【小説の書き方】作品に対して不安なのはレベルアップ寸前だから。

小説の書き方

 

小説の書き方に関して、アスクからの質問。

 

晶山さんは創作に際し、

恐怖や不安を覚えたりされますか?

あるという場合は、どのように対処されていらっしゃいますか。

 

自分は二次小説オフ活動をしています。

今まで、良い作品にすることが重要と考え、

イベントあわせも平気で落としていました。

 

また読者のためではなく自分の楽しみのために書いている、

と思っていました。

 

しかし最近、根底に「凡庸なものしか書けないのでは。

読者を落胆させるのでは。

他のサークルさんに見劣りするのでは」という不安に気づきました。

 

現状、遅筆でペラい新刊しか出せていません。

楽な方へ流されてしまいます。

 

どうしたら不安をいなして、自分を律していけるのでしょうか。

 

小説の書き方に関して、晶山嵐の回答。

晶山さんは創作に際し、恐怖や不安を覚えたりされますか?

無いです。

 

「結果はどうなるだろう」とドキドキはします。

それが恐怖や不安というなら、毎回ですね。

  • イベントで本が売れなかったらどうしよう。
  • 商業誌売れなかったらどうしよう。
  • 記事に反応が無かったらどうしよう。

とは、たまに思いますし、思っていました。

 

結果、そんなことに悩んでもムダ

という結論を得ました。

 

ですので、一切悩まなくなりました。

 

どのように対処されていらっしゃいますか。

精一杯するだけです。

 

今の自分の精一杯をぶつけたのですから、

駄目なら仕方ないです。

 

『これ以上』は『現状の自分』ではできないのですから。

技術向上のためにがんばるだけですね

 

  • イベントで本が売れなかったらどうしよう。
  • 商業誌売れなかったらどうしよう。
  • 記事に反応が無かったらどうしよう。

の『どうしよう』は『どうしていいかわかんない、怖い』ではなく

『売れなかったら、どうしたら売れるようになるかな?』という『どうしよう』です。

 

立ち止まっても誰も助けてくれません。

自分で歩くしかありません。

 

どうしたら不安をいなして、自分を律していけるのでしょうか。

質問文の中に、答えが出ていますよね。

ご本人も気付いてらっしゃると思います。

 

楽な方へ流されてしまいます。

 

すべての元凶は↑これですよね。

 

簡単にいうと、『楽な方を選択しなければ良い』ということです。

言うは簡単で、実行するのは一番難しいことでもありますが

『選択肢』としては簡単ですよね?

 

難しい方を実行すれば良い、ということですから。

 

これは後でも書きますが『気力が足りていない』のです。

大体においては、『体力が下がっている』のですね。

『ガンバル元気がない』のです。

 

脳内問題のほう。

『創作をすることが「楽ではない」』と考えているのでしたら

他にしたいことがあるのでしょう?

そちらを優先させたらいかがでしょうか?

 

『読者のためではなく自分の楽しみのために書いている』

というのが『逃げ』だと 気付かれた のですよね?

 

まず、今あなたがしている『創作活動』を

あなた自身がしたいのか』という

大前提の疑問を解決してください。

 

したいことを紙に書き出して、

順列をつけてください。

 

『創作活動』が『一番したいこと』で無い場合、力は入りません。

時間も割けません。

もっとしたいことがあるのですから。

 

『楽な方に流れる』の『ラク』というのはどういうことか書き出してください。

  • 時間を無駄にしている
    • SNSやpixivのようなものを自堕落に見る、すでに読んだ本を読むなど。
    • したあとに『時間を無駄にした!』という『後悔』がある。
  • 創作以外の『作業』をしている。
    • 勉強、鍛練、など。
  • 娯楽に流れる。
    • SNSやpixivのようなものを『楽しく』見ている。
    • したあとに『後悔』が無い。

 

『時間を無駄にしている』のでしたら、その時間は削除しましょう。

ただ『娯楽』なのでしたら、削ると精神がゆがみます。

 

『楽しんだ』のか『罪悪感がある』のか、見極めましょう。

 

創作以外の作業をしているのでしたら、ソちらに方向転換された方が

必ずうまくいきます。

あなたが一番にしたいことなのですから。

 

娯楽に流れているのでしたら、まだ、一番したいことは『創作』です。

その場合は、あなたはたんにスランプに入っただけです。

 

頭を使うことに疲れただけです。

 

それか、自分の作りたいものは他の誰かが作ってくれているので

それを見ているだけで満足できて、『創作者として卒業したい』のかもしれません。

 

卒業したい場合はそのままやめてしまいましょう。

したくない創作をするのは地獄ですし、見せられる方もつまらないです。

 

ここからは、

『創作をしたい』けれど『スランプになっている』という前提で話を続けます。

スランプは誰でもなります。

このブログでも何度も書いていますが、

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『ずっと努力している』ことの『経験値』は

↑緑のラインで積み上がっていきます。

ですが、『レベルアップ』は赤線のように階段状になります。

 

