【小説の書き方】初心者は、ラストまで書かなくていい。【更新2021/04/27】

【小説の書き方】初心者は、ラストまで書かなくていい。 小説の書き方

小説を書く人はとかく、『一本書こう』とする。

『小説を書けない』と言う人も『一本あげよう』とする。

 

なぜ『一本小説を仕上げようとする』のか

考えてみてほしい。

 

最初は、仕上げなくていいんだよ。

それを、理解してほしいためにこの記事を書きました。

 

小説を『最初は仕上げなくていい』理由。

小説を書くときに『仕上げる』必要がない理由はズバリ

『仕上げる経験値』がないから。

 

 ↓ このツイートを見たので、この記事を書こうと思いました。

https://twitter.com/manju1635/status/1165556026843680769

難しい本を読むための研究会で

二行しか進まなかった、ということです。

 

『初めて』ってそんなもんです。

 

『しよう』と『思った』時って

『そのこと』は『初めてする』でしょう?

 

 

『初めてすること』が『成功する』確率って、

そんな高くないのは、わかるよね?

 

 

『初めて書き始めた小説』が、『完成する確率』って高いと思う?

 

あなたが今まで『始めたこと』で『最後まで出来たこと』っていくつある?

『最後まで出来た』時、何日かかった?

 

『小説を初めて書いた』なら、『すぐに完成しない』ってのも

わかるよね?

 

小説を書くためには、

『あなたの脳内』を『テキスト化』することが必要なんだ。

それはわかる?

 

【小説を書く勉強】『テキストデッサン』をする。 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

 

つまりは、『思ったこと』を『文字にする』こと。

 

  • Twitterで何文字書いてる?
  • ブログで日記書いてる?

 

そういう『テキスト作業』を今までしたことがないのに

いきなり小説を書こう、ってのは、ほぼ、ムリなんだ。

 

なぜなら、

『思ったことを「テキスト化」する能力』が育っていないから。

 

『テキストデッサン』から始めなきゃいけないんだよ。

【小説を書く勉強】『テキストデッサン』をする。 | 小説の書き方-プロ作家が答えます

 

そしてこの、『テキストデッサン』中は、

『完成しないのが普通』なんだ。

 

  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。

 

これを延々と繰り返す。

 

最近は『絵手紙』とかで『絵はがき一枚』を書くことが

『絵の登竜門』みたいになってて

『すぐに完成』するけど

昔は『絵を描く』なら『デッサン』から始めたんだ。

 

『デッサン』って『終わりがない』んだよ。

そして、何枚も何枚もかくの。

 

そうして『基礎画力』をつけてから『絵を描き始める』んだよ。

 

絵は難しいけど小説なら日本語が書ければできる。

そう考えて小説家を目指す人が挫折するのはこのせい。

『テキストデッサン』が必要なんだ。小説にも。

 

小説を書くために必要なこと。

小説を書くためにはいろんなものが必要なんだけど、

気付かず通りすぎてしまう人がとても多い。

 

  1. ネタ。
  2. 他人に理解される文章力。
  3. 新書なら12万字を『書き切る』能力。
    1. 時間
    2. 体力
    3. 脳力。
  4. 構成力。
  5. 冒頭を魅力的に書く。
  6. 面白いクライマックスを書く。
  7. 感動的なエンディングを書く
  8. 誤字脱字の修整。

これらが必要なんだ。

 

コレ全部を『初心者がクリアする』のはほぼ無理ゲーなんだよ。

 

だから初心者はこういうことを考えずに

  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。
  • 書きたいところだけ書いて放置。

これを繰り返すのがいい。

『絵を描く人』が『ひたすらデッサンを繰り返す』ように。

 

『書きたいところをだけ書く』のは『楽しい』よね?

だって『書きたい』んだから。

 

『書けない』のは『書くネタがないから』なんだよ。

だから『ネタが浮かぶまでは書けない』の。

それを『書こうとする』から『書けない!』って発狂するんだよ。

 

初心者は『書けない』んだよ。

初心者は『完了させられない』んだよ。

 

お医者さんに「運動しなさい」って言われたメタボの人が

今日突然『腹筋100回!』とか目指したって

今日は無理なの。

根性でできたとしても、一週間は筋肉痛で死ぬでしょ?

そしたら『あの痛みがもう一度来る』と思ったら

もう腹筋しないよね?

 

『一日腹筋を一回』から始めるんだよ。

一週間に一度、一回ずつ増やしていくの。

 

そうしたら、100週間後には腹筋100回はできるようになってる。

100週間後って一年以上かかってるよね。

だから、『そんな先まで目的が達成されないなんていやだ!』から

とっとと100回やって、筋肉痛で死んで

二回目をしなくなるの。

 

『小説を書く』のも一緒なんだよ。

 

最初は『テキストデッサン』から始めるの。

『好きなところだけ書く』んだよ。

 

 

そのうち、『完成させられない自分』にいらだってくる。

『どれか、完成させられないのか!』と思う

 

そこで初めて

  • 『完成』には何が必要なのか?

