【小説の書き方】気力の不要な部分から書いていく

小説の書き方

小説を書くときに、冒頭から書かれるかたがいらっしゃるようです。

 

あなたはどうですか?

冒頭から書きますか?

 

冒頭から書いて、さらっと小説が完成しますか?

 

完成する人はこの記事読まなくて良いです。

あなたはすでに、『小説を書くこと』に関して上級者です。

 

冒頭から書いて、完成しない人。

いわゆる、『ひよこになりきれない卵』の人向けの記事です。

 

一年間で、100~200ページの同人小説本を

33冊出した私は、

こういうふうに、小説の途中から書いていきます。

小説の書き方 『第一稿、第二稿』の意味 - YouTube - YouTube

書けない人はここをまちがっているのです。

『小説は最初から書かなければならない!』という『勘違い』。

小説を書けない書けないと言っている友人は

みんな『最初から書こう』としていました。

 

  • 最初の一行が書けない。
  • 最初の一行が気に入らない。
  • そもそも、最初に何を書いていいのかわからない。

 

晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
最初が書けないのなら途中から書いたらいいやん。

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
途中から書いたら間(あいだ)をつなげないよー

必ずこう切り返されます。

 

『間』と思ってるから『つなげない』と思うんですよね。

 

小説に、『間(あいだ)』なんて、無い。

小説は全部が『エピソード』の固まりです。

『エピソードを繋いで』小説にするのです。

 

だから『エピソードとエピソードの』というものは

物理的に『無い』

のです。

 

『一本の鎖』に向かって

『鎖と鎖の間』と言っているようなモノです。

『小さいわっかがつながったもの』が『鎖』なんですから

『一本の鎖』の中に『鎖と鎖の間』なんて、ないんです。

 

小説も鎖と同じで

『小さなエピソードがつながったもの』なんです。

だから『エピソードとエピソードの』なんてものは

物理的に存在しないのです。

 

鎖の間には空気があるとか、

文章の合間には『間(ま)』があるとか

そういうご託はここでは取り扱いません。

 

 

エピソードとエピソードを『繋ぐ』のも『エピソード』なんです。

 

『エピソードの間(あいだ)』なんていう

『無い』ものを書こうとしているから

書けないのです。

 

冒頭から書くと小説が仕上がらない理由。

冒頭は一番難しいです。

 

その難しい冒頭から始めるから、なかなか書けないのです。

 

それに、冒頭なんて、

小説を一本書いたらどう変わるかわからない部分です。

 

それを『冒頭』として最初に書く、というのは

予知能力が無いと無理です。

 

↓この動画でも紹介しているように

小説の書き方 『第一稿、第二稿』の意味 - YouTube - YouTube

『完成稿の冒頭』なんて第一稿にはありません。

 

小説の部分と気力と難易度の関係。

小説の各部分によって、必要な気力と難易度が違います。

 

小説の各部分を『同じ難易度』だと思っているから

最初から書き始めてしまうのだと思いました。

 

 

↓黄色が気力の量。高さが難易度。

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明らかに、気力と難易度が違うでしょう?

 

冒頭とエンディングは難易度最高位なんです。

高尾山登れないのにエベレスト目指すようなものです。

無理です。

 

なぜ、気力が違うのかと言うと

『小説の中で重要度が高い』からです。

 

冒頭が悪いと『読み進めてもらえない』です。

クライマックスやエンディングが悪いと

『満足感』が『ない』ために

『面白かった!』と『思われない』から

『ヘタな作家』扱いされます。

 

そんな重要な部分を

小説の本文をろくに書いていないときに書くというのは

『不可能』なんです。

 

『難しい』ではなく『不可能』です。

それが可能な人は『天才』なんですね。

 

天才は『一行目が書けない』とは思わず書き切ってしまうので

『一行目が書けない』と悩んでいるあなたは

『天才ではない』のです。

 

 

まずは小エピソードから書いていきましょう。

エピソードと考えず『ネタを書き留める』ということです。

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↑赤丸の部分ですね。

 

『ネタ』というのは『谷底』の部分です。

そこから盛り上げたら『小説』になります。

 

一番簡単なのは、

書きたいところから書く、こと。

 

『書きたいところから書く』。

書きたいところから書かない人が多いみたいです。

なぜなのか私にはわからないのですが

思考をたどると、こんな感じでしょうか?