そして、その『レベルアップの差が大きい』ほど、レベルアップの日数が長くなります。

長い人で十年以上、などというスランプの話を聞いたこともあります。

 

毎日レベルアップしていると、赤線の部分の『格差』は小さく、

平穏に過ぎていきますが

この段差が大きい場合

『私はこのまま駄目になるんじゃないか?』という不安に襲われます。

それが、矢印の部分の『レベルアップ寸前の闇』です。

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自分の経験値は今のレベル以上まである

(自分はレベル以上に努力をしている)のに

自分のレベルが努力より下回っているという『自覚』ですね。

 

レベルアップで跳び上がるためにしゃがんでいる状態です。

しゃがんでいますから、視線が低くなり、視野が狭くなり

身動きがとれなくなり、『動けない → 逃げられない』で不安になります。

 

私はこの状態に四回なってようやく、

「ああ、またスランプ入ったな」とすぐにわかるようになりました。

 

スランプは回避できません。

レベルアップの前段階なのですから

レベルアップするたびにスランプにはなります。

それは、回避できません。

スランプを回避する、ということは、レベルアップしない、ということです。

 

 

スランプになりたくない、などという無意味な望みは捨てましょう。

 

スランプにならない方法は簡単です。

今していることをやめれば良いのです。

もうしないのですから、『上達していない!』と悩むことはなくなります。

 

極端な、と思うでしょうが

そうやってみんな、やめているのです。

 

殆どの人は『初心者』の段階を抜け出せずにやめます。

80%はやめるか、初心者のママです。

 

ですので、初心者の段階を過ぎたと思うなら、

その時点で自分を褒めておきましょう。

 

 

スランプとレベルアップはセットです。

これは許容しましょう。

 

そういうときは、勉強をします。

創作ができないのですから、『インプット』に時間を使います。

このあと、レベルアップしたときに一気に動けるように、場を整えます。

 

私の場合でしたら

したいことはいっぱいあって、色々手をつけていますので

その一つがスランプになっても、他のことを続けられますから

何かを常にしています。

ナニもできない酷いスランプの時は、ひたすら勉強をします。

 

 

あなたが今、スランプ状態なのでしたら、

創作に関する勉強をオススメします。

今まで後回しにしていた資料集めなどを今しましょう。

 

不安になるのは性格による。

トンネルに入るときに不安になるか、ワクワクするか。

それで、ネガティブかポジティブかわかるそうです。

 

私はワクワクするタイプですので、『私が不安になる』というのは

『完全な精神不安』で、『ヤバイ』状態ですw

 

ですが、常にトンネルに入るときに不安になる人は

それは『日常』です。

  • トンネルに入ってもナニも無いですね?
  • トンネルから出てもナニも無かったですね?

それを何度もトンネルに入って実感してください。

 

状況が変わることに不安になっていますが

大体の『状況変化』はそんなに大したものではない、と実感すれば

『一瞬の不安』は『すぐに終わる』と理解して、落ち着けます。

 

不安になるのは悪いことではないのです。

 

太古の昔。

夜は火の廻り以外は真っ暗で、肉食獣に食われる危険性がありました。

その『危険性』を『不安』だと感じて、『状況変化』を『警戒』しているのです。

『不安感が強い』というのは『守る人』、なのです。

 

ただ、全員が不安で火の廻りにだけいたら飢え死にしますよね?

不安を無視して闇の中に、猛獣に立ち向かって肉を狩って来る人は

『不安』というのは『警戒すればいいだけ』だと実感しているのです。

 

それだけの差なのです。

生きているのですから『不安』は感じて当然なのです。

 

ただ、不安で震えていたくないのであれば、

立ち向かうしかないのです。

闇の中へ。

 

高所恐怖症を治すには、100回高所に行けば良い、という理論です。

 

あなたはどちらですか?

トンネルに不安を感じるのでしたら、

今感じている不安は、それと似たようなものではないですか?

 

 

私は、トンネルではハイになる方wなので

私の『不安』というのは根が深いです。

 

私は運動不足と何かが重なったときに不安定になります。

今ではそれはすぐにわかります。

 

『影が人の顔に見える』んです。

幽霊に囲まれてる感じがします。

常に側に人の気配を感じて怖いです。マジで悲鳴が出ますw

 

ただ、もう、解決方法はわかっています。

「ああ、今、私は精神が弱くなってるな。

こういうときは運動をして体を鍛えればいい」

そういう結論を、すでに出しているのです。

 

影が人の顔に見えた瞬間、服を着替えて散歩にいきます。

そう言うときは基礎体温も低くなっていますので(体も弱っている)

低体温期に、36.4度以上になるようにプチ筋トレをします。

 

面白いことに、筋肉痛がある時は、精神不安が来ませんw

体が痛いので妄想で怖がってる場合じゃないんでしょうね。

 

 

  • 運動していますか?
  • 体が弱っていませんか?
  • 膀胱炎になりやすくないですか?