それを考える。

 

『完成』には何が必要なのか?

これを分からずに『完成』を目指したって無駄なのが

この時に初めて分かるんだ。

 

 

けど『一作目から完成させよう』としていると

永遠に気付かないんだな、これが。

 

そして大体は『すぐ出来る』と思ってる。

 

『すぐ出来る』と思ってるから、

『出来ないことに焦る』んだよ。

 

それはわかるかな?

『すぐに出来ない』と思っていたら

『出来ないこと』に焦らない。

だって『これぐらいで出来るわけない』と『わかってる』から。

 

『出来ないことに焦る』のは

『すぐ出来るはずなのに出来ないのはおかしい!』と

思ってるからなんだよね。

 

一輪車を今日始めて、今日乗れる確率って高くないよね?

『小説を書く』ことを今日始めて

『今日書き切れる確率』ってどれぐらいあると思う?

 

『小説なんてすぐに書ける』と思って始めたよね?

『小説を書く』って、実は『難易度の高いこと』なんだよ。

 

  • 難易度が高いけど、
  • 希望者がたくさんいるから
  • ライバルが多くて
  • 才能があっても
  • トップの人しかミリオンセラーにはならない。

 

『成功する』確率は運動のアスリートみたいな職業なんだ。

 

『稼げる』のは別。

『稼ぐ』だけなら『トップ20%』に入れば稼げるから

『アマチュアより少し巧い』なら稼げる。

というか、アマチュアを抜けた人だけが稼げる。

 

つまりは『稼げるまで』はアマチュアなんだ。

アマチュアの間は『ヘタ』なんだよ。

 

 

『小説って書くの難しい』んだよ?

 

『下手くそな小説』はいくらでも書けるよ。

 

テキストを書いて『これは小説です』って言えば

『それは小説』だから。

 

でも、

「『小説が書けない』って言ってる人の『小説』」って

そうじゃないよね?

 

『上手い小説』が『小説』なんだよね?

 

だって

『読む小説』は一流作家さんのものが多いんだから。

 

作家と自分を比べてはいけない。

小説で飯を食ってるひとと

『小説を書いてみよう!』って書き始めた

自分の小説を比べてはいけない。

そのプロ作家さんだって

『最初』は苦労したかもしれない。

 

それを乗り越えて『今』になっているんだよ。

 

その『経験値Maxの完成作品』と

経験値ほぼゼロの あなたの小説』を

比べてはいけない。

 

死にたくなるからw

『今日出来ない』ことは

『明日も出来ない』ことではない。

でも『明日出来ない』ことは『今日はほぼ出来ない』のね。

 

明日、腹筋100回できそうもないと思ったら

今日だってできないの。

 

 

『小説の書き方』は『絵の書き方』と比べて

デッサンをしましょう』から始まることが少ない。

 

『プロットが書けたら小説は書けます』

とか説明しているものもよく見る。

 

『テキストが書けない』ひとは『プロットも書けない』からね!

 

『プロットの書き方』なんて

『絵を描き始めた人』に『三点透視』を教えるようなものなの。

 

『一点透視』が出来てないのに、

『三点透視』をマスターするのはムリだから。

 

実際、プロットはなくても小説は書ける

けど、テキストが書けなきゃ小説は書けないのね。

       

      『積ん読』してる本、あるでしょ?

      家にある本、全部端から端まで読んだ?

       

      『買ったけど読んでない』って

      『書き始めたけど完成してない小説』と一緒なの。

       

      『面白くない』と思えば、読まないでしょ?

      それと一緒。

      書いてて面白くない、面白くなりそうにない、と思ったら

      『書くのをやめる』ことが必要なの。

      だって『面白くない』んだから。

       

      • そんなものを『完成』させたって、読んで暮れる人はいないし
      • そもそも、『面白くない小説』でしかない。
      • 読んでくれた人は『面白くない作家』って思うだけだよ。

      誰にとってもマイナスにしかならないよ。

       

      『着手したんだから完成させよう』なんて思わなくていいの。

      テキストデッサンが進んだなぁ』と思って

      他のを書けばいいんだよ。

       

      タイトルに『初心者は』ってつけたけど

      私も、山ほど『書いただけ』で完成してないテキストが

      パソコンの中にあるよ。

       

      『書きかけで放置する』ことを『エタる』と言うらしいね。

       

      上級者になっても、プロになってもエタるよ。

      初心者だからエタるのではない。

       

      そう考えたら、エタるのは『初心者だから』ではないと安心できるでしょ?

