【小説の書き方】『自分の書いた小説』が『一番ヘタだ』と思ったときに読む記事。

『ピラミッドの頂点あたり(赤い部分)』 モチベーションの上げ方

小説に限らず『創作』をしていると

『自分のヘタさ』に泣きたくなることがあります。

 

こんなことを考えたことがあるあなたへ。

なんでこんなに自分はヘタなのか?

なんであの人みたいに上手く書けないのか?

 

書いても書いても評価が上がらない。

評価があがらないからモチベーションがあがらない。

 

なのに、一時間ごとに、10分ごとに閲覧者が増えていないか確認してしまう。

その時に、一流の人の成果まで確認して

「この人はこんなに評価を受けているのに……」と傷つく。

 

もっと評価がほしいのに。

もっと上手くなりたいのに!

 

美文にするために色々試行錯誤したけど

それでもまったく評価は変わらない。

 

どうにかしたいけど、解決方法がわからない。

解決方法がわからないから、

『このまま』進めることができない。

だから書けない。

 

書けないからネタが腐って

書く気もなくなって

なんかもう……いいか……

ヒトサマの創作で楽しんでいれば……

私が小説家になろうとか、そもそもムリだったんだ……

 

こんな私に大それたことなんてできるわけないんだ。

主役になろうなんて大それた夢だった。

脇役らしく、目立たないように、大きなことをしないように生きていこう。

もう、夢なんて持たないでいよう。

失敗するのが怖いから。

こういうことを一度でも考えたことがあるあなた。

 

再確認しましょう。

  • あなたは努力しましたよね?
『小説が上手くなるため』にたくさん努力しましたよね?

そして完全を目指しましたよね!

 

でも、評価が上がらない。

 

そんなあなたにこそ読んでほしい、あなたの『利点』!

『自分がヘタ』だと『思う』ことは『とても良いこと』なんです!

 

あなたが『自分がヘタだ』と『気付いた』からこそ

あなたは上手くなれる。

 

その第一歩を踏み出しましょう。

 

実は、あなたは『ヘタではない』という『事実』。

あなたは『自分の書いた小説がヘタだ』と『思っています』よね?

 

では聞きます。

なぜ、『あなたの書いた小説がヘタだ』と思いましたか?

 

もっと簡単に聞きましょう。

 

『誰と比べて』『あなたが』ヘタだと思いましたか?

 

  • 商業誌になった作家さんと比べていませんか?
  • 『あなたより巧い人』と比べていませんか?

 

それって、『勝てる』日が、来ますか?

 

天才や『自分より巧い人』と比べたら絶対に勝てない。

『あなたより巧い人』と比べたら、絶対に勝てないですよね?

 

100メートル走で一斉を風靡したカールルイスが

自分以上の新記録を出したウサインボルトに対して

『俺の走りはまだまだだ……こんな俺に走る資格なんて無い』なんて言ったら

どう思いますか?

 

カールルイスだって凄かったでしょう?

『当時の新記録』を出したんですよ?

凄いでしょう?

 

でも、それをやぶる新記録が出た時点で

カールルイスは無価値ですか?

 

違いますよね?

 

カールルイスが今、2009年当時

ウサインボルトと同じ年だったら

カールルイスが『目標にする』のは『ウサインボルトだけ』ですよね?

 

カールルイスが『なんて俺の走りは遅いんだ!!』そう言ったら

あなたはどう思いますか?

 

わかりましたよね?

 

あなたは、『あなた以上の記録を持っている人』と自分を比べているのです。

これって、勝てる日が、来ますか?

 

東野圭吾さんよりあなたがヘタなのは当然ではないですか?

司馬遼太郎さんよりつまらない話になるのは当然ではないですか?

 

そんな一流作家と比べてないよ!

 

 

では、『誰と』比べましたか?

 

『同期の作家』と比べましたか?

『どういう意味で同期』ですか?

 

その『同期』って、『書き始めた年数』も一緒ですか?

 

たとえば、『A賞』をとった同期だとしますよ。

10年小説を書いていたあなたと

20年小説を書いていたBさん。

 

同じ時期に『A賞』をとったら、同期ですか?

 

『小説を書いていた歴史』が違うのに?

投稿をしていたら、Bさんもとっととプロになっていたかもしれませんか

趣味で書いていたから一般公開していなかっただけ。

 

そんな人とあなたは『同期』ですか?

 

違うでしょう?

 

同じ年だから同期ですか?

自分より年下だから、自分よりヘタな筈だ、と思っていませんか?

 

『年齢で相手の実力をはかる』なんて

無駄な行為だと、にんしきしましょう。

 

まず『若くして頭角を表した人』は『天才』です。

あなたが天才でないなら、天才と自分を比べてはいけません。

天才は『やり方』を検索しない。検索する時点で『秀才』。 | ポジティブにタスク管理
晶山嵐の日記ブログです。

天才に勝てるのは天才だけです。

勝てない人に勝とうとするからつらいのです。

 

 

あなたは頑張り屋さんだから、常に上を向いているでしょう?

あなたは目標を上に設定して

常にそれに向かって努力しているでしょう?

 

それは『客観性がある』ということなのです。

 

『正しい客観性がある』場合、『ヘタには絶対にならない』のです。

 

『あなたがヘタではない』理由。

『他人と自分を比べる』というのが『客観性がある証拠』です。

 

『客観性がない人』は『他人と自分を比べない』のです。

なぜなら、『周りが見えていない』からです。

 

そういう人は、あなたのまわりにいない可能性が高いです。

なぜなら、そういう人は『がんばらない』からです。

 

『がんばるあなた』は『頑張らない人』が嫌いでしょう?

