【小説の書き方】ネタの作り方。王道。

【小説の書き方】ネタの作り方。王道。 小説のネタの見つけ方

『小説のネタの作り方』は人それぞれで、

『何を面白い』と思うのも人それぞれなので

これについて語る気は無かったのです。

 

ただ、『ネタの作り方』で、

一つだけ『王道』で、

誰にでも当てはまるネタ作りを思いつきました。

 

殆どの人が大好きなネタ!

このネタが嫌いなのは、犯罪者だけではないかと思われる

王道ネタ。

 

因果応報。

【小説の書き方】ネタの作り方。王道。

因果応報 - Google 検索

 

キャラクターのしたことによって、その『報い』を受けさせる。

 

  • 良いことをすれば、良い報い。
  • 悪いことをすれば、悪い報い。

好きな人の彼女の悪口をいいふらして、

好きな人と分かれさせようとして、

成功しかけたけど

最後には、『悪口をいいふらしてたのはお前だろ』と

好きな人に言われて破綻する悪役。

乙女ゲーの悪役がまさにこのタイプ。

 

簡単に思いつきますね。

困ってる人を助けたら、

実は、今から面接にいく社長さんで

一発、面接突破した。

『よくある』話でしょ?

 

でも、スカッとするでしょ?

 

 

勧善懲悪。

昔の時代劇は、殆どこれですね。

 

今のドラマでも

  • 警察モノ
  • 探偵モノ

それらは、勧善懲悪が大体は根っこにあります。

 

悪人を主役にした『日本で一番悪い奴ら』も

結局は、勧善懲悪なんですよね。

 

因果応報は『小さなネタ』。

因果応報をクライマックスに使うと、『クサい』話になります。

 

さっき書いたこういう話。

困ってる人を助けたら、

実は、今から面接にいく社長さんで

一発、面接突破した。

 

『就職面接に受かりたい』がメインクライマックスで

因果応報をこういうふうに使うと

『あーハイハイ』になっちゃう。

 

因果応報を使うのは『小さなネタ』に対してだけにしたほうが

初心者には無難です。

 

逆に言うと、クライマックスやメインのネタ以外は

全部、因果応報でいいんです。

 

『成り上がりで女社長になる話』

こういうのがメインなら、

『最初の就職試験』で

 

この因果応報を使う。

困ってる人を助けたら、

実は、今から面接にいく社長さんで

一発、面接突破した。

好きな人の彼女の悪口をいいふらして、

好きな人と分かれさせようとして、

成功しかけたけど

最後には、『悪口をいいふらしてたのはお前だろ』と

好きな人に言われて破綻。

どん底の気分の時に、

困っている人を助けて、

良いことを返してもらう。

やっぱり、自分には『だます』とか『陥れる』とか向いてない

と悟り、『まっとうに生きていこう』と決心する。

そして、『誠実』な『努力』で成り上がっていく。
  • 青枠 良い因果。
  • 白枠 悪い因果
  • 赤枠 思考の変化と努力。 ← クライマックス。

 

『メインのネタ以外』で『因果応報を使う』というのは

こういうことです。

 

凄く王道でしょう?

 

 

でも、『いろんな因果応報』と『努力の種類』を使えば

いろんな話になるのはわかりますよね?

 

これが『王道ネタのテンプレート』だからです。

 

注意すること。

『努力の方向性』に因果応報を使ってはいけない。

なぜなら、そこが『あなたのオリジナル』になるからです。

 

『努力すれば成功する』のは因果応報です。

ただ、『とにかく努力した』ではダメで

『どの方向に努力した』のかを描かないといけないのです。

 

ピアノの発表会で優勝したいのに

百人一首を頑張っても仕方ないでしょう?

 

こんな話はドコにでもあります。

でも『努力』の部分が『あなたオリジナル』であれば

『話全部』が『あなたオリジナル』になるのです。

 

なぜなら、『因果応報』に著作権はないからです。

 

漫画『ONEPIECE』も、

  • 主人公側
    • ルフィーが助けたから、仲間になった。(良い報い)
    • 仲間が集まったから、大きな海賊団と戦えるようになった。
  • 主人公のライバル側。
    • 過去に、無慈悲に人を殺した。
    • その仇が、主人公の仲間になって襲ってきた。(悪い報い)

 

その繰り返しです。

 

『因果は繰り返す』ものなのです。

最初から最後まで『「ちがう種類」のネタ』をしようと思わないでください。

 

『因果応報という「ネタの種類」』で、『ジャンルだけ変える』のです。

 

 

格闘漫画とかは、分かりやすく

  • 主人公には『良い報い』。
  • ライバルには『悪い報い』。

 

これの繰り返しが多いですね。

 

悪いことをした敵が悪い報いを受ける。

最悪『死ぬ』わけです。

 

分かりやすく、すかっとしますね。

 

  1. 主人公が悪いことをしたから
  2. 仲間が一人死んで
  3. 決心を固める。

主人公側にもそういう『悪い報い』はありますが

男性向けだと『報い』は『大きなネタ』で使われることが多いです。

 