      エタっていいんだよ。

       

      そもそも、初心者がエタらないほうが難しいんだから。

      9割は死蔵になる。

      恒常的に公開してる私でも

      9割は死蔵。

      というか、9割はネタのみ

       

      思いつくのはいくらでも思いつくんだよ。

      私ぐらいの上級者wになると『日常全部がネタ』だから。

       

      山ほど思いついて、山ほどメモして

      終わり。

       

      少し面白いなと思ってパーッと文章を書き始めても

      「あ、これ、『小説にならない』な」と思って、

      私はすぐに書くのをやめる。

       

      これが『書きたいところだけ書く』ということ。

       

      『書いてみないとわからない』んだ。

      書いてみて、『続きのネタを思いつく』かもしれない。

      思いつかないかもしれない。

       

      キーボードを叩いていると『脳が活性化する』から

      それだけで『ネタは浮かびやすい』のね。

       

      でも、『思いついたところまで書き切る』ことをしたあとで

      『何も思いつかない』なら、その場で『書くのをやめる』。

      『もっとどうにかテキストをひりだす』努力、なんて、しない。

       

      • だって、『書ける』なら『書いてる』から。
      • 『書けない』なら『要らないテキスト』なんだよ。

      そう割り切って、『書けない』ネタは

      パソコンの中に放置。

       

      削除はしないよ!

      いつか、続きのネタを思いつくかもしれないし

      他の小説を買いいてるときに

      「あ! あのネタ、この小説で使える!」

      そういう場合もあるからね。

       

      『書いたものは捨てない』けど、『放置』だよ。

       

       

      面白くないものに時間をかけることほど

      無駄なことはないからね。

       

      もちろん、そうやって『死蔵』したものでも

      日の目を見たものはあるよ。

       

      さっき書いたように、『続きを思いついた』『他の小説に吸収された』そういうのね。

      だから『書くこと』に意味があるのであって

      『完成させる』ことなんて考えなくていいんだよ。

       

      『書き始めた』からって『小説』ではない。

      『書き始めた小説』だから『完成させたい』と思う。

       

      なら、『書き始めたから「小説」だと思う』という

      『その勘違い』を先に捨てないといけない。

       

      『小説』というのは、こういうものなんだ。

      ある程度の物語性があって
      プロローグとエピローグがついているもの。

      これは別に『プロローグ』『エピローグ』って

      サブタイトルをつけろと言っているのではないの。

       

      『小説が始まって終わる』ということ。

      つまりは『完結させた』ということ。

      『エタっていない』ということね。

       

      続編が出るのはいいけど

      『公開しても良い状態まで書いた』ということなんだ。

       

       

      クライマックスはあってもなくてもかまわない。

      ヘタな小説にはそもそもクライマックスってないことが多い。

       

      つまりは『小説』ってのは

      『書き終わった』から『小説』なのね。

       

      『書いてるウチ』は『小説』ではないの。

      『テキストの集まり』なんだよ。

       

      その『テキストの集まり』を『小説』だと思う。

      『小説というのは「完成されているもの」』だから

      『完成させたい』と思うのね。

       

      違うんだよ。

       

      元々が『今、あなたが書いているもの』は『書いただけの文章』なんだよ。

      『書いただけの文章』は、『小説』ではないの。

      どこかの説明に使ってもいいし

      絵に『説明文』として入れてもいい。

       

      つまりは、絵本や、詩や

      箇条書きで使っても良いものなの。

       

      お給料を貰ったときに、

      • これは生活費
      • これは本を買うお金

      そう、『お札に名前』は書いてないでしょ?

       

      『お金』は『ただのお金』なの。

      それを『何に使うか』はあなたの自由なのね。

       

      使用意図を明確にするために

      家で、封筒に『生活費』『娯楽費』とか分けてお金を入れることもある。

      でも、そのお金だって、ナニに使ったって法律的に自由でしょ?

       

      『文章』っていうのはそういうものなんだ。

       

      だから

      『今、書いただけのテキスト』というのは

      『小説』ではないんだよ。

       

      完成させて『公開』するときに

      『「小説」という「分類」』をつけるだけなんだ。

       

      12万文字あったって

      「これは詩だよ」と『作家本人』が言えば

      『詩』なのね。

       

      だから、『Twitter小説』なんてものが出てきた。

      140文字だろうが、『作家が小説』といえば

      それは小説なんだ。

       

      『今打鍵しているテキスト』が『何になるのか?』は

      『完成しないとわからないこと』なんだよ。

       

      だから『小説を書いてる』んじゃないんだよ。

      正確には、

      『小説になるかもしれないものを書いてる』なんだ。

       

      だって

      『完成しなければ』『小説ではない』んだから。

       

      『お湯を沸かす』って普通は言うけど

      厳密には『水を沸かして湯にする』んだよね。

      だから『小説にするために書いてる』から

      『小説を書いてる』でも『間違いではない』けど

      別に『小説のために使わなくてもいい』テキストなんだ。

       

       

      たとえば、『遅刻』という言葉。

       

      『遅刻』というのは

      『時間に遅れて到着した』から『遅刻』なんであって

      『到着していない時点』では

      『欠席の可能性』もあるんだよ。

       

      『五分の遅刻ぐらい』って言う人がいるけど

      違うんだよ。

       