そして『がんばるあなた』は『がんばる人』が好きでしょう?

 

だから、『あなたのまわり』は『がんばる人』だけがいるわけです。

だから、『あなたのまわり』には『頑張らない人』はいないのです。

 

あなたが
『頑張らない人』から距離をとろうと頑張った成果

今のあなたの立ち位置なのですね。

 

 

もうちょっと頑張れば、もっとよくなれるのに

なぜ頑張らないんだろう?

あなたは『頑張らない人』に対してそう思いますよね?

 

でも、『頑張らない人』からするとあなたは

『なんでそんなにあくせく無駄に動き回ってるんだろう』と思われているわけです。

『意識高い系w』とか言うのもそういう人ですよね?

 

私が意識高いんじゃないよ、あんたが低いんだよ。

 

そう思いませんか?

 

でもね『頑張らない人』の方が『多数派』だと、知っていますか?

 

つまりは『頑張っている自覚がある』時点で

あなたは、『そのジャンル』の上位三割ぐらいに入っている。

その可能性が高いのです。

 

七割ぐらいの人は『頑張らない』のですよ。

なぜなら『今のままで良い』と思っているから。

 

それは『幸せの追及をやめている』のではないのです。

『今が幸せ』なんです。

『現状で満足』なんです。

 

 

そういう人たちに対して『勝ち組』になりたい人は

『負け組』と勝手に呼称します。

 

『頑張らない人』が『がんばる人』に対して

『意識高い系w』と言うのと同じですね。

 

 

つまりはね、わかりますよね?

 

『頑張っている自覚がある』時点で

『あなたの文章力』は、全人類のトップ30%には入ってるんです。

 

平均以上の文章力は持っているのです。

 

それを『自覚』しましょう。

 

『全人類のトップ30%の文章力』ってわかりますか?

『全人類の70%からは「巧い」と思われている』ということです。

 

どうですか? 

初めての『着眼点』ではないですか?

 

『全人類のトップ30%の文章力』の中では底辺かもしれませんが

『全人類70%』の上にはいるんですよ。

 

『過半数より巧い』なら『文章力はある』と言って

過言ではないですよね?

 

だから、『文章力を鍛える』必要はないのです。

客観視がある人は、多作すればそのうちあがります。

今、あなたが注目すべきは『面白い話を作ること』であって

『美文』ではないのです。

美文を追及していると『努力の方向性が違う』ために

いつまでたっても『評価は変わらない』のです。

 

 

 

あなたは『実力が高い』ということを

『ピラミッドの頂点あたり(赤い部分)』だと思っていませんか?

『ピラミッドの頂点あたり(赤い部分)』

『上に上がればあがるほど努力をしている人達』

 

赤く無い部分、つまりは『白い部分に居る人達』も

『あるていどの努力をして上下がある』。

そう思っていますよね?

 

実際には、こうなんです。

『上に上がればあがるほど努力をしている人達』

『上に上がればあがるほど努力をしている人達』

それは変わりませんが『白い部分の人達の努力量』が

ピラミッドとは高さが違うでしょう?

 

  • 『努力しない人』が下の『白い部分』に『わさっと』いて
  • 『努力した人』が上の『赤い部分』にちょっとだけいる。

 

これが、社会の縮図です。

 

これは、努力するしない、稼いでいる稼いでない。

いろんな意味で当てはまる図なのです。

 

圧倒的に『白い部分の人の数』が多いのは

ピラミッドと一緒ですが、意味合いがかなり違うでしょう?

 

この図の、赤い部分の中だけ

『上に上がればあがるほど努力をしている人達』

ピラミッドになるのです。

『ピラミッドの頂点あたり(赤い部分)』

『努力して』『成果が出た量』が多い人が上に行く。

 

あくまでも

  • 『成果』=現状。

 

 ↑ であって ↓ こうではないのです。

  • 『努力』=現状

 

あなたの現状は『努力の結果』ではなく

『成果の結果』なのです。

 

努力しても成果が出なければ、その努力は徒労に近いのですから。

 

  • 『努力』×『方向性』×『ひらめき』×『時流』=『成果』

 

  • 『努力1』×『方向性1』×『ひらめき1』×『時流1』=『成果1』

掛け算なので、全部が1だと1です。

 

でも、『掛け算だから』こそ

  • 『努力』×『方向性1』×『ひらめき1』×『時流1』=『成果

『どこかが倍』になれば『成果も倍』になります。

 

気付かれたでしょうか?

『方向性』が『1(正数)』なんですね。

 

どれか一つでも『-』がつけば、『成果はマイナス(無駄な努力)』になるわけです。

  • 『努力100』×『方向性-1』×『ひらめき10』×『時流10』=『成果 10,000』

これが『美文を追及』しているあなたの現状です。

     

    『努力している』のに『方向性が違う』ために
    『成果がマイナス』になる。

     

    『評価が低い』ことで悩んでいる人は、こういうことをしていることが多いです。

     

    • 『方向性』がマイナスなのです!
    • 努力の方向が違うのです!
    • やることの方向が違うのです!

     

    だから、『努力量は凄い』のに、『成果にならない』どころか

    努力で疲れて慢性疲労を起こして、人生がマイナスになってしまうのです。

     

    『方向性』さえプラスにすれば、プラス一万で

    結果的に成果は二万アップになるのです!