 

  1. 書きたい部分を思い付く。
  2. 『一本の小説にしなくちゃ!』と焦る
  3. 無理やり、『一本の小説』っぽく冒頭をつけようとする。
  4. 先に進まない。

こんな感じじゃないですか?

 

『書きたい部分』を書かずに

書きたくない、書く必要も無いところを書こうとしていますよね?

 

『書きたい部分』が思い付いた時点で

そこは『テキスト』になっているでしょう?

それを、そのまま、エディタに書けばいいんですよ?

 

なぜ、『今必要のない冒頭』を書こうとしているのでしょうか?

その話を、どこに使うのかも分かっていないのに。

 

これは初心者さんにありがちな失敗の一つ

一本の小説にしたい病』と私が勝手に名付けました。

『書きたい部分のエピソード一つ』しかないのに

『一本の小説にしよう』と、無理をしているのです。

 

もちろん、エピソード一つで小説にならないわけではないですが

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『自分が書いたものを全部完成させたい』と
考えているのですよね?

それが、面白くなるかどうかわからないのに。

 

アイデアの9割は死蔵になる。

アイデアは大多数が日の目を見ません。

 

創作を始めるなら、それを肝に刻んで置いきましょう。

 

なぜなら、『面白いもの』なんて、一割も無いからです。

 

面白いものが一割もないのに

全部を『一本の小説にしよう』するから

『この小説面白くなるのかなぁ?』なんて疑問が出てくるのです。

 

そんな疑問が出た小説は、書き続けなくて良いです。

放置して、次の小説を書き始めましょう。

 

 

とにかく、『思い付いたところからテキスト化する』。

これが第一です。

 

『山場』を作る癖をつける。

思い付いた所をテキスト化して、頭が空っぽになったら

それに『一つの山場』を作ってみましょう。

 

Aがズボンのポケットからライターを取り出し、煙草に火をつけた。

Aがズボンのポケットからライターを取り出し、煙草に火を付けようとしたら唇から落ちた。

これで、『山場』ができましたね。

 

『火をつけた』だけだと、

  • だから次どうするんだよ!

となりますが、唇から落ちた、と書くと、

  • 落ちた煙草の先を書きますよね?
  • 床に落ちましたか?
  • テーブルに落ちましたか?
  • 水たまりに落ちてしけりました?
  • ソレを残念に思いましたか?
  • 落ちる前に誰かが拾ってくれましたか?
  • 落ちてから誰かが拾ってくれましたか?
  • 自分で拾いましたか?
  • 立ち上がったときに誰かとぶつかりましたか?

 

『山場』を作ると、そこから転がり落ちる時

『次の文章』が自然と出ますよね?

 

だから、ネタ帳には

  • 『主人公のAがかっこよく煙草を吸うシーン』

だけで、いいんですよ。

 

これを一つネタ帳に入れておくと

次にネタ帳を見たときに、それを『短文』で書けば良いですよね?

 

『かっこよく煙草を吸うシーン』が書けたら

『ネタのテキスト化』は終了です。

 

終了、でいいんです。

 

 

こういう細かいことを毎日していると

『テキスト化』の訓練になり、

結果的に『小説を書くのが早くなる』ということです。

 

最初から『小説を書こう』とするのではないのです。

初心者は『小説を書く』のではなく

『テキストを書き留める』ことを重要視しましょう。

テキストが書けないと小説にならないのですから。

 

  • ネタを書き留める。
  • ネタをテキスト化する。

これをまず、大量にやってください。

絵を描く人も、

最初から5メートル四方のキャンバスを埋めつくして

油絵を完成させようなんてしません。

まずは、絵のデッサンからするんです。

小説だって、

『テキストのデッサン』→『ネタのテキスト化』の

訓練は必要なんです。

 

日本語だから、いつも使ってる文章なんだから

訓練なんかいらない、と思ってませんか?

 

だから、書けないのですよ。

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

デッサン一枚できないのに

大作を手がけて成功すると思いますか?