      その『五分の遅刻』を『遅刻します』って『連絡しない』限りは

      『待ってる方』は『欠席かもしれない』と思うわけ。

       

      ホテルやレストランの予約を取ってるのに、欠席されたら

      キャンセル料が発生するの。

       

      その心配をしてるんだよ。

       

      『五分の遅刻』じゃないんだよ。

      『来るのか来ないのか?』が問題なの。

       

      バイトに遅刻されたら、オーナーは

      『代わりの人を呼ぶのかどうか』の選択が必要なの。

      『五分の遅刻』を怒ってるんじゃないんだよ。

      『遅れるなら連絡しろ』って話なんだ。

       

       

      『小説を書くこと』もそうなのね。

      『「このテキスト」は

       「小説になる」のか「ならない」のか?』

       

      それが問題なの。

       

      『小説にならない』テキストなら

      『小説を書く』ことが目的の場合、

      『捨てる』ことが必要なんだ。

       

      だって『小説にならない』んだから。

       

      どうかな?

      『エタることが怖くなくなった』んじゃない?

       

       

      ここで普通はもう一段上のレベルがある。

       

      『面白い小説』である必要性。

      あなたは『小説をなんでも書きたい』わけじゃないよね?

       

      『面白い小説』を書きたいんだよね?

       

      1. 公開したらブクマを貰えるような
      2. 感想を貰えるような
      3. せめて、自分は何度でも読めるような

       

      そういう『面白い小説』を書きたいよね?

       

      それならこう思わないといけなくない?

      『これって面白くなるのかなぁ?』って思ったテキストって

      続きを書かなくてよくない?

      その疑問が必要だよね?

       

      書くのはあなた。

      そのあなたが

      『このテキストが面白くなる要素が見つからない』のなら

      それは捨てていいよね?

       

      『小説の書き方』に関して、数年相談を受けてて

      『これって面白くなるのかなぁ?』って質問に、本当に驚く。

      そう思うなら、やめたらいいのに。

      そうとしか、私は思わないから。

       

      でも、何回も何回も何回も何回も、そういう質問をもらうと

      つまりは、『書くのをやめられない理由』があるんだな

      そう思うわけ。

       

      なぜやめられないの?

      『着手したんだから完成させないといけない』という
      強迫観念があるんじゃないか?

      そう、仮定した。

       

      その時点で『読者』は頭にないんだよね。

      その『「完成させるため」に「完成させた小説」』

      読む人がどう考えるか。

       

      一万円コースのフランス料理の店に行って
      材料が足りなかったからって、
      市販のカップ麺を出されたらどう思う?

      そんな感じ。

       

       

      読者はね『面白い話』を読みたいんだよ。

      決して、『あなたの自己満足につきあいたい』わけではないの。

       

      『「完成させるため」に「完成させた小説」』って

      あなたの自己満足でしかないの。

      読者のためには書いてないのね。

       

      だって、あなた自身だって『面白くないと思ってる』んでしょう?

      赤の他人が面白いと思ってくれる確率は

      限りなく低いよね。

       

      でもね

      • 『完成させなきゃ!』
      • 『書き始めたんだから最後まで書かなきゃ!』

      って考え出すと、

      そういうことは、もう、どこかに行っちゃってるの。

       

      読者のためでもなく

      あなた自身のためでもなく

      『書き始めた「小説」だと「思っているもの」』のために
      『それを完成させようとして』『人生を浪費する』。

      それって凄く害悪でしょ?

       

      『これは小説にはならない』。
      だから、書き続けるのをやめよう。

      そう思えば済む話なのに。

       

       

       

      はっきり言うよ。

       

       

      『小説を書き始めたばかり』の人が、

      『面白い小説を書けること』は
      ほぼ
       ない。

       

      ただし、『本人が面白いと思う』のは別。

       

      『面白い小説』なんて、書けないのが普通。

      『面白い小説』を、
      『小説家を目指す人』全員が書ける世界。

      ある訳ないよね。

       

      わかるよね?

      • 100メートル走を今日始めた小学生が明日9秒台になる?
      • 今日初めて包丁持った人が、一流の飾り切りを明日出来る?
      • 今日初めてハンドルを握った人が、明日F1レーサーになれる?
      • 今日初めて絵筆を持った人が、美術館に買い取られるような絵を、明日描ける?

      考えたら分かるよね?

       

      そんなことができるのは天才だけなの。

      そして天才は、こんなところで、『書き方の記事』を読んでないんだよ。

      だって、書けるんだから。

       

      『書き方の記事』を読んでいるあなたは

      『天才』ではないんだよ。

      『秀才』なんだ。

       

      『巧くなろうとしている途上の秀才』なんだよ。

       

      『秀才』には『誰でもなれる』んだ。

      だって『才能は必要ない』んだから。

       

      『正統な努力』さえすれば『秀才にはなれる』んだよ。

      仕事で言えば『秀才』なら『プロになれる』んだ。

       

      そして『秀才』なら、『経験値』が物を言うんだよ。

      今日、小説を書き始めたあなたが

      明日、ベストセラーを書ける確率は?