     

    下記二つは『成果100』で同じですが、

    一行目の方が『努力が少ない』から簡単です。

    • 『努力1』×『方向性1』×『ひらめき50』×『時流2』=『成果100』
    • 『努力100』×『方向性1』×『ひらめき1』×『時流1』=『成果100』

     

    • 『努力1』でも『100の成果を出す』のが天才。
    • 『努力100』で『100の成果を出す』のが努力家。

     

    ほんのちょっとずつ、各要素を高めて、膨大な成果をだすのが『秀才』です。

    • 『努力3』×『方向性3』×『ひらめき3』×『時流3』=『成果243』

     

    天才がちょっと努力したら秀才は追い抜かれます。

    『努力2』×『方向性1』×『ひらめき100』×『時流2』=『成果400』

     

    でも、天才が、あぐらをかいていたら追い抜ける。

    『努力1』×『方向性1』×『ひらめき50』×『時流2』=『成果100』

     

    それが『秀才』です。

     

    • 『努力100』×『方向性1』×『ひらめき1』×『時流1』=『成果100』

    これつらいですよね。『努力100』。

     

    これが『時間給 肉体労働者』です。

    『体力をお金に換えている』状態ですね。

     

    これ簡単ですよね ↓ 『努力3』。

    • 『努力3』×『方向性3』×『ひらめき3』×『時流3』=『成果243』

    これが『能力給労働者(ナレッジワーカー)』です。

    『思考をお金に換えている』状態です。

    オフィスワーカー(サラリーマン、OL)は、大体こっちですね。

     

    だから、現代では、

    肉体労働者よりオフィスワーカー希望者が多くなります。

     

     

    肉体労働者でもたとえば

    『高所作業』だと、こうなるわけです。

    • 『努力100』×『方向性3』×『ひらめき1』×『時流3』=『成果600』

     

    『なりたい人が少ないところに着任』ということで『方向性』が高く

    『絶対に必要』ということで『時流』が高いのですね。

     

    こうなると、たいていのオフィスワーカーは太刀打ちできません。

     

    これを『小説を書く』ことに当てはめてみましょう。

     

    基本はこんな感じ。

    • 『文章力1』×『構成力1』×『ネタ1』×『時流1』=『成果1』凡人。

    どこに努力をいれて、成果をあげるか、ということです。

     

    初心者は文章力が低いので、

    100の努力を傾けて100の文章力を手に入れます。

     

    上級者はすでに文章力が高いので

    文章力にそそぐ努力が1でも100の文章を書けます。

     

    『美文を目指す』あなたは『文章力』に『努力』を傾けているのです。

     

    『文章力99』×『構成力1』×『ネタ1』×『時流1』=『成果99』

     

    ヒットするような人はここに『努力』を傾けているのです。

    • 『文章力3』×『構成力3』×『ネタ3』×『時流3』=『成果243』

     

    賞を取るような人はこうです。

    • 『文章力100』×『構成力10』×『ネタ10』×『時流10』=『成果100,000』

     

    あなたが『自分の小説はヘタだ』と言うとき、

    『どこ』が『ヘタ』だと思っていますか?

     

    『文章力』ではないですか?

     

    『そこしか』『巧いヘタはわからない』から。

     

    『ネタの巧いヘタ』とか『時流』って数値化できないですから

    そこを比べていないでしょう?

     

    そして、その『文章力』ですら

    『一流と比べる』とどうなるでしょう?

     

    絶対にヘタですよね?

     

    『文章力がヘタ』という意味は?

    『文章力がヘタ』というのをあなたは『美文ではない』ととらえていませんか?

     

    『美しい文章』『ではない』から『ヘタ』。

     

    つまりは『上手くない』から『ヘタ』。

    そういうことですね?

     

    『ヘタ』の定義はそうじゃないでしょう?

     

    たとえば、地上波の『プレバト』だと

    • 才能アリ  ← 巧い
    • 凡人
    • 才能無し  ← ヘタ

     

    こうですよね?

     

    『上手くない』なら『へた』ですか?

    違うでしょう?

    『上手くない』ということは『凡人』か『ヘタ』なのですよ。

     

    『凡人』になりたくない。『才能アリ』になりたい。

    それはわかりますが『普通は凡人』なんです。

    『ヘタでない』だけ、『努力をしている』のですよ。

     

    『凡人になるだけの努力』をしているのに、

    『凡人』を『ヘタ』と言ったら、そりゃ、キツイですよね?

     

     

    『偏差値』ってご存じですよね?

    学校の成績で言うと、

    テストの成績によって『天才、凡人、バカ』を決める数値でしょ?

     

    そう思われると思います。

     

    『偏差値50』ってバカじゃないでしょ?

    『普通』でしょ?

     

    客観性がある時点で、

    他人と自分の文章を見比べて

    『普通以上』にする。

     

    それが『客観性があって努力家で完璧主義』のあなたなのです。

     

    なぜ『完璧主義』なのか?