女性向けの場合は

主人公にも『悪い報い』を当てることが多いです。

先程書いたように『良い報い』『悪い報い』を

交互に当てていくのですね。

 

『本当の悪人はいない』というのが、少女漫画のセオリーなので

ライバルにも『良い報い』は頻繁に訪れます。

 

一条ゆかり』さんの漫画が、因果応報がうまいなぁ、といつも思います。

話を全部知っているのに、その因果応報を見たくて

何度でも読みかえします。

裏表の無い主人公が、まっすぐ生きて『よい報い』を受け続けるのと裏腹に

主人公を恨むライバルが、色々工作をして

『悪い報い』を受けていく。

主人公にほだされて、ライバルが主人公に寄り添いだしたら

ライバルにも『よい報い』が回ってきて

最後には、ライバルと『一つのこと』を達成する。

『悪人は誰もいない』タイプの王道です。

 

プライド 』や『天使のツラノカワ』。

どちらもそういう粗筋です。

 

これが『少女漫画の王道』ですね。

 

男性向けの場合は、ライバルは確実に脱落させていくのが王道ですね。

 

因果応報の最王道。『昔話』。

昔話は因果応報のオンパレードです。

 

『悪いことをすると悪い報いを受けるから、よいことをしなさい』

それが、『親が子供に教えたいこと』だからですね。

 

つまりは

『因果応報を正しく使う』と『親世代に受ける』のです。

そして、『親世代が勧める』から、

その中でも、エンターテイメント性が高ければ、

子供も簡単に受け入れるのです。

 

だって、親世代が『買ってくる』のですから。

 

つまりは、『読者層が拡大する』ということです。

 

親世代に受けたいなら『主役は(やんちゃでも)礼儀正しい』が

これまた王道です。

 

主役が唾を吐くような話、親は子供に読ませませんから。

 

『構成』は同じでもいい。

 

『王道のテンプレート』なんて、

『みんな同じ話』になって、読まれるわけなくない?

その反論はわかります。

でも、『テンプレート』ってそう言うものなんですよ。

 

『クッキーの星型』を買った100人が

『同じクッキー』を作りますか?

 

80人ぐらいは、『市販のクッキーの素』で作って

『同じ味』になるかもしれませんが

そこに、調味料を入れればまったくちがう味になるでしょう?

 

『カレーライス』って、全日本人が、同じ味のカレーを作りますか?

『肉じゃが』って作り方は同じですが

『おふくろが全員』『同じ味』に作りますか?

 

ちがうでしょう?

 

『テンプレート』は

小説で言うと『構成』になります。

 

  1. 継母にいじめられてたけど
  2. 主人公が努力し続けたら
  3. 王子様と結ばれた。
  • 『シンデレラ』
  • 『白雪姫』

どちらも、この構成です。

 

『構成』は重なっても、全然かまわないわけです。

『究極に簡略した構成』は『王道』でいいんです。

 

特に日本人は、『同じ構成』が好きです。

昔の話ですが、『一時間モノの時代劇』はみんなそうでしょう?

 

  1. 困ってる人をいじめる悪役。
  2. 困ってる人と絡む主役。
  3. 困ってる人が最大に困ったときに助ける主役。

 

この、『三つのネタ』だけで

因果応報が成り立ち、『一つの話』が成立しています。

 

  • 水戸黄門
  • 大岡越前
  • 遠山の金さん

 

『勧善懲悪』。

 

大体の人は『善人』なんですよ。

だから『悪が裁かれる』と、『嬉しい』わけです。

『嬉しい』から、『読む』のですね。

 

民主主義は「最大多数の最大幸福」。

つまりは『大多数』という『人間』がいるのです。

その人たちに『一番受ける』のは

『勧善懲悪、因果応報』なのですね。

 

だから、クサかろうが、二番煎じだろうが

『勧善懲悪、因果応報』で話を作っていけば

『最大視聴者・読者』を呼べるわけです。

 

売れたアニメやドラマは全部それでしょ?

  • ONEPIECE
  • ナルト
  • 鬼滅の刃
  • セーラームーン
  • 半沢直樹
  • 24

 

とても分かりやすい『勧善懲悪・因果応報』ですよね?

『それ以外』の部分で『オリジナリティを出している』のがわかるでしょう?

 

犯罪者を主人公にする場合の因果応報。

大多数の人が『因果応報』が好きです。

 

でも『犯罪者』を主人公にすえると、

因果応報では主人公が破綻します。

 

その場合は、『犯罪者の主人公』より『重犯罪者』をライバルにして

そちらに因果応報で『悪い報い』を受けさせればよいのです。

 

  • スリが主人公なら、殺人犯をライバルに。
  • ストーカーが主人公なら、窃盗犯、連続殺人犯をライバルに。
  • 横領する人が主人公なら、産業スパイをライバルに。

 

『もっと悪い人』をライバルに持ってくると、

『勧善懲悪・因果応報』が成り立ちます。

 

青池 保子さんの『エル・アルコン -鷹-』というシリーズの漫画で書いてらっしゃいました。

 

どうせ、この主役は悪事をして死ぬから

めいっっっぱい、悪役として悪くしてやろう。

こういう意味のことを、欄外に書いてらっしゃったんです。

この話にも『正義側』の『サブ主人公』がいたんですが

まぁ、悪役にまったく食われまくって、邪魔でしたねw

 

ティリアン・パーシモン。

私の中の最大美形悪役のテンプレ。

 

  • 長い黒髪。
  • 適宜に丁寧語。
  • クールビューティ。
  • 上昇志向
  • 冷徹。

好き!!