       

      なんとかの『賞』を貰った作家さんの

      『処女作』ってのは、

      『初めて書いた小説』ではなくて

      『初めて世に出た小説』だよ?

       

      私も、何十年も同人作家やってて

      初めて商業誌がでたときに『新人』って言われて驚いた。

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      そっか、『商業誌初めて』だから『新人なんだ』

      言われるまで、考えたこともなかったもん。

       

       

      吉本新喜劇ってあるでしょ?

      あれのなんかのギャグが、東京で賞をとったんだよね。

      初めて吉本が東京に進出した時に。

       

      あんなの、大阪では、それこそ何十年も前から使われてたのに。

      大阪在住の私は『いまさら?』って思ったよ。

       

      だから、地方でもごもごしているものって、

      いつまでたっても『未開』なのね。

       

      賞を取ったから『新人』なんであって

      『初めて書いた小説』ではないんだ。

       

      それを『新人でもあれぐらい書けるんだから』って勘違いすると

      『自分の書けなさ』に愕然とする。

       

       

      ただし『自分が面白い小説』というのは、

      『全部の作品』で可能。

       

      これも、わかるよね?

       

      あなたが『自分だけが面白い小説』というのは

      いくらでも書けるの。

       

      そして、

      『あなたが面白いと思う』小説は

      あなたとおなじ趣味の人は、面白いと思う確率が高い。

       

      逆に言うと、

      『これ面白くなるのかなぁ』って

      『あなたが思う』テキストは

      絶対面白くならない。

       

      なぜなら、そのテキストにあなたが価値を見いだしていないから。

      そういうのは捨てて、
      とっとと次のテキストを書きましょう。

      『捨てる』のがいやなら、『棚上げ』しましょう。

       

      『捨てる』といっても『ファイルを削除する』のはだめだよ。

      『ナニで訳に立つか』はわからないから。

      パソコンの中のテキストファイルなんて、容量を逼迫しないから

      ずっとおいておいたらいい。

       

       

      とにかく山ほど書くんですよ。

      メモも、一日何枚も書くの。

       

      『思い付いたこと』を全部『テキスト』にするの。

      それを三か月ほど続けたらようやく

      『思ったことを文字にする』ことが出来るようになる。

      【小説を書く前に】『テキストデッサン』をするとどうなるのか?

       

      そうなって初めて

      『思い付いたアイデア』を満遍なくテキスト化出来るようになる。

      でもそれは『ネタ』なのね。

       

      『刺身に最適のマグロの切り身』も、

      別に、甘辛煮にしてもいいんだよ。

       

      刺身で食べたら最適!

      だからって、ピザに載せて焼いてもいいの。

       

      『ネタ』ってのはそういうものであって

      『ネタ』は『小説』ではないんだよ。

       

      私の小説用ブログのネタでもね。

      痛すぎる彼氏の小説集。by 晶山 嵐(しょうやまらん) | ちょっと痛い系、残酷多めの男と少女の物語。

       ↓ こういうのがあるわけ。

      でもこれって『ネタ』であって『小説』ではないのね。

       

      そのうちどこかで使うけど、使うかどうかはわからない。
      でも、気付いたから、メモしておこう。

       

      みたいなの。

       

      初心者が浮かぶ『ネタ』ってこのレベルじゃないかと思うの。

       

      コレを『一本の小説』にするのは私でもムリ。

       

      その『ムリ』をしようとしているから

      『出来ない』んじゃないかな。

      と、今気付いた。

       

      誰がやってもムリなことは

      あなたがやっても、大体はムリなの。

       

      山を動かそうと考えるのは、

      普通は、やめた方がいい。

       

      ただ、一人で書いてるとそう言うことがわからないから

      行き詰まるのもわかる。

       

      だから私は、このサイトを作って、

      あなたのような人を助けたいと思った。

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      書き切らなくてもいいんだよ!

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      上級者でもエタっていいんだよ。

      その言葉を、胸に刻んでほしい。

       

      公開したものをエタってはいけない。

      『エタる』って厳密には

      SNSとかに公開したものを完了させない。

      そういう意味なのかなとも思う。

       

      それは、しない方がいいけど、書けないものは仕方ないやん。

      プロでも『絶筆』という『どうしようもないエタり』はあるんだから。

       

      だから、初心者は『エタった作品』が多くなったら

      ペンネームを変えてやり直すことをおすすめするよ。

       

      そのままやってもいい。

      過去作の続きは書かないんですか?