     

    完璧主義でなければ

    他人と比べて『自分がヘタだ』と落ち込むことはあっても

    それで『だめだ』とは思わないのですよ。

     

    『完璧主義の人だけ』が『99点を許さない』のです。

     

    『99点を許さない』より

    『失った一点を許さない』ということですね。

     

    『大体の人』は『80点ぐらいとれば満足』なのです。

    だって『赤点ではない(補講がない)から』。

     

    『完璧主義の人だけ』が99点をとったときに

    『とれなかった一点』に『注目』して『自分はだめだ』と思うのです。

     

    たかが一点なのに。

     

    『自分が一番ヘタだからだめだ』と思うのは

    努力家のあなたが努力した結果だから。

    完璧主義のあなたの作品に『瑕疵(傷)がある』から。

     

    『満点をとらない自分を許さない』。

    だから、『文章が上手くない自分』を『許せない』のです。

     

    小説の文章は、巧いに越したことは無いですが

    まずは、『ヘタでなければ良い』のです。

     

    『美文を目指す人』というのは『普通の文章』を『すでに書けている』ので

    次にやるべきは、『小説を上手くしやすい方法』つまりは

    ネタや構成力を勉強する方が

    『「上手い小説」を書きやすくなりやすい』のです。

     

    99点を100点にするよりは

    1点を30点にする方が簡単だと思いませんか?

     

    • 『文章力99』×『構成力1』×『ネタ1』×『時流1』=99

     ↑ これを頑張って『文章力100』にする ↓ 

     

    • 『文章力100』×『構成力1』×『ネタ1』×『時流1』=100

     

    それよりは、そもそも全然力を入れていなかった『ネタ』を頑張って

    30にした方が『上がり幅』が大きいでしょう?

     

    • 『文章力99』×『構成力1』×『ネタ30』×『時流1』=2770

     

    『美文を追及しようとする人』ってこの掛け算に気付いていないんですよ。

     

    すでに『上がりきっている文章力(99%)』を『さらにあげる』には

    天文学的な努力が必要になります。

     

    全然努力していない『ネタ』を『ちょっとあげる』方が

    『労力が少ない』でしょう?

    それで、文章力を上げるよりはるかに効率的に小説が上手くなるのです。

     

    別にそれは、『ネタ』だけじゃなく

    構成力や、時流を上げてもいいんです。

     

    秀才が天才を抜くには『一点突破』で

    『得意な部分をあげる』のが良い、と私は考えています。

     

     

    でも、『殆どの人』が『美文を追及』しているなか

    『文章の綺麗さが持ち味』だとしても

    『それ以上の美文』を追及することって

    『労力の無駄』になりやすいですよね?

     

    エベレストに登頂しているのに、さらに上、といっても

    足場がないんですよ。

    山がないんですよ。

     

    『それ以上に上』なんて『誰も求めていない』んです。

     

    『求められていないところ』に労力をかけても

    その努力はほぼ無駄になるんですよ。

     

     

    油絵を描くときに、キャンバスを美しく整える工夫って

    『絵の価値』に加算されますか?

     

    額縁で絵を覆ってしまったら見えないでしょう?

     

    絵を運搬するときにキャンバスから外してしまうことだってあるのに

    キャンバスの裏側を美しく整えることって

    そこまで必要でしょうか?

     

    『初心者が美文を目指す』というのは、

    そういう『しなくて良い無駄』なんです。

     

    誰でもかれでも

    小説初心者は『美文を追及しなくてよい』と言っているのではないんです。

     

    『他人と比べて自分の文章がヘタだ』と思っているあなただから言うんです。

    もちろん、トッププロになれば美文で有る方が良いです。

    でも『トッププロ』に『なった時点』で『ネタが良い』のですよ。

     

    『プロとして10冊本を出せた』のなら、

    『文章力』に注力する必要は無いのです。

     

    プロになってもしなくていいことなら

    アマチュアは、さらにしなくていいんですよ。

     

     

    そもそもが、『他人と比べない人』って

    自分が巧いと思っていますから

    『ヘタだから文章を美しくしよう』なんて、『思ってない』んですよ。

     

     

    だから、あなたからしたら

    『こんなへったくそな文章でよくSNSに公開できるな』と思う人でも公開しているのです。

    だって『自分の文章がヘタだと、その人は考えていない』んですよ。

    『客観性がない』から。

     

     

    『客観視できる』というのは『才能の一つ』なんです。

     

     

    周りをみてくだい。

    みんな『普通こうでしょ』っていいますよね?

     

    その『普通』ってなんですか?

    あなたは疑問に思いませんか?

     

    だからあなたが『普通』を言う場合って

    『よくテレビでこういう風に言われてるけど』とか

    『アンケートでこんな結果が多いけど』とか

    言いませんか?

     

     

    それって、メディアやアンケート集計をする人の『主観』は入りますが

    『あなたの主観』じゃないでしょう?

    『客観』でしょう?

     

     

    つまりは、『大多数の人が言う』『普通』って

    『自分の主観』なんですよ。

     

    『この俳優さんよく出るよね』と私の母はよくいいますが

    私は、母よりはるかにたくさんの映画を見ていますが

    その俳優さんをこの映画でしか見たことが無いです。

    それはきっと、『同じ映画』を一か月で三本見て

    その人を三回見てるだけだと思います。

     

    ケーブルテレビだと、延々と同じ映画を再放映しているので

    そういうことがよくあります。

     

     

    『普通こうでしょ』と母はよく言いますが

    『その普通ってナニよ』と私はよく思います。

     

    『普通こうでしょ』って言う人の『普通』って

    『その人の主観で「よく見たこと」』というだけなので

    趣味が違えば、まったく『普通が違う』なんてことは

    よくあります。

     

     

    『イケメンと言えばキムタクでしょ』といわれたって、違うでしょ。

     

    『キムタクはイケメンでしょ』と言われれば、そうだとは思いますが

    『イケメン』で『キムタクを思い出す』かどうかは、人それぞれです。

     

    「イケメンといったら吉沢亮でしょ!」

    「違うわよ! 新田真剣佑よ!」

    こんな言い合いって不毛ですよね?

