ファンタジー世界地図を作るのはとても楽しい♪
私が↓これを作ったときの脳内軌跡。
地図を作った時点では、数カ国しかデータを作っていませんでした。
マインドマップのソフトを使いました。
マンダラートとかマンダラチャートとか最近はやってますが
あれを自然とやってました。
↓これはMindManagerという有料ソフトですが、無料ツールもたくさんあります。
真ん中にタイトル。
方位を書き込む。
方位に対して、テキトーに何カ国あるか、『枠(サブトピック)』を作る。
本当に、テキトー。
サブトピックにひらがなでテキトーな文字を入れていく。
この時点で、『この方角に古代国』というのはあったので、それだけカタカナで入れています。
テキトーに漢字にします。
古代中国がモデルと言いながら、読み方は日本語です。
↓北から北西に「~し」という単語が偶然二つ以上入れてたので、
そこでデータを一つ作りました。
国名を決めるときにできたデータ。
北西の「央枝(おうし)」という国が反乱でいくつかに別れたことにしました。
- 央枝という北の大国から、茘枝(れいし)が独立。
- 残った央枝から甚枝(じんし)が独立。
- 茘枝から専恣(せんし)が独立。
- 小さく残った央枝から20年前に摩雲(まう)が独立。
このために『枝』という字を国名にいれました。
専恣は『央枝の伝統を受け継がない』ということで『枝』を捨てた。
ぜんっぜん、ここらへんは何も決まってませんでしたが、国名をつけるときにこれだけの歴史が出ましたw
小説でも、殆ど出てきませんけどw
小説で出てこないところも決めておくのが『粋』かな、っていう、自己満足の世界ですね。
こういうのを作っておくと、ふと琵琶法師がここらへんの実情を歌ってたりと
なんとなく物語に深みが出ます。
映画『宇宙戦争』の中で「大阪では二台やっつけたらしいぞ!」という
どうでもいい情報が群衆から流れてくる、みたいなw
USJへのごますりと聞いて納得しました。
日本人の上に大阪人の私はオオッ! と思いますよねw
それだけで印象深くなります。
どーーーでもいい情報を山ほど、データとしておいておくといいです。
ゲームエディタで大陸を作って国名を書き込む。
ゲームエディタといっても『シヴィライゼーション』というシミュレーションゲームで
自分でマップを作れる、というエディタです。
↓それで大陸を作って、砂漠、平原、草原、森、河、海を作って、Photoshopで国名を入れました。
いまだと↓こういうツールが出てます。
めちゃ楽しい!この世界には存在しない異世界の地図を作り出すオンラインツール -Fantasy Map Generator | コリス
より自然に大陸が作れますね!
国名を先に出してから、データを作った。
国名を出して、『良い位置』に配置されてる国を『大国』にしますw
良い位置、というのは『草原と大河がある』とか、『砂漠だけどオアシスがある』とか。
今回だと↓こういう所。
- 西 砂漠なのに大河があるナガシュ。
- 西 半分砂漠だけど草原もある車李。
- 東 平原だけど大河がある音拝。
- 東南 ちょっと山があるけど、おかげで攻め込まれにくい鎮季。大河もある。
- 東南 その鎮季に守られて大穀倉地帯の甲佐と虎瀬。
この五つが、たの大陸で、首都が十万人を越える国。
大陸全体で人口は1200万人ぐらい。
それで↓こういうデータを作成。
東南の三国は『荒れ地』が無いので『緑三国(りょくさんごく)』ってあだ名をこの時つけましたw
データとしてはどうでもいいけど、人間って『通り名』をよくつけるよね、ってことで。
そういうのが多ければ多いほど、『人間味』があるでしょ。
『軍備』はこの時代、1軍が12500人。これは専業軍人なので
それをいくつ抱えていられるかは、財政による。
ここらへんも軽く小説内で説明した。
続きはこちら↓
小説を書くために、どこまで資料を揃えるか。私の場合。 | 小説の書き方-プロ作家が答えます
この記事を作った理由。
タスク管理で検索してたら『マンダラチャート』というのが出てきました。
作り方を見てると、「あ、私、この方法で国名決めたわ」と思って、この記事を作りました。
この方法じゃなかったら、30カ国以上を一気に入れることはできなかったと思います。
大量のものを一気に決める、のに、マンダラチャートは使いやすいですね!
【この記事を書いた日 2018/05/04 7:50 】
エンジョイ! & サンキュー♪