小説を書くために必要なこと。→集中力。その2

小説を書くための健康について

小説を書くために必要なこと。→集中力。その2

小説を書くために必要なこと。→集中力。 | BL作家 晶山嵐の日記

↑上記の記事で 『15分間集中力』について書きました。

 

これ、とてつもなく作業がはかどるんですが

とてつもなく疲れます(笑)

 

 

最近、これは癖になっているので、私はあまり疲れなくなっていたため、書くのを忘れていました。

路実さんからコメントをいただいて、『疲れる』ということを思い出しました。

路実さんありがとうございます♪


 

前述したように、この『15分間集中力』はとても作業がはかどります。

なぜなら

「15分ぐらいならまじめにしよう!」という

『努力&集中力』が続くのが自分でわかるからです。

 

なぜなら『たかが15分』だからです

 

 

たかが15分でなにができる、

とまず思いますよね。

 

あなたが自分で『何もできない長さの時間』だと思っているから

たかがそれぐらいの間集中することは簡単にできる

と、あなたが確信しているからです。

 

 

これは、ポジティブシンキングにも関わるわけですが

「あなた自身が『自分はできる』と思っているから、なおさらできる」のです。

 

そして、実行してみると、『15分』というのが『案外長い』ということに気付かれることでしょう。

 

------------------------

あっれー?

今、15分でした作業って、今まで何分かけてしてた?

と、考えてみてください。

------------------------

 

おそらく、一時間ぐらいかけてしていたことではないでしょうか?

 

ここがわからない、あれがわからない、えーっと、検索したら他のページ読んじゃった。

今関係ないけどそのページ読んじゃった、ついでにアマゾンでポチっちゃった。

とかをいれて、その作業を完了するのに一時間から二時間かかっていたのではないですか?

 

それがなぜ、今回は15分で終わったのでしょう?

 

 

 

 

 

『たかが15分』だから、『他のことをしなかった』からです。

 

 

他のことをしないだけで

作業は驚くほど進むのです。

 

------------------------

15分だけ一つの作業をして

一分休憩し、

次の15分はまた別の作業をする。

これスゴイ!

もう一度15分やってみようっ!

 

あー……なんか、検索して他のページいってゲームしちゃった……

------------------------

↑こんなことになったでしょう?

私もなりました(笑)

 

『15分間集中力』を最初にすると、大体の人はこうなると思います。

大丈夫! 普通のことです!

 


とりあえず、『15分間集中力』を二回しただけで

31分で二つの作業が片づきましたね?

ものすごい早く片づくでしょう?

 

30分と言わず、『15分間集中力』を続けられるだけ続けてできた作業結果を眺めてください。

3回できれば、47分、4回できれば63分時間が過ぎています。

そのあと遊んじゃってなにも作業が進まなくても大丈夫です。

『15分間集中力』でできた作業結果を、しっかり見つめてください。

 

それを、あなたは昨日まで、何時間かけてやっていたか、計算してみてください。

 

「さー、今日は休みだから、一日中小説書くぞー!」

と思って、進んだページと似たような進み具合ではないですか?

 

つまりは、

『一日がんばろう』と思った作業時間というのは、『集中力』が続く限りのことなのです。

それを、『15分間集中力』でガツッとまとめて使ったか、

『15分間集中力』を使わずに、一日分散して使ったか、

そういうことなのです。

 

 

結果的に、人間の脳は、一日に集中できる時間なんて、そんなに日々変わりません。(多分)

 

だから、『15分間集中力』を使って、『一気に集中力を使ってしまった』から

そのあとは集中力が続かず、遊んでしまうのです。

 

これが、『脳が疲労する』ために、『15分間集中力』を使うと疲れる、という理由です。


『15分間集中力』を使うと疲れる。

これは大前提です。

 

ですが、これは『慣れ』です。

 

何回か繰り返していると、『15分間集中力』を繰り返せる時間が増えていきます。

運動を続けていると、運動できる時間が増えるのと一緒で

脳も、使い続けていると、集中できる時間が増えていくのです

 

私は今、最長六時間ぐらいは、この『15分間集中力』を続けられるようになりました。

 