     

    『好みの問題』を『世界の「普通」』だと定義したい人たちの闘争。

     

     

    こういうのと同じで『へた』も『主観』なんです。

    『私の文章はへたくそだ』と思っているのは『あなただけ』なんですよ。

     

    そこをまず理解して

    『文章以外』のスキルを上げる

    格段に小説が上手くなります。

     

    『構成力』がヘタ、という意味は?

    構成力がヘタだと、『ネタが良い』状態でも

    仕上がった小説はドヘタ、ということがあり得ます。

     

    ネタを時系列に並べていって

    1、2、3、4、5、6、7とすれば

    『淡々としていて面白くない』となるでしょう。

     

    6、4、1、2、3、5、7。

    こういうの、最近よくみるでしょう?

     

    異世界転生モノとかでよくありますね。

    1. 冒頭が『突然』戦闘シーン。
    2. そのあと、『現世の日常』 ← ここがつまらない。
    3. 転生シーン
    4. 転生先の説明。 ← ここがつまらない。
    5. 転生先の日常。 ← ここがつまらない。
    6. 転生先の事件。

     

    時系列だと『つまらないシーン』が並ぶから、読者が

    その先を読んでくれないのですね。

    1. 現世の日常 ← ここがつまらない。
    2. 転生シーン
    3. 転生先の説明 ← ここがつまらない。
    4. 転生先の日常 ← ここがつまらない。
    5. 転生先の事件
    6. 戦闘シーン。

     

    だから、先に『大事件』を冒頭に置いて

    『この話はこういうことがおこりますよ~』ってのを書いてから

    つまらないシーンを書いていくわけです。

     

    これも、ヘタな人は、

    冒頭に『なんでもない数年後』を書いて

    『数年前』と、始めたりします。

     

    違うのよ。

    『クライマックス』を冒頭に書かなきゃいけないの。

    『なんでもないことしかない』なら

    冒頭から時系列で書いた方がいいんだよ。

     

    こういう構成の話って本当に面白くないです。

     

    そもそも『構成がわかってない』からこういうことになるし

    『なにが見どころ』か『わかってない』から

    『イベントもつまらない』のですね。

     

     

     

    だからこそ『その大事件』すらつまらなければ

    本文全部がつまらないから、

    『一行目で読者が逃げる』ことになるのですね。

     

    そういうことを考えるから『一行目が書けない』わけです。

     

     

    もちろん『つまらないシーン』を面白くするのも作家の力量ですね。

     

    漫画においての『2大失敗』。

    • 1ページや見開きブチ抜きで文字をどわっと並べてしまう。
    • 『小説か!』みたいに、コマに文字を並べて説明してしまう。

    学術的漫画でない限り『文字の羅列』を読者は読まないので

    パッと閉じられてしまいますね。

     

    小説も一緒で

    『説明だけを長く書く』と読者はいやになって閉じてしまいます。

     

    こういう作風で売れている人もいるので

    100%ダメ、というわけではないのですが

    ライトノベルでは無理です。

     

    私の昔の友人がこのタイプで

    料理に関係ない二次小説なのに

    『食事のメニュー』を二頁に渡って書いていたので

    数行読んで閉じました。

     

    その人は服装とかも、とにかく『最初に出てきたとき』に

    『全部説明してしまう』ので、

    三人出てきたら、六ページが服装説明、ということに……

    しかも、微妙にヘタだから、どういう状況なのかもわからない。

    服装説明が終わったあとは、その前がどういう話だったのか思い出せない。

    そういう書き方をしてました。

     

    昔は、外国の小説でもこういうのが多かったのですよね。

    『先に話を書けよ!』って派閥は、今寄り少なかったです。

     

    だから、『2022年の今』は、

    • 説明は分散して書く。
    • 情景描写と感情描写と説明を交互に入れる。

    こういうことが必要になるわけです。

     

    これも『構成力』ということですね。

     

     

    『構成力』という点で言えば

    アメリカドラマ『24』が秀逸でしたね。

     

    一段落つく前に次のエピソードが始まる。

    これの繰り返し。

     

    こういうのが『スピード感がある』と言われるわけです。

     

    大体の人は『書き切ってしまう』から

    『一段落してしまう』ので

    読者がそこで『満足して』しまって

    『次を読んでくれない』ということがおこります。

     

    『ヒキの美学』ですね。

    20151201_00Create3D9609
    【小説を書く】『ネタ』と『物語』の差、そしてヒキ【考察】

     

    そして『構成力』や『文章力』はもちろん

    『読者の好き嫌い』があるので

    『万人にうける構成力』というものは、『ありません』。

     

     

    『ハウツーを探す人』って、

    『100%安全な実行方法』を見付けようとしていることが多いです。

     

    『100%安全』なんて方法は無いです。
    『万人にウケる』方法も、無いです。

     

    千人いたら、一人か二人、『死にたい』って人もいるんです。

    人類全員が『生きたい』わけではないんです。

     

    一番重要な『生死』ですらそんな状態なのに

    『万人が好きな小説』なんてものは、『存在しない』のです。

     

    Aさんが書いたハウツーは、

    Aさんが成功したハウツーであり

    あなたが実行して成功する確約なんてつけられないのです。

     

    だからこそ私は

    多くの人からいろんな質問をうけたことで

    『いろいろなパターンの解決方法』を『網羅的に』書いているのですね。

     

    『どれかがあなたの問題解決』に役立てば良いと考えています。

     

    だから『一つの記事』『一つの方法』で解決できると

    思わないようにしましょう。

     

    『あなたにあう方法』は『あなたが実証実験』するしかないのです。

     

    先程書いた『時系列による構成』にしても

    主人公が一人なら、『一つの時系列』しか小説内にありませんが

    主人公が二人居るなら、『二つの時系列』が発生しますよね?