 

  • ネタを書き留める。
  • それをテキスト化する。

    次は、そこに山場を作るわけです。

    • ポケットから出すときに落とした?
    • 火がつかなかった?
    • 煙草がしけっていて何度も火をつけた?
    • 良いライターだね、って誰かが声をかけてきた?
    • 煙草頂戴、って誰かが声を書けてきた?

      このどれを付け足しても『山場』ができますよね?

      そしたら、物語は『次』へ進み出すのです。

       

      これをいっぱい作って↓

      小エピソード、中エピソードを埋めつくすのです。

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      上級者になったら、

      『ネタを書き留めた時』に

      それが『どれぐらいの長さになるか』がわかります。

       

      • 煙草に火をつけようとした。

      というネタだと、多くて200文字ぐらいでしょう。

       

      では

      • テロリストが主人公の机の下に爆弾を仕掛けた。

      というネタではどうでしょう。

       

      ネタの時点では『煙草に火をつける』と

      似たような『文字数』ですよね?

       

      でも、これを『小説用のテキスト』にしたら、

      何文字掛かると思いますか?

       

      この『部分』だけではないですよね?

      • なぜテロリストは主人公を知っているのか?
      • なぜ主人公はテロリストに狙われているのか?
      • テロリストはその爆弾をどこから持ってきたのか?

        まず、これを埋めないと『ネタのテキスト化』ができませんよね?

        • テロリストと主人公の『身元』が必要になりますね。
        • 爆弾の種類が必要になりますね?

          膨大なテキスト量が必要になりますね?

           

          けれどこれも

          そこらへんを『箇条書き』でメモしておいて

          『書きたい部分だけ』を『書きたいだけ』書けば良いのです。

           

          そして

          テロリストが主人公の机の下に爆弾を仕掛けた』

          という、ファイル名で『ネタ帳』フォルダに保存しておけば良いのですね。

           

          二次小説になりますが

          サイボーグを出したときにこういうのを書きました。

           ヒューマノイド一型コンプリートヴァージョン。
           略して『H-01』。
           それが、俺の名前。
           鏑木・T・虎徹の模倣として作られた。
           表皮は肉質シリコンで柔軟性が高いが、骨格はダイヤモンド・アンビルセルを用いて制作されたカーボンナノチューブで、アルミニウムの28%の重量、ダイヤモンドと同等の硬度を持つ。握力筋力などは、間接が壊れない限り、圧縮し続ける。簡単にいうと、車一台を二センチの厚さにするのに八秒掛からない。鏑木・T・虎徹がハンドレッドパワーを出した時の94%の性能だ。鏑木・T・虎徹は五分間だけだが、俺は電力が供給され、体組織が破壊されない限りそのパワーを維持できる。既存のネクスト能力の上を行くために作られたからだ。
           スカイハイの飛行能力、ドラゴンキッドの放電能力、燃料を搭載してという条件下での火炎放射能力、そして、人工皮膚の組成を0.2秒で変えて高硬度を得る、つまりは、ロックバイソンの硬化能力も有する。人工皮膚、人工脂肪の組成変換により、折紙サイクロンの擬態も、ある程度模倣できる。骨格は変えられないから擬態する物体の容積には限度がある。ブルーローズの氷温生成は『強さ』の上では他で代替できるので、性能に付加されていない。
           脳の代替となるものは、相互結合型パルスニューラルネットワークチップを二枚搭載。
           鏑木・T・虎徹の立ち居振る舞いを模倣するために、鏑木・T・虎徹のすべてのデータをインプットされた。鏑木・T・虎徹の日記と、過去のヒーローテレビなどのメディアの記録媒体、および監視カメラの映像などから、鏑木・T・虎徹の動作、言動、癖などはすべて入手、同一の動きをするようプログラムされている。
           鏑木・T・虎徹を破壊するために起動されたが、現時点ではそのプログラムは解除され、鏑木・T・虎徹の関連企業で保管されていた。
           サイトーという技術者が、電源を入れてくれたから、俺はふたたび『意識』を持てた。
           この『世界』に帰って来ることができた。
           人間の感情で言うなら、『嬉しい』だ。
           『嬉しい』というのは、肯定的感情。同じことがもう一度あると良い、という感情。同じことがずっと続くと良い、という感情。
           俺が、この世界に、存在し続けたい、という、感情だ。

           

          「【タイバニ】俺の生きる意味 【虎空】【エビ】」/「晶山嵐」の小説 [pixiv] より。

          ここでしか書かないから、これがなんだとか

          全然分かっているわけではないのですが

          『それらしいこと』を書きなぐったものですねw

           

          サイボーグの一人称なので、カタイカタイ文章です。

           

           

          超重たい話なので、『読者を振るい落とす』意味も含めました。

          軽い話を期待する人はここで閉じてくれるでしょう?