今の私は『15分間集中力』よりもうちょっと短くなっているかもしれません。

数分作業をして、水を飲み、軽く体を動かして、また作業に戻る。

これを繰り返していると思います。

 

  1. 作業をする。
  2. 水を飲む。(水分&ミネラル補給。血が濃くなって頭に流れてこなくなるのを防ぐ)
  3. 軽く体を動かす。(脳への血流を再確保)

 

この三つのパターンを繰り返すわけですね。

 

水も、15分に一度50シーシーぐらいの補給だと、トイレに行きません。

全部体に吸収されるからです。

その許容量を越えると、体内に水分が増えるために排出したくなり

トイレに立つために集中力が削られることになります。

 

ですが、数分に一度、小さく一口、ぐらいでしたら、二リットル飲んでも尿意を感じません。(私は)

それは体調や癖によるものですので、あなたの適量を計ってください。

水を飲むのと飲まないのでは、驚く程頭の働きが違いますので、

『15分集中力』と一緒に実践してみてください♪

 

 

今の季節だと、水はまだ室温よりはるかに冷たいので、

水を飲むと涼感があります。

口の中はすぐ体温に戻るのですが、なぜか喉と胃って、涼感が続くんですね。

不思議ですが、その二カ所の涼感がまったくなくなったら、もう一口水を飲んで体操をする

ということを繰り返しています

 

これをしないと、うっかり四時間とか六時間とかすわりっぱなしになって

去年、私はオシリに床ずれができました(笑)

(痔じゃないですよ)

 

 

作業すら数分しかしていないので、

休憩時間である、水を飲んで体操をする時間も数秒です。

私は、これがとても気持ちいいです♪

 

 

なぜなら『休憩のために作業が途切れないから』です。

 

『15分間集中力』にはまったのも

『一分程度の休憩』なら、先程の作業を継続する『意志が続きやすい』からなんですね。

 

45分作業をして15分休むとかになると

休憩後に前の作業を再開する気力がなくなるんです。

というか、小説になると、書いたことを忘れる。

どんなことを書きたかった忘れてしまう(笑)

 

考えてもみてください。

45分作業して15休憩の『15分』って

『15分間集中力』だと、『1作業分』ですよ。

 

1作業分休憩して、あと三作業分連続して同じことをする。

私の体と脳的には、これが無理でした。

 

 

多分、これは『会社の仕事』とかではなく

『小説を書く』という『連続性が必要な作業』であるから、という可能性もあります。

 

会社の仕事は、勿論、自分がしなければいけないものですが

その多くは、他から作業を引き継いだものですよね。

誰かが前の仕事をして、自分がその次の部分をして、自分の作業が終わったら次の人に渡す。

この作業工程だと『他人が絡んでくる』ので、『さぼりたい』気分が少しさがるんですよ。

 

つまりは、モチベーションが続きやすいんです。

だって、自分がしなければ次の人は何もできないのですから。

しかも、その仕事をすれば、確実にお給料が貰えるわけですから。

モチベーションが下がってもしなくてはいけないから、しますよね。

 

 

『小説を書く』という作業は、プロでなければ、その作業に報酬が出ません。

何度か本を出している人でもなければ、その作業の完了を『待ってくれている人』もいません。

自分が『小説を書く』作業を一生やめてしまっても、誰も困りません。

だって、その作業が完成したあとに関わる人が、今は関わっていませんから。

 

『小説を書く』という『作業』はモチベーションを保つのが簡単ではないです。

だから、書きたい部分だけ書いて、早く人目にさらした方がいいい、と私は思うわけです。

小説の書き方について。 | BL作家 晶山嵐の日記

 

そして、『集中力』のことを考えずに書いていると

それこそ『今日は休みだから一日中書くぞーっ!』などと意気込んでまったく進まず

『自分はだめだ』と自己嫌悪してダウナーに入ってしまう。

そういうストレスを抱えてしまうのです。

 

 

先程も書きましたが

『一日書くぞー』と思って書いた量と

『15分間集中力』を繰り返して書いた量、

どちらが多かったでしょうか?

 

『15分間集中力』で一時間掛けて書いた量の方が多くないですか?