    1. 一日目のA
    2. 一日目のB
    3. 二日目のA
    4. 二日目のB

      こうかくのか

      1. Aの一日目
      2. Aの二日目
      3. Bの一日目
      4. Bの二日目

        こうかくのか

        1. Aの一日目
        2. Aの三日目
        3. Aの100日目
        4. Bの二日目
        5. Bの99日目

          こうかくのか。

           

          『構成』によって『まったく違う小説』になるのはわかりますよね?

           

          これが一人称で書くのか三人称で書くのかでも

          まったく別の小説になってしまいます。

           

          『この小説はどういう構成で書けば良いのか?』

          それが『パッとわかる』のが『構成上級者』。

           

          つまりは『初心者は構成なんてわからない』のです。

           

          だから『テキストを書き切る』ことが大事なのですね。

           

          『一番書きやすい方法』で『一度全部書いてみる』

          そののち、一人称で書いた方が良いのか、三人称で書いた方が良いのか。

          どう前後させた方が面白いのか?

           

          そういうことを『考えて』『構成を変更する』のです。

           

          最初から構成を考えて小説を書けるようなスキルを

          初心者は普通は持っていません。

           

          【小説の書き方】『構成を作る』ことで失敗してませんか? | 小説の書き方-プロ作家が答えます

           

          『構成を考える』ということは

          『書きたいことが、全部決まっている』という『前提』があります。

           

          • 最初の一行が書けない。
          • クライマックスが決まっていない。
          • ラストを思いついていない。

           

          この状態で構成を考えることは『不可能』なんです。

           

          だって、構成を考えるためのピースが揃っていないのですから。

           

          構成を考えるのは『全部書き切ったあと』です。

          それが『小説本文』でも『箇条書き』でも良いのです。

          冒頭~クライマックス~ラスト。

          せめて、これらが箇条書きでいいから書けない状態では

          『構成を考える』ことはできないのです。

          『構成を考えられない』と思っていたあなた。

           

          構成を考えずに、これらを『書き切る』ことができていましたか?

           

          大体の人は『構成するべきネタが揃っていない』から

          『構成ができない』のに

          それを『構成力がない』と思って挫折するんです。

           

          『構成がヘタかどうか』なんて

          『小説を公開してから』しかわからないものなんですよ。

           

          それを初心者が

          小説を書く前に考えるというのは、労力の無駄なんです。

           

          そして『本当に構成がヘタ』な場合って

          『自分ではわからない』です。

           

          あなたより上級者の人から助言を貰わない限り

          自分では気付かないです。

           

          だって『その構成力』が『あなたの実力』なのですから。

           

          だから『構成がヘタ』と思っている原因のほとんどは

          『ネタが揃っていない』であって

          ネタが揃っていない時点で、構成なんて考えても無駄なのです。

           

          『ネタ』がヘタ、という意味は?

          『ネタがヘタ』という言葉は誤解をうみます。

           

          『ネタ』に巧いもヘタもないのですから。

           

          『ネタがヘタ』という『言葉の真意』は

          『ネタを上手く描写するのがヘタ』ということ。

           

          つまりは『小説のネタとして生かす能力がない』ということです。

           

          大体の初心者は『良いネタ』を探します。

          『良いネタ』を見付ければ『書ける』と『思い込んでいる』のですね。

           

          違うんですよ。

           

          ネタを『良い小説』にするかどうかは『あなたの力量』なのです。

          だから、『なんでもよいから書く』ことが重要なのですね。

           

          そのための『三題話』という『話の作り方』があるわけです。

           

          『ネタ』は『探すもの』ではないんです。

          『ネタ』は『生み出すモノ』です。

           

          色々あなたが生活でインプットしてきたあらゆるものが

          なにかの表紙で『つながった』時に、

          それが『ネタ』としてあなたの中に『生まれる』のです。

           

          でも、初心者はそういうことが基本的にできないので

          三題話などで『無理やりネタを作る』のですね。

           

          『良いネタがない』というその言葉

          『自分の小説能力が低くてネタを良い小説にできない』ということです。

           

          『良いネタない?』と人に聞く行為は

          「自分はバカです」と言っているようなものです。

           

          『良いネタない?』と聞くよりは

          『私が知らなさそうな話があったら教えて』と言いましょう。

          だから作家の中には

          『移動に必要ではないのにタクシーに乗る』人がいます。

          タクシー運転手から『面白い話』を聞くためですね。

           

           

          『今、あなたが聞いている話』の中からネタが浮かばないのですから

          『聞いたことの無い話』を聞いた方が

          ネタが浮かぶ確率は高いです。

           

           

          聞ける友人がいないのでしたら

          辞書を頭から読書してみるのも良いでしょう。

          図書館で

          『絶対に今までなら手にとらなかった分野の本』を

          見てみるのもいいですね。

           

          『今まで普通にあなたがしてきたこと』でネタが浮かばないのですから

          『今までとは違うこと』をするのが良いのです。

           

          ネタがないネタがないと苦悩するよりは

          『テキストデッサン』をおすすめします。

           

          絵を描く人が、延々とデッサンをするように

          小説を書く人も

          『ネタがない』なら『テキストデッサン』を延々としていたほうが

          『実力は上がりやすい』です。

           

          【小説を書く勉強】『テキストデッサン』をする。

          『時流』がヘタ、という意味は?

