は書けている』と思ってたんですね。

実際の『最初の一行』。

『小説の冒頭の一行』が書けない。

 

これを『最初の一行が書けない』という悩みとして

みんな苦しんでいた。

 

つまり、『最初の一行』『だけではなく』。

小説の他の部分も一切書いてはいない。

 

真実の『最初の一行』だった。

 

『冒頭の一行』を『最初に書けない』のは当然。

『冒頭の一行』って、小説の中で『一番大事』なんですよ。

 

小説を最後まで書き切って

修正とか全部やってから

『冒頭の一行を整える』。

 

つまりは『画竜点睛』の部分なんです。

『ダルマに目を書き入れる』そんな状態の時に

『冒頭を書く』んですよ。

 

それを『小説をろくに書いていない時』

そもそも、一行も小説を書いていないときに

『書けるわけがない』んです。

 

この勘違いをする理由は簡単です。

『小説は推敲するもの』ということを『知らない』んですね。

【小説の書き方】気力の不要な部分から書いていく

小説は推敲するもの

【小説の書き方】第一稿はとにかく文字にする【初歩】

小説は『推敲』して『どんどん良くしていく芸術』です。

 

最初から『完成稿』なんて、書けないのが『普通』なんですね。

その『普通ではないこと』を『やろうとしていた』から

『できなかった』だけなんです。

  1. 思いついたところから『Aファイル』に書き留める。
  2. 書き留めてから、前後を考える。
  3. 『Bファイル』に前の部分、『Cファイル』に後の部分を書く。
  4. 各ファイルで気になったところを追記していく。
  5. 好きなところだけまた『Dファイル』に書き留める。
  6. 書き留めてから、前後を考える。
  7. 『Eファイル』に前の部分、『Fファイル』に後の部分を書く。
  8. 各ファイルで気になったところを追記していく。
  9. 繰り返し

そして『このテキストをつなげたら一本になるな』と思ったら

それらを『Gファイル』にまとめて

『一本の小説』する。

そこからまた、気になったところを追記修正していく。

    『小説の書き方は色々有る』ので

    これも『一つの書き方』でしかないですが

    『冒頭から完成稿を書こうとする』よりは

    現実的な書き方です。

     

    『一気にやりたい』からできなくて失敗する。

     

    完成稿を一気に書いてしまって、

    修正とかせずに公開したい。

    それはわかるんです。

     

    修正とか、第一稿~第N稿とか『面倒』ですよね。

    わかります。わかります。

     

    ただね。

    『一行目が書けない』と言っている人は

    『今の方法で書けない』んですよね?

     

    ならば、『他の方法で書く』ことを考えないと

    死ぬまで書けないですよ。

     

    だって『あなたが今やっている方法』は

    『あなたができない方法』なんですから。

     

    小説上級者なら

    ほぼ完成稿』を一気に書くことができます。

    私もできます。

     

    それでも『冒頭の数行~数ページ』なんて

    最後にがっつり書き直しますよ。

     

    『完成稿を最初から書ける』人は『天才』なんですよ。

    『天才』は『書けないと悩まない』んです。

    『書けちゃうのが天才』なんですから。

    天才は『やり方』を検索しない。検索する時点で『秀才』。 | ポジティブにタスク管理
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    『書けない』なら、あなたは天才ではないので

    『秀才』になるしかないんです。

     

    秀才になるには『努力が必要』なんですね。

     

    そこで必要な『努力』は

    『一行目を書き切る努力』ではなく

    『やり方を模索する努力』です。

     

     

    『真実の処女作で受賞して一生印税生活!』に憧れるのはわかります。

    そんな天才になりたいですよね。

    私もなりたいです。

     

    でも、『一行目が書けない』時点で

    あなたは『天才ではない』のですから

    『処女作で受賞』とか無理なんです。

     

    1. コツコツとテキストを書きためて
    2. コツコツと小説をかく技術をあげて
    3. コツコツと多作して
    4. コツコツと評価を上げていく。

     

    それが、急がば回れで一番速いんですよ。

     

    もう一度書きますが

    『冒頭が書けない』と『悩んで書けない』時点で

    あなたは『天才ではない』のです。

     

    『天才の真似』をしても無理なんですよ。

     

    地道に『秀才』になりましょう。

    まとめ。

    『冒頭の一行』を小説を書く最初に書く。

    これは、天才でないと無理。

     

    300キロの岩を一人で重機もなく動かそうとしているようなもの。

    無理なんです。

     

    無理を通そうとして、無理でできなくて

    『自分には才能がない』とかへこまないでください。

     

    他の部分から書いていきましょう。

     

    【小説の書き方】気力の不要な部分から書いていく

    【この記事を書いた日 2022/11/04 9:07 】

     

     

     

     

     

     

     

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