      そういう質問が多くなるだけ。

      『そのうち書こうとは思っています』と返しておけばいいよ。

       

      『読者のリクエスト』を『かなえる』のは『あなたの自由』であって

      『絶対ではない』ということ。

       

      今、『A小説』を書いていて絶好調なのに

      『B小説の続きを書いてください!』ってリクエストされたからって

      Bを書かなくていいの。

       

      今、絶好調の方を進めればいいんだよ。

       

      みんな『読者の声』に敏感になりすぎ。

       

      どうしても気になる人は『ノーイジーマイノリティ』って検索してみて。

      民主主義を掲げているくせに

      今の世の中は、ノーイジーマイノリティが勝ってしまうことが多くて

      不穏になってきた。

       

      民主主義は基本的には『多数決』なのに

      『少数派を尊重』することでおかしくなってきている。

       

      そんなことをあなたがしなくていい。

       

      『一人の声』の後ろには10人、100人の読者がいるかもしれないけど

      あなたがAの小説を書いて、閲覧者がどんどんふえているなら

      Aの小説に『多数の支持』があるんだよ。

       

      『一人のリクエストを聞いている場合ではない』んだ。

      『サイレントマジョリティ』の声をきかないといけないんだよ。

       

      あと、ネット情報には『罠』がよく仕掛けられている。

       

      検索すると匿名掲示板が出てくることがあってたまに読んでたけど

      「Aのジャンルなら、ピコでも400部は売れるって」とか書いてる人がいる。

      これが不思議にも、定期的に書かれてるんだよね。

       

      そんなことナイナイww

      実際に同人誌即売会に行ったら、八割のサークルは

      朝から誰一人立ち寄らないことが多い。

      最大ジャンルならなおさら『売れないサークル』は多くなる。

       

      ああいうのにだまされて、400部の在庫を抱えた初心者がいないことを祈る。

      見かけるたびにそう、思ったよ。

       

      無作為に悪意がばらまかれている。

       

      『エタッてはいけない』が『悪意』だとは言わない。

      『完成させた方が経験値は上がる』から。

       

      でも、それが強迫観念になって

      『面白くないと思っているのに書くのを辞められない』なら

      それは『害悪』なんだよ。

       

       

      たくさん書きっぱなしにして

      そのうち珠玉の逸品を書けばいいんだ。

       

      『そのうち』を早くするのは『多作の数』と『センス』によるので

      時期は不明。

      それは『する価値』が有りますか?

      『小説が書けない』と思ったときに、

      このことをあなた自身に問うてください。

       

      『お金になるならない』ではなくて

      『その小説を書いた』ことによって

      『あなたの人生はどう変わりますか?』ということ。

       

      私が『小説を書く』理由。

      私は、『小説を書くこと』で脳内のアイデアを全部出せるから

      次のアイデアを生み出せる。

       

      『思い付いたアイデア』はいつまでも目の前を

      物理的にウロウロするから

      外を歩いていると物理的に危ない。

       

      私は子供の頃から

      フルカラーの映画みたいな長さの夢を見てきた。

      夢一つで小説を一本書ける。

       

      だから『夢占い』とか言われると

      『どこを占うの?』って感じ。

       

      なので、『普通の人』は、夢が白黒で、静止画だ、と、

      大人になってから知ったんだ。

       

      そういう理由で『私の妄想』は

      『フルカラーで動画』状態。

       

      妄想が始まると、

      『現実の景色』と

      『脳内の妄想』が

      目の前に重なるので、『現実の景色』が見えなくなる。

      こういうときは自転車すら運転出来ない。

       

      そういのもあって、私は自動車の普通免許すら取ってない。

      殺人者になるのはイヤだから。

       

      残念ながら、22年の春に免許とっちゃって、毎日運転してるけど。

      『考え事』をするとマジやばい。目の前の景色が見えなくなった。

      だから、運転中は一切、考えないようにしている。

       

       

      このように、私は、

      『思い付いたアイデア』が頭の中で暴れると

      他のことが出来なくなる。

       

      そして、『私が読みたい小説』が他にないから、私が書くしかない。

      最大の娯楽は、私の書いた小説を読みかえすこと。

       

      つまりは『私が困る』から、『私は小説を書いてる』のね。

       

      私は、『小説を書きたい人』は『みんなそう』だと

      数年前まで思ってたw

       

      でも、『小説家になりたい理由』って他にもある。

      そう気付いて、このブログを書き始めたんだ。

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      あなたが『小説を書きたい理由』は、なんですか?

      • あの人みたいな小説が書きたい。
      • このキャラをもっと描きたい。
      • 『凄い話』を書きたい!