つまりは、その作業には、一時間しか掛けなくていいのです。

 

つまりは、あなたの人生の中で、一日に24分の1だけ、小説を書けばいいのです。

それで、『一日書くぞー!』と思った量と同じものが書けるのですから、それでいいのです。

 

するとどうですか?

『小説に掛ける時間』が8分の1ぐらいにさがりましたね?

『一日中書く』と言っても、元々が8時間ぐらいの予定でしょう?

それが一時間になったのですから、8分の1になりましたね?

 

そのあいた時間を、インプットに使ってください

元々、小説に限らず『創作活動』というのは、アウトプットよりインプットの方が多いのです。

インプットの量が少ないからアウトプットできないのです。

 

あなたが小説を書いているときに、うっかり検索してネットの波に呑まれるのも

インプットが足りていないから検索する』というのが最大の理由です。

インプットが足りていれば、そこで『わからないこと』は無いからするする書けるのです。

 

そして『書いている途中の検索』は、『執筆時間』としてカウントしていますよね?

『資料探索時間』には割り振っていませんよね?

すると、そこで『執筆時間』だけが伸びてしまって

「こんなに時間を掛けているのに、全然進まない」と自己嫌悪するのです。

 

あとから計算してみてください。

八時間のうち、小説を書いている時間は、のべ一時間ぐらいのモノですよ。

 

それを、最初から、『執筆時間』と『資料探索時間』に分けてしまいましょう、というのが

『15分間集中力』の本筋です。

 

 

『15分間集中力』を使って『小説を書く』作業を限界までしたら、

今度はもう小説を書く気力なんてないでしょう?

 

そういうときは、散歩に出てもいいですし、テレビを見てもいいです。

ただし、『15分間集中力』は頭の隅に置いておいて下さい。

 

テレビだと、15分に一度広告が入るので判りやすいでしょう。

「次の15分、このテレビから私は何をインプットできるのか?」

と、考えてテレビを見てみてください。

 

一時間に15分でいいから、メモ用紙とペンを持ってテレビを見てみてください。

なんでもいいですから、気になった言葉をメモ用紙にメモしてみてください。

 

それがすんだら、ぼけーっとテレビを見てみてください。

 

たかがテレビを見るだけでも、『脳を使う』作業をすれば、まったく違う世界が見えたでしょう?

 

あなたは、『15分間集中力』を知ったときから、すべてを『作業』としてしまうのです。

『リラックスする作業』『遊ぶ作業』『テレビを見る作業』なのです。

だから、真剣にリラックスして、真剣に遊んで、真剣にテレビを見る、のです。

 

 

アンテナがビンビン生えてきて、あらゆることが気になってくるのがわかると思います。

そして『知ること』が『楽しい』と思うと、『検索する作業』は『執筆作業の一環』ではなく

『楽しむ』作業になるのです。

 

『知ること』は楽しいことです

けっして、『小説を書くためにしなければならないインプット作業』では無いのです。

 

  • 『しなければならない』→義務
  • 『したい』→希望

どちらの方がストレスが少ないか、わかりますよね?

 

 

あなたがあなたの小説を書くために『しなければならないこと』など『一つも無い』のです。

だって、それは全部『あなたがしたいこと』なんですから。

誰もあなたにそんな義務を課していません。

 

あなたが『小説を書きたい』限り、

あなたが小説を書くことはあなたの『希望』なのです。

義務ではないのです。

楽しんでください。

あなたはあなたのしたいことをしているのですから♪

 

 

ああ、インプットをしなくちゃアウトプットできないのかー……

インプットめんどー……

 

ではなく

あなたの人生すべてがインプット作業なのです。

 

インプット作業を楽しんでください。

 

15分、15分、15分、と気にしだすと、一日がとても長く感じます。

 

 

 

楽しんで小説を書きましょう♪

 

読み返すことは、苦行や恥ずかしさを感じるのではなく

楽しく感じるような小説を書きましょう。

 

あなたがあなたの小説の第一の読者です。

あなたが読みたくないものは、誰も読みたくないです。

 

まずは、あなたが読みたくなる小説を、あなたが書きましょう♪

 

 

小説を書くために必要なこと。→集中力。その3 | BL作家 晶山嵐の日記

エンジョイ! & サンキュー♪

2014_04_22(火) pm01:22

タイトルとURLをコピーしました