【小説の書き方】話がまとまらないなら、できている方から出す

小説の書き方-プロ小説家が教えます サムネイル 小説の書き方
 
 

小説の書き方に関して、アスクからの質問。

こんにちは。

先日は『執筆に関する悩み』に助言下さり、

どうもありがとうございました。

とても励みになり、

お陰様で第一稿なんとか完成しました。

 

そしてまた少し行き詰ったので質問させて頂きたいです。

 

盛り込みたいネタが複数あるのですが、

それが上手くはまりません。

 

主ネタAと副ネタBがあり、

どちらもすごく気に入っています。

自信過剰かもしれませんが、

この2つを入れたら絶対面白い話になる!とすら思っています。

 

しかしストーリー的にはAだけの方が綺麗に落ち、

Bを入れるとキャラの行動が少し支離滅裂になってしまいます。

 

AとB、上手くジョイントできれば良いのですが、

時間と技術がなく…。

こんな場合、晶山様ならどうされますか?

 

小説の書き方に関して、晶山嵐の回答。

質問文でもう答えは出てますよね♪
『上手くジョイントできれば良い』と『考えている』時点で

『現状ではできない』のは自覚なさっていることでしょう。

私なら『できるようになるまで』『熟成』させます。

主Aを使って現状の話を一端完結させ、

『支離滅裂』を説明つけてから

続編でBを入れれば良いのではないでしょうか?

 

面白い部分は単体でも面白いですから、

そこだけ先に出します。

そして反応が良かったら続編を出します。

反応が悪かったら、

Bの方は別の話で使います。

『時間と技術がなく』と言っているから『無い』のですよ♪
時間と技術は自分で作り、

育てるものです。

誰も熨斗紙つけてプレゼントなんてしてくれません。

大丈夫!
自分の話を面白いと思えたなら、

次ももっと面白いものをどんどん書けます♪
焦らず、

一つ一つ完成させていきましょう♪
穴の部分が熟成するのを待って全体の完成を遅らせるのではなく
できている部分からとっとと出して、

作品をヒトサマの目にさらしましょう♪
明日はもっと楽しい小説が生まれてきますよ♪
楽しんで下さいませ~♪

 

追加です。

『時間』は『作るもの』ではないです。

『今までしていたことをやめる』ことでしか、『時間を空ける』ことはできません。

 

時間が無いのなら、時間を作ろうとするのではなく

今までしていたことで

  • ナニをやめれば良いのか
  • ナニを短時間にすれば良いのか

考えましょう。

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