           

          これが『冒頭の文章の威力』です。

           

          冒頭は『読者を振るい落とす』ために書く。

          『誰でもいいから、読んでくれる人は多い方が良い』というのが

          そもそも間違いなんです。

          その小説のラストを喜ぶような人だけに読んでもらえば

          『満足感』は高いんですよ。

           

           

          だから、冒頭というのは

          このように『振るい落とし』にも使うので

          『ラストが決まらないと、冒頭は書けない』のです。

           

          なぜなら、『小説の全体』を凝縮したのが

          冒頭の文章なのですから。

           

           

          それを、小説の二行目以降も書いていないのに

          最初に書こうとしている。

           

          無理ですよね。

           

          ネタを書き留めてクライマックスを書く。

          小さなネタを書き留めている間に

          それらをまとめる大きなネタが出てきます。

           

          だって、あなたは『小説を書きたい』のですから。

          『大きなネタ』が出てこないと、『小説』になりません。

           

          だから、願ってください。

          『この話のクライマックスはどうしたら面白くなる?』

          こう、願い続けるのです。

           

          『クライマックスどうしよう……』ではなく

          『クライマックスがかけなょ』でもなく

          『この話のクライマックスはどうしたら面白くなる?』

          こう、『日本語を正しく』使って『正しい疑問文』で問いかければ

          あなたの脳が、勝手に答えを導き出してくれます。

           

          『書けない書けない』と言っているから

          『書けない』と言った『言葉がかなって』るために

          『書けない』という行動がされているのです。

           

          マイナスの言葉で自己暗示をかけているのですね。

           

          あなたは『小説を面白くしたい』のですから

          『どうしたらもっと面白くなる?』と問いかけましょう。

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          『書けない』という言葉は『封印』です。

           

          『書けない』と言い書けたら

          『どうやったら面白くなるか考えてる』と言い換えましょう。

           

          あなたは『小説』という『言葉の芸術』を扱っているのです。

          適切に『言葉を使って』自分を鼓舞しましょう。

          自分の言葉で自分を楽しませることができない人が

          小説で他人を楽しませることはできません。

          あなたがまず、『楽しんで書く』ことが重要です。

           

          クライマックスを書いた後にエンディングを書きます。

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          クライマックスが感動的になるようなエンディングを書きます。

           

          これは前後してもかまいません。

          私はよくエンディングを先に思いつくので

          そのエンディングが盛り上がるようなクライマックスを書くこともあります。

           

          エンディングのあとに冒頭を書く。

          1. クライマックスを思う存分書いて
          2. エンディングに納得してから
          3. 『そのエンディングを好きそうな読者』が好きそうな冒頭を書く。

          f:id:amakawawaka:20180318094851j:plain

          逆に言うと、

          『そのエンディングで不満を持ちそうな人』が

          嫌いそうな冒頭を書く、

          ということです。

           

          ラブストーリーのエンディングなら

          冒頭もロマンチックに。

           

          ハリウッドアクション映画みたいなエンディングなら

          冒頭もアクションで始めましょう。

           

          小説の中にまったく派手なアクションシーンがないのに

          『読者をひきつけるため』とかいって

          冒頭に派手なアクションを入れたら

          『派手なアクションを好きな人』が集まってしまい

          『あの小説、派手なの冒頭だけ。つまらないから読むな』

          ツイートされて、

          そのエンディングを好きな人にすら手にとって貰えなくなります。

           

          『誰でもいいからもっと読んで!』

          ではなく

          『このエンディングを好きな人だけ読んで!』

          と願いましょう。

           

          最近の漫画は、冒頭にアクションシーンを持ってきて

          『その数年前』とかする技術が昔より多くなったように見受けます。

           