       

      理由はなんでもいいんだよ。

       

      『書きたいところだけ』書けばいいの。

      本当に仕上げたいものなら

      そのうちつながるから。

       

      小説は、最初から

      ずらっと書かなきゃ行けないものではないんだよ。

       

      レース編みのモチーフみたいに

      あちこち作っていって

      最後に縫い合わせて整えればいい。

       

       

      今は、このクライマックスのシーンがうまく書けないけど

      書けるようになる間に他の部分を詰めよう。

      それでいいんだよ。

       

      『最初から書いていく』とかもしなくていい。

      • 『書きたいところから』
      • 『書きたいだけ』
      • 『書く』

      それが『早く書けるようになる秘訣』だよ。

       

      このブログで唯一『楽しい手法』かもしれないねw

      他は『無理やり多作しろ』としか書いてないからねww

       

      こういう『ネタだけ』でもいいから、『たくさん書く』ことを推奨します。

       

      『「創作者」になる』ということ。

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      『創作者』ってね、面倒なんですよ。

       

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐

      私だって、『私の読みたいもの』がそこにあったら

      小説なんて書かなかった。

       

       

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐

      でも『私の考えたこと』と同じ作品なんて

      世の中になかった。

      だから、書いた。

       

       

      今だと、『アベンジャーズ』の映画が面白いから

      いろいろネタはあるけど

      別に『pixiv見てりゃ満足してる』から

      自分で書く気はない。

       

      『ヒトサマの創作で満足する』のなら、それが一番いいんだよ。

      創作者になんてなって苦労しなくていい。

       

       

      漫画『ハンターハンター』を久しぶりに読みかえして

      pixivで漫画を漁ってて

      萌えたからいきなりこういうのを書く ↓ 

      【HXH腐・グロ】ヒソカ×フェイタン。カルト。 | 晶山嵐 #pixiv 

       

      そういうことはあるけど

       

      いまさら、ジャンプ作品に手を出したくないから

      やるなら、これ以上はオリジナルでやるよね。

       

      あと、ヒソカの語尾のマークを

      エディタではつけてたんだけど、

      ファイル更新したら全部消えたのもショックで

      もう、書く気ないし、修正する気もないw

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      公開したことで『もう終わった』から。

       

      私は、オリジナルで書きたいものが山ほどあるから

      二次に時間を割いてる場合ではないんだ。

       

      今、唯一やってるのは

      公式から『同人オーケー』が出てる刀剣乱舞。

       

      もうね、私は二次に疲れたの。

      公式に怯えてびくびくしてても創作できる元気

      もうないんだよw

       

      作者が嫌がっているかもしれない二次作品を書く度胸。
      つまりは『作者に恨まれる』可能性の高いこと。

      そんなものが、もうないんだよ。

      恨みを買いたくないからね。

       

      ただ別に、誰かが二次作品を元気に書いているのは

      遠くから眺めてるし、止める気はない。

      その人の人生だから好きにすればいい。

       

       

      『小説を書く理由』自体は、

      誰かの小説を読んで

      『そういうのを私も書いてみたい!』と思ったのでもいいんだ。

       

      それで『あなたが満足する』のなら

      それは『立派な娯楽』なんだから

      楽しんでやればいいんだよ?

       

       

      つまりはこういうこと。

      『楽しくない』のなら『やめる』ことが必要。

       

      売れてる一流の商業作家でない限り

      「早く新作を書いて下さい」なんて急かされていないよね?

       

      急かされていないものを

      勝手に自分の義務だと背負い込んで、

      その重さに潰れるって、あってはならないことだよね?

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      肩の荷を下ろしてください。

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      『面白くないもの』に、つきあう必要はないんですよ。

       

      『今、続きを書けないテキスト』を『放置』することで

      あなたはそれ以上に『面白いテキスト』を生み出せるんです。

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      『楽しむ』ことが重要なんですよ。

       

      一年以上『手慰み』で

      テキトーなテキストばっかり書いてたとしたら

      一年前の『手慰み』と

      今日の『手慰み』は、

      凄くレベルが違ってますよ。

       

      好きなシーンだけ、3000文字ぐらいかいて

      pixivとかプライベッターとかに

      アップしていけばいいです。

       

       

      『書きたい』時だけ書くことが重要。

      『書けない』って言ってる人って

      『書けない』ってわかってるのに

      『パソコンの前に一時間は座る』とか

      拷問を自分に課してるのね。

       

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐

      『書きたい』なら、どうやってでも書くから

      そんなこと心配しなくていいんですよ。

       

       

      私は学生時代、通学の満員電車の中でも

      ノートを四つ折りにして、掌で小説書いてた。

      それを帰宅してからワープロに清書してたよ。

       

       

       

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐

      『書きたい』なら『時間』なんて

      どうやってでも捻出するから大丈夫。

       

       

      それが『時間がないから書けない』と言ってるなら

      それは『書きたくない』んだから、書かなくていいんだよ。

       

      同居人がうるさいとかなんとか集中したら聞こえなくなる。

      邪魔してくるなら独立するとか、スタバや図書館で書くとかすればいい。

       

      『どちらが大事なのか?』そういう話。

       

      小説に限らず『時間がないから出来ない』ってことは

      『しなくていいこと』なんだ。

       

      『寝る間も惜しんですること』だけが

      『する必要のあること』なんだよ。

       

      ゲームが好きな人は

      寝る時間を削ってでもゲームするよね。

      私も、必死でパズルをやってて朝の四時半とかあるよw

      そうなると、『小説を書くより楽しい』から

      小説を書いていないよね。

       

      でもね、『やりたいこと』ができると

      ゲームはしなくなるんだよ。

       

      だから、『小説を書きたい』と思わない限りは

      『書かない努力』が必要なんだ。

       

      徹夜してることを気にしないぐらい小説を書く人。

      そのレベルで『小説を書きたいひと』だけが

      小説家を目指すべきなんだ。

       

      だって『そういう人がライバル』なのに

      『書けないけど書きたい』人が勝てるわけがない。

       

      時間は有限なんだから

      『迷うなら、しない』ことは大事。

      まとめ。

      • 続きが書けない。
      • 一行目が書けない。
      • これ、面白くなるのかなぁ?