体が弱っていると、不安になる確率は上がります。

自分の命が心配ということなのですから。

そう言うときは、他のことをしている場合ではありません。

『体力』を先に上げる必要があるのです。

 

数年前の私は、体調が悪くなると膀胱炎になりました。

ここ三年、一度もなっていません。

 

 

以前元気だったときにどれぐらい運動をしていたか思い出して

それぐらいまで運動量を徐々に増やしてみてください。

 

体を動かすと、軽い不安感はすぐなくなります。

『怖いから動かない』と、どんどん状態は悪くなります。

 

『不安だな』と思ったら、その場で机に手をついて

腕立て伏せをしてください。

腕が張るぐらいでいいです。無理をしないで。

一回一秒からでいいです。

10回やりきらないと! とか思わないように。

 

空を仰いで深呼吸しても効果的です。

猫背になって俯いて、

体の中の脂肪を吐き出すように、空気を絞り出してください。

そして、

胸を張って、肩を後ろに下げて、上を向いて大きく息を吸ってください。

 

深呼吸って、けっこう筋肉を動かすものだと実感できるでしょう。

普段、筋トレをしていない人がまじめにすると、筋肉痛が来るほどの運動量です。

 

 

不安は吹っ飛んだでしょう?

 

 

病的な不安でない限り、不安なんて『暇だから覚えるもの』なんです。

一月不安な状態が続くようでしたら、それは病的ですので病院に行ってください。

 

そして、あなたのしたいことのために勉強を増やしてください。

『暇だから不安になる』のです。

ヒマな時間を削除しましょう。

 

 

不安を吹っ飛ばすための物理的支援。

運動をしてくださいと言っても目安がわからないでしょう。

体温計を買ってきて、基礎体温を毎朝はかってみてください。

なれたら、そのアラームで目覚めたらいいです。

 

私が使っているのはこれです。

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時間を設定すると、毎日その時間にアラームを鳴らしてくれるので

寝起きに銜えてぼーっとしてます♪

 

毎朝が無理なら、食前とか、時間を決めてはかってください。

 

そして、36.5度以上になるように、運動をしてください。

 

階段腕立て伏せを一日一度10回。それを三日ぐらい続けたら、

0.1~3度ぐらい上がります。

基礎体温を上げるのって、簡単なことなんですよ。

ちょっと運動を増やすだけなんです。

 

35度台だと、あらゆる病気が出てきます。

不安にもなります。

 

健康になれば、不安感は減ります。

不健康な自分に対する将来への不安、というのがなくなるからですね。

 

プチ筋トレをしながら、

『レベルアップしたらどうなるかな』とワクワクしながら

今できていないところの資料集めや勉強をしましょう。

 

プチ筋トレは↓こんなレベルで大丈夫!

外に出ずに運動したい。 | BL作家 晶山嵐の日記

一日一回一秒から!

 

不安に思ったら、首の筋を引きつらせて、

首の美しさとバストアップを保ちましょう♪

 

首の筋を引きつらせながら不安にはなれませんw

 

『自分の人生を楽しむ』ことに目を向けましょう。

『不安を解消したい』ではなく

『楽しいことを見つけて実行したい』と口にしてください。

 

『不安に注目』してはいけません。

『楽しくなることに注目』しましょう。

 

『私は、何をしたら凄く楽しいかな?』と口にしてみてください。

思い付いたことをメモに書いてください。

そして、一つ一つ実行していきましょう。

 

あなたが楽しんで創作をするから

それを見た人も楽しんでくれるのです♪

 

幸せの前には苦労があるんだから

この苦労を乗り越えよう!

なんて思わずに

今、楽しんでください。

 

斎藤一人さんの言葉ですが

『苦労の後には苦労が来ます』

だから

『楽しいことだけを選んで実行』しましょう。

 

 

あなたが、まず、あなたの作品のファンになりましょう♪ヽ(´▽`)ノ

あなたが、まず、楽しみましょう♪ヽ(´▽`)ノ

 

そして、創作に対して勉強や資料集めをたくさんしましょう。

そのうち、前はできなかったことが

軽々できるようになっていることに気付く筈です。

 

大丈夫!

 

あなたは今『楽を選んでいる自分を嫌悪している』だけです。

それは、『がんばりたいから』です。

 

『嫌悪している』方に集中しているから、『不安』になるのです。

 

まず、自分を愛して

自分を楽しませて♪

 

自分を自分でもてなしてみましょう♪

娯楽と勉強を交互にして、脳を活性化させましょう。

レベルアップしたあとに、ガツガツ創作に迎えるように!

 

楽しんでくださいませ♪ヽ(´▽`)ノ

 

【小説の書き方】作品に対して不安なのはレベルアップ寸前だから。

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2017/02/14 19:31 】

【この記事を更新した日 2018/04/22 7:55 】

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