          『時流を読むのがヘタ』ということですね。

           

          二次創作だと分かりやすいです。

           

          『流行りジャンル』と『廃れたジャンル』。

          どちらをしたほうが『読者が多くなるか』はわかるでしょう?

           

          廃れたジャンルを手がけていて

          流行りジャンルぐらい読者がほしいとか

          それはムリなんです。

           

          ルンバが出てきだしたころに

          ルンバが話の根幹になるような小説を書けば売れる確率は上がったでしょう。

          でも、今ではそういう話は書きつくされていて注目されないでしょう。

           

          動画でいうなら『ルンバに乗った猫』です。

          あれ、始めてみたとき、衝撃的にかわいかったですよね。

          延々見てましたw

           

           

          今でもかわいいですが、『どこにでもある』ので

          パッと見て終わりです。

           

           

          『猫鍋』とかも最初に見たときは衝撃的でしたね。

           

          ああいうのが『時流にのる』ということです。

          そして『最初に思いついたひと』が『時流を作った』ということ。

           

          ルンバは家電メーカーが作ったものですが

          『猫鍋』は『そのネーミング』を作った人がエライ!

           

          アガサクリスティは『盗作だといわれないため』に

          その当時の『最新』を追及して小説のネタにしました。

          常に最先端を描けば、盗作だと言われる確率は下がる。

          そういうことです。

           

          同じことはあなたにもできます。

           

          『最新を描く』ということは『時流に乗る』ということです。

           

          ルンバが注目されているときにルンバがメインの小説を描く。

          ウクライナ危機の今、それを題材にした小説を描けば

          注目度は賛否両論で計り知れないですね。

           

          【小説の書き方】こんなに勉強して書いてるのに!【評価されない】

           

          あなたが次にすること。

          『文章力以外』で伸ばせるところはないか?

           

          そう考えることです。

           

          『努力をなくす』ことを考えてみましょう。

          『努力』はゼロにすることができる。

          質問

          なんでみんな『努力』するんでしょう?

           

          回答

          いやなことをしているから。

           

          ゲームをするのが好きな人が

          ゲームをするのって『努力』は『不要』ですよね?

           

          テニスをするのが好きな人が

          テニスをするのって『努力』は『不要』ですよね?

           

          『小説を書く』のが好きな人が

          『小説を書く』のって『努力』は『不要』ですよね?

           

          小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
          晶山嵐
          なぜあなたは、『小説を書く』のに『努力』が必要なのですか?

           

          『小説を書くこと』そのものが『好きではないから』ですよね?

          なぜ『好きではない』のに『小説を書く』のですか?

           

          評価が貰えないから、が一番でしょうか?

           

          つまりは『評価が貰えない』なら『小説を書きたくない』。

          そういうことでしょうか?

           

          下記にかいたこの『努力3』『文章力3』ってそう言うことなんですよ。

           

          • 『努力3』×『方向性3』×『ひらめき3』×『時流3』=『成果243』

           

          • 『文章力3』×『構成力3』×『ネタ3』×『時流3』=243

           

          前述したように、小説上級者は『文章を書く能力』が高いために

          『文章を書くことに努力なんて不要』なんです。

           

          もちろん『同じ体勢で座り続けてキーボードを叩き続けている』

          そういう『努力』は必要ですが

          そもそもが『好きでないと上級者になんてなっていない』ので

          『好きなこと』をしているために『努力』なんて、感じないんです。

           

           

          小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
          晶山嵐

          だって、『小説を書いていたら楽しい』のですから

          『努力なんて不要』なんです。

           

           

          好きだからこそ、満員電車に立っていても

          手のひらに広げたノートにボールペンで小説を書くことができるんですよ。

           

          『書くこと』に『努力』はいらないのです。

          だって『書きたい』のですから。

           

          そういう状態だから『努力3』で成果を出せるのです。

          そういう状態だから『ネタ』とか『構成』に時間を割けるのです。

           

          私は、だから『小説を書くための相談を受ける』まで

          『なぜ、小説を書くことに困っている』のか

          本当にわかりませんでした。

           

          今でも

          『そんなにしんどいなら、小説を書くことをやめればいいのに』というのが

          素直な感想です。

           

          ただ、人間は『やり続けたこと』を『好きになる』可能性が高いです。

          脳味噌がそういう風にできているのですから。

           

          なので『小説を書き続ける』ことで

          『小説を書くことが好きになる』可能性は高いです。

           

          『小説を書くことを好きになる』ことで、『努力は不要になる』のです。

          テキストデッサンを繰り返しましょう。

          人間の脳は不思議な能力を持っています。

           

          『繰り返しやっていること』は『好きなこと』だと認識して

          努力する量を下げてもできるようになるのです。

           

          ゲームをするのに努力は要らないでしょう?

          『楽しいから』ですよね?

           

          『ゲームをするより小説を書くことが楽しい』なら

          ゲームはしませんし

          小説を書くことに努力は不要でしょう?