          冒頭で血まみれ大爆発だったのに、

          あと数巻分、全然グロシーンが出ないとか

          本当にイライラします。

           

          『冒頭とエンディングの「テイスト」を合わせる』。

          その『テイスト』を小説全体に散りばめる。

          そのためには『冒頭は最後に書く』のが良いのです。

           

          もちろん、『冒頭を最初に書いて、最後に書き直す』のでも良いのです。

          つまりは『冒頭は書き直す』ので

          『ここが書けない!』とか悩まずに

          しれっと書いてしまいましょう、ということです。

           

          エンディングを完成させてから、冒頭を書く。

          この意味、分かってもらえましたか?

           

          だから、『冒頭は後回し』でいいんです。

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          1. ネタを書きとめる。
          2. ネタをテキスト化する。
          3. テキストに山場を作る。
          4. 転げ落ちた先の文章を書き留める。

          すべてのネタについてこれができたら、

          それらがどうまとまるのか考えましょう。

           

          これは小説の書き方の一つです。

          他にも小説の書き方はあります。

           

          ただ『ネタをメモする』というのは、

          どれも一緒なので、メモ帳常備!

           

          もちろん、アナログじゃなくても

          スマホにメモしても大丈夫。

           

          『メモ』なくして、小説はありえない。

          とにかく『あなたが何か思い付いたら全部メモする』ということです。

          【GTDアプリ】『ど忘れ防止メモ』と『googlekeep』の棲み分け。 | ポジティブにタスク管理

          小説を書きたいあなたは

          『文字を書きたい』のですから

          あなたの頭に浮かんだ文字を捨ててはいけません。

           

          それが、どんなにつまらないことでも。

           

          一円だからといって捨てますか?

          捨てないですよね?

           

          あなたの頭に浮かんだアイデアは、

          一円の価値だろうが全部書き留めてください。

          それを一億回すれば一億円の価値になります。

           

          毎日一円捨ててませんか?

           

          『よくあるネタだから』捨てていいんじゃないんですよ?

          それはあなたが『よく思い付く』ネタであって

          『あなたが書きたいネタ』なんです。

           

          『王道ネタ』もあなたが書けば『あなたのオリジナル』。

          また二次腐ネタですが

          私が↓これを書いたとき

          「【牛獅子】セーフセックス 番外 黒子」/「晶山嵐」の小説 [pixiv]

          ツイッターでフォロワーさんがこのネタを書いてて

          そこから一瞬で話が膨らんだので

          彼女に了解を得て、8時間で25,801文字書いたものです。

          翌日の朝、pixivにアップしましたw

           

          私は『斬新なネタだなぁ』と思ったのですが

          どうやら『王道ネタ』だったらしいです。

           

           

          『王道』をわざわざ避ける必要はないです。

           

          水戸黄門は何十年も同じネタを続けています。

          それでも視聴率は高いです。

           

          みんな『王道』大好きです。

           

          『あなたのファン』は『あなたが書いた王道』が好きです。

          楽しんで書けば良いです。

           

          だから、『王道ネタだから』と、捨てないで

          書き留めましょう。

           

          多作の一つに王道があっても、大丈夫なんですよ!

           

          まとめ。

          いきなり『小説冒頭』なんて無理な所を書かずに

          ラクな所から書いていきましょう。

           

          『ラクな所』がないのなら

          それは『小説を書く段階に入っていない』のですから

          『小説を書く』のではなく

          『ネタをあたためる』ことに集中しましょう。

           

          ド素人がネタもないのに小説を書き上げられるほど、

          小説は簡単に書けるものではないです。

           

          『小説を書くこと』を舐めないように。

           

          『小説を書くこと』を舐めると

          『小説を書くこと』から舐められて、書き上がりません。

           

          冒頭なんて後回しで良いですから

          思い付いたネタから『テキスト化』していきましょう。

           

           

          【小説の書き方】気力の不要な部分から書いていく

          でした。

           

           

          参考動画。

          一年間で、100~200ページの同人小説本を

          33冊出した私は、

          こういうふうに、小説の途中から書いていきます。

          小説の書き方 『第一稿、第二稿』の意味 - YouTube - YouTube

          書けない人はここをまちがっているのです。

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