小説が「書けなくなった」と感じたら、まずこれを読んでください
書こうとしているのに、体が固まる。
一行目で止まる。
書こうとするほど、自己否定が強くなる。
休むと罪悪感だけが残り、翌日さらに書けなくなる。
もし一つでも当てはまるなら、最初に断言します。
それは努力不足ではありません。
才能不足でもありません。
それは「誤診」です。
「軽症かもしれない」と思った人ほど危険です
よくある誤解があります。
「まだ軽いスランプだ」
「そのうち戻るはずだ」
「本気を出せば書ける」
本当に軽症なら、もう書けています。
長期化する人ほど、自分を「まだ大丈夫」と診断します。
その間も、内部では確実に削れています。
この本は、軽症という逃げ道を先に塞ぎます。
この本は、上達を約束しません
売れる方法も約束しません。
「書ける自分になれ」とも言いません。
この本が最初に扱うのは、
なぜ書く前に心身が止まるのかという構造です。
書けない人が最初に失うのは、原稿ではありません。
自分への信用です。
ここが壊れたまま、
文章術やプロット論を積み上げると、ほぼ確実に悪化します。
「書けない ⇄ 病む」のループを切断する
書けない。
焦る。
無理をする。
壊れる。
さらに書けなくなる。
この循環は、真面目な人ほど深く沈みます。
努力量が多い人ほど、抜けられません。
この本は、次の誤診を終わらせます。
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書けない=怠慢
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書けない=才能不足
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書けない=根性不足
代わりに、こう診断します。
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環境
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安全(心身の余裕)
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構造(孤独・評価・自己否定)
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技術
技術は一番最後です。
この順番を間違えない方法は、本編で手順化しています。
停滞は失敗ではありません
書けない期間=終わり、ではありません。
才能が枯れたサインでもありません。
ジャンプの前に、しゃがんでいるだけです。
停滞期に起きているのは、
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内部の作り直し
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旧い型の破壊
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新しい型への移行
外からは見えません。
だから誤診します。
この誤診を止めるために、この章があります。
解決策は「多作」──ただし根性論ではない
結論だけ言います。
書けない時の解決策は、多作です。
ただし、
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長文を書け
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毎日何千字書け
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気合で量を出せ
という話ではありません。
この本で扱うのは、
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壊れない
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自己否定を増やさない
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経験値だけが積み上がる
構造としての多作です。
この設計を間違えると、努力は確実に毒になります。
※ここは本編で具体的に分解しています。
書いてきた人が、書けなくなったときの本です
私は一度、小説から完全に離脱しました。
約15年間、ほとんど書けなかった時期があります。
だから、
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書けない苦しさ
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戻ろうとして壊れる怖さ
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正論が刺さる瞬間
全部、通過しています。
この本は理想論ではありません。
生存者の再起ルートです。
この本が向いていない人
正直に書きます。
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今も普通に書けている
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技術だけ知りたい
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叱られたい
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根性論が好き
そういう人は、読まなくていい。
あなたの時間のほうが大切です。
選択は二つだけです
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このまま「誤診」を続ける
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今ここで診断を終わらせる
中間はありません。
この本は、
自分を切らずに、戻るための本です。


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