          だって『したい』んだから。

           

           

          でも、今は『そこまで好きではない』けど

          『でも、「小説を書きたい」!』。

          その気持ちはわかります。

           

          なんでも『初心者の時は面倒だと思うもの』だから。

          『小説を書くことに初トライ』したなら

          『書くこと』は『大変』です。

           

          そして『書くことが大変』なのに『物語を作る』ことがさらに大変です。

           

          『小説を書く』ためには二つの能力が最低でも必要なんです。

          • 文章を大量に『書く』。
          • 物語を『作る』。

           

          『作る』方は慣れと才能としか言えません。

           

          まず『書く能力』を最大まで引き上げましょう。

          『書く能力』は『反復練習』で簡単にあげられます。

          なぜなら『書くだけ』なら『技術の問題』だからです。

           

          『面白い物語を作る』には『センス』が必要ですが

          『書くだけ』なら技術の問題だから

          『やるだけ』で『100%できる』のです。

           

          『書く能力』が低いのに、『小説を書く』ことをしようとするから

          1. ネタがないところでつまってしまって
          2. 『書けない書けない!』となって
          3. 『書き切る』ことに『注目』してしまうから
          4. 『この小説面白いのかなぁ』とか思いながら
          5. 『とにかくラストまで書かなきゃ!』と『仕上げてしまう』から
          6. 『面白くない小説』を公開して
          7. 評価が低くて
          8. モチベーションが続かないから
          9. 『書く気力が起きない』ために
          10. 『書く能力』が上達しなくて
          11. 延々と苦しい。

           

          こういう状態になるわけです。

           

          『書く能力』をあげてしまえば

          『書けないとき』は『ネタがないんだな』とわかりますよね?

          だって『テキストデッサンなら書ける』んだから。

           

          『文章が打てない』から『小説が書けない』わけではない、と『わかる』んです。

           

          『書く能力』がないと

          『書けない時』って

          • ネタが無いから書けないのか、
          • 書く能力が足りないから書けないのか

          それがわからないから、『迷う』んです。

           

          『迷いながら書く』から『面白い話にしよう』と『思えない』ために

          『面白い話にならない』から

          『評価の低い小説』になるのです。

           

          普通運転免許を取るときに

          『車の運転はできる状態』にしてから公道に出るでしょう?

          信号で停まることすらできない状態で公道に出ないでしょう?

           

          『停まる』『進む』『曲がる』は

          『運転免許に必須』だからですね?

           

          『小説を書く』のも一緒なんです。

          『文章を核能力』がなければ、小説は書けないんですよ。

           

          そして、残念ながら

          大半の人には『文章を作成する能力』は『ない』のです。

          だからこそ『メモをする技術』とか『報告書を書く技術』とかの

          ノウハウ本が書店に並ぶのですね。

           

          • たかが一言メモを書く。
          • たかがA4一枚を産めるために2000文字程の文章を書く。

          そんなことが『できない』のが『普通』なんです。

           

          『小説を書きたい』と思って

          面白い面白くないは別にして

          3000文字ぐらいの小説をペラッと書けたのなら

          それは『小説を書く才能』があるんですよ。

           

          評価を受けるには、そこから

          『面白い小説を書く』スキルが必要になるんですね。

           

           

          『小説を書く練習』を一切せずに公開すれば

          そりゃ『ヘタだから』評価は低いですよね?

           

          アクセルを踏むのが怖くて20キロしかだせないし

          曲がるのが怖いのに公道に出たら

          ヒトサマの迷惑ですし、ろくな運転ができないでしょう?

           

          『自分の書いた小説がへただなぁ』と思う原因の一つは、

          純粋に、『練習量が足りない』んですよ。

           

          もう一つは、『普通車を運転している』のに

          『F1レーサーと速さを競っている』ということ。

           

           

          絶対に勝てない勝負を勝手に初めてはいけません。

           

           

          もう一つはスランプになっていることですね。

           

          スランプは初心者でも上級者でもなるので

          『こんな初心者なのにスランプなんて』とか恥ずかしがる必要も

          否定する必要もないです。

           

          誰でも、どこでも、どんな状態でも、スランプは必ずきます。

          初心者の時期に『スランプがない』と『認識されている』のは

          『初心者のスランプ』は『数時間~数日で終わる』ことが多いからですね。

           

          一週間に一度しか小説を書かない場合

          『数日のスランプ』は『気付かない』です。

           

          でも『毎日小説を書いている』なら、

          『数日のスランプ』は『書けない書けない!』となって焦ります。

           

          スランプなんて、いつでもどこでも誰にでも発生するので気にしない!

          レベルは階段状に上がるから、必ずスランプが来る。

          レベルの上がり方。スランプの抜け方。

           

          まとめ。

           

          『自分が一番へただ』と思う理由。三つ。

          • 『書く基礎技術』が足りない。
          • 上級者と自分を比べている。
          • スランプになっている。

           

          普通は『書く技術が足りない』しか『理由を思いつかない』。

          でも、他に二つありますよ、ということ。

           

          そっちの理由の場合、

          『書く技術(美文にする)』を努力しても解決しません。

           

          それを解決する方法。

          • 『書く基礎技術』が足りない。
            • テキストデッサンを繰り返そう。
              • スラスラ書けるようになるまで。
          • 上級者と自分を比べている。
            • 昨日の自分と比べよう。
              • ヘタだと思ったらあなたは上手くなってる!
          • スランプになっている。
            • 後回しにしていたことをしよう。
              • 『書けない書けない』と思っても、何も進まない。
              • 情報収集や、過去作の読み返し、リサーチなどをしよう。

           

          他人と自分を比べるあなたは『客観視』ができています。

          『客観視』ができていれば『文章能力』は『普通以上』です。

          だから『美文の追及』はやめて、ネタを作りましょう。

           

          『面白いと思ったものだけ』書き続けましょう。

           

          楽しんで!

           

          この記事で参照したリンク一覧

          タイトルとURLをコピーしました