       

      そんなことをちらっとでも思ったら、

      『書くのをやめる』という『選択』

      検討する。

       

      それは、仕上がっても、面白い小説になる確率は低いから。

      それに時間をかける必要はない。

       

      これを書くの、やめたらどうなる?

      そう自分に問うてみて。

       

       

       

       

      「これ書いてるのメッチャ面白い!」って時だけ書く。

       

      だから、

      • しり切れとんぼとか
      • 冒頭を書いただけ、
      • クライマックスの走りを書いただけ

      でも

      どんどん放置して

      『書きたいもの』だけを書くと

      そのうち『書くことになれる』から

      大きなアイデアが浮かびだす。

       

      『つまらないアイデア』なのに、

      それを完成させようと『苦労』してると

      『面白いアイデア』は沸いてこない。

       

      だって『つまらないもの』であなたの頭は一杯だから。

       

      『つまらないと思ったら即効で辞める』。

      『辞める』のは簡単でしょ? 

      無料で今すぐできる。

       

       

      『面白い小説』を書きたいなら、『捨てる』ことが最重要。

      なぜなら『思い付いたもの』の9割は死蔵になるから。

       

      9割の死蔵がないのに、面白いものが書けたら天才。

      9割の死蔵がない状態で

      『書けない』と言ってるなら、それは必然。

       

      なぜなら『そのテキスト』は

      『面白くならない9割の死蔵のネタ』だから。

      小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
      晶山嵐
      『思い付いたもの全部』を
      完成させるんじゃないんだよ

      山ほどネタを出して、出しまくって

      枯れた後で生まれたネタが、面白い『オリジナル』ネタなんだよ。

       

      2019/08/28 追記。

      この記事を読まれたフォロワーさんから、

      『着手した小説は完成させろ』という講座がある

      ということを聞きました。

       

      それを最初に読んでいれば、たしかに、

      『書き始めたんだから、完成させないと!』と

      思うのでしょうね。

       

      面白くないものを完成させたって
      あなたの時間が無駄になるだけなんです。

       

      そして、『好かれるかどうか』は

      公開してみないとわからないんです。

       

      公開して、反応がないものはやめたらいいんですよ。

      商業誌でもそうでしょう?

      人気がないものは打ち切りになるんですよ。

       

      その作家さんのファンが続編を望んでいても

      全体的に悪ければ、そのファンは捨てられるんです。

       

      もちろん、アマチュアは別。

      感想を暮れる一人のために書き続けるのは

      あなたの自由です。

       

      ただ、『面白くならない』とわかっていて

      『面白くない小説』を『完成させた』ら

      その『たった一人の感想を暮れた人』も

      去るんですよ。

       

      もちろん、書かなくても去ります。

       

      どうせ去るなら、あなたの手間が少ない方がいいでしょう?

       

      『絵のデッサン』をするように、

      小説を書くときも『テキストデッサン』をして

      実力をつけてから完成させたらいいんです。

       

      それまでは『テキストデッサン』として

      『書きたい部分だけ書く』ことをしてたらいいんですよ。

       

      絵を描く人に

      『デッサンするなら、一枚絵を完成させなよ』なんて

      誰も言わないでしょう?

       

      『デッサン』は『練習』なんです。

      スポーツをする人に、

      「練習なんてしなくても勝てるでしょ?」なんて言います?

       

      『練習』をせずに、全部試合をする、なんてムリなんですよ。

      『着手した小説を全部完成させる』なんて

      夢物語だと、理解して下さい。

       

      小説だけ、『練習が不要』なんて

      そんなわけはないんです。

      『一本の小説を書き上げる』ためには

      『練習の文章』が必要なんです。

      その『練習の文章』を

      『一人前の小説』に見せようとしているから

      つらいんです。

      中学校の野球部が

      『練習風景を見るのなら金を暮れ』って言って、貰えると思いますか?

       

      初心者が小説を完成させて人気を得ようなんて

      それと同じことなんですよ。

       

       

      『面白くない』と思ったら『死蔵』扱いして

      次のネタを書きましょう。

       

      『面白くない作品』を世に出したら、

      あなたの名前に傷がつくんですよ?

       

      誰に認めれられなくてもいいから

      『あなた自身だけ』でも『面白い!』と思ったものだけを書きましょう。

       

      【この記事を追加した日 2019/08/28 0:29 】

      色々追記修正 2022/08/28

       

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