閑話休題。

 

因果応報とは反対のネタ作り。

エル・アルコン -鷹-』のように、『まっとうな人』をライバルに持ってきて

終始、主人公の引き立て役に使うのもあり。

 

その『まっとうな人』を地獄に突き落として笑うラストでも、いいわけです。

 

『「『まっとうな人』を嫌う人」という層』を『確実にコアなファン』にできます。

 

  • マイナー
  • ニッチ(隙間)市場
  • ブルーオーシャン

マーケティング用語では、そこらへんの客層をそう呼びます。

 

『勧善懲悪・因果応報』が好きな『流動的な層』は

  • メジャー
  • マス(大衆)市場
  • レッドオーシャン。

 

マーケティング用語はここでは語りませんが

『どちらを目指す』のか、はっきりしていると

あなたにストレスがなくて済みます。

 

『勧善懲悪が好きな善人』は『流動的』ですが

『コアなファン』は、『似たような作品を作る限り』ファンでいてくれます。

『固定ファン』ですね。

 

その代わり『ちがう作品』を作ると、パッと離れます。

 

プラスとマイナスは似たような大きさでないと飽きられる。

因果応報の『よい行い』と『悪い行い』は

『似たような大きさ』にしないと、飽きられます。

 

最近よく感じるのですが

ネタは面白いのに読み進めるのイヤだな、と思う作品。

 

それは『主人公が順調すぎる』ということ。

 

この先も、何も困らないんだろうな、この主人公は。

そう思うと、私は読み進められないです。

 

ただ、そういう作品がヒットを飛ばしているので、

大半の人は気にしないのでしょう。

 

ただ『ネタ作り』の記事を読むようなあなたは

気にするかもしれないので、書いておきます。

 

たとえとして

  1. よい行いをして100万円手に入れた!
  2. 悪い行いをして10円損した。
  3. よい行いをして一千万円手にいれた!
  4. 悪い行いをして、100円損した!
  5. よい行いをして一億円手に入れた!

 

『主人公が順調すぎる』という意味が分かってもらえたでしょうか?

 

悪いことの報いも受けてるけど、それが小さすぎる!

これだと読者は『どうせとんとん拍子にうまくいくんでしょ?』と思うわけです。

 

『熟読しないライト読者』は『努力が嫌い』な層がいるので、

これでも読んでくれます。

 

私は『努力しない主役が成功する』話は大嫌いですが

今は、みんな『リアルに努力してる』から

物語の中でぐらい『努力せずに成功する主役』を読みたいらしいです。

およそ、10年以上ぐらいから、出版業界で言われ始めたようです。

 

  • 『さらっと読みとばすライト読者』人は、こういう話が大好き!
  • 『熟読するコア読者』は、こういう話が大嫌い。

コア読者には、そういう話は『読む価値がない』わけです。

 

  1. よい行いをして100万円手に入れた!
  2. 悪い行いをして110万円損した。
  3. よい行いをして一千万円手にいれた!
  4. 悪い行いをして、500万円損した!
  5. よい行いをして一億円手に入れた!

 

ラストの合計でプラスにはなってるけど

たまに、『よい行い』より『悪い行い』のほうが大きいですね。

 

こうなると読者は

「次はどうなってしまうの?」と『思ってくれる』わけです。

 

だって『ラストがハッピーエンド』なんて、

作者は言ってないわけですから。

メリバとか、バッドエンドの可能性もあるわけです。

 

『将来がわからない』から『ドキドキハラハラしてくれる』のですね。

 

これは『あなたがどっちが好きか』で考えるといいです。

『自分が嫌いなもの』は『書けない』ですから。

 

私は明らかに後者。

『波が大きい』ほうが好きなので、そういう話しか書きません。

 

ただ、あなたが心地よいのが『順風満帆』な話なら

あなたは、順風満帆な話を書く方がよいのです。

 

順風満帆でも、因果応報と勧善懲悪を混ぜて

『面白い話』することは可能です。

 

というか、『因果応報と勧善懲悪』を入れないから

『この話、面白くなるのかなぁ?』と思うのでしょう。

 

まとめ。

因果応報と勧善懲悪のネタをコツコツ入れる。

 

『順風満帆な話』か『困難な話』。
『あなたが好きなのはどちらか?』を明確にし
どっちかにターゲットを絞る。

 

この二つを『気にする』だけで

あなたのネタ作りは、格段に変わります。

 

楽しんで小説をかいていきましょう♪ヽ(´▽`)ノ

 

【この記事を書いた日 2021/06/24 10:51 】

 

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