【小説を書く前に】あなたが『小説を書く』理由は?

小説を書く熟練度 超初級

『小説を書けない』という方の質問を数年受けてきて

『小説を書く』人に、少なくとも二種類あることに気づきました。

 

  • 『小説を書きたい』人。
  • 『小説家になりたい』人。

この二種類のかたがた。

『小説が書けない』というときの『理由』が違うのです。

 

去年までは『小説を書きたい人』に

対しての記事ばかり書いていたのですが

'22から『小説家になりたい人』向けの記事も書いています。

 

どちらにしろ、『小説を書く』必要はあるのですが

あなたはどちらですか?

 

これが『自分で理解している』状態でないと

『解決策』が違うので、いつまでたっても

無駄に堂々巡りをすることになります。

 

『小説を書きたい』人。

『小説を書きたい』人が『小説を書けない』場合。

 

まずレベルを確認。

 

そののち、悩み別に進む。

 

『小説を書きたい人』の『悩み』は

大体こういう感じです。

  • 書いても書いても
    • 終わる気がしない。
    • 面白くなる気がしない。
    • 書き切れない。
  • 『書いている』けど集中力が続かない。
  • 最初から版下を想定して書いている

 

つまりは『書けている』けれど、『できていない』という状態。

 

こういうことの解決策はこちら。

 

『小説家になりたい』人。

 

なにか、偉大なものになりたい。

その『偉大なもの』の一つで小説家が

『一番簡単そう』。

 

俳優になるには顔がまずい、演技もできない。

漫画家になるには絵を描かないといけない。

小説家なら『文字が書ければなれる』。
一番ハードルが低い!

この作家さん素敵!

こんな小説を書きたい!

書きたいネタはないんだけどね!

SNSで山ほど『いいね』がついているのは

この人が作家だからだ。

作家になれば私も『いいね』がたくさん貰える!

 

自撮りで注目されるほど美形ではないし

あちこち旅行いかないし、グルメじゃないけど

作家なら、家にいてなれる!

一番ハードルが低い!

 

こんな感じで

『小説を書くこと』が『目的ではない』状態で

『小説家を目指す』人がいるのですよね。

 

どんな理由で小説家を目指そうがその人の自由なんですが

『小説を書きたい』のにプロになれない人がいる状態

『小説を書きたくない』のにプロになれるとか、思わない方が良いです。

 

『小説家』は『一番ハードルが低い』と『みんな考える』。

『小説家が一番簡単』と『みんな思ってる』んですよ。

俳優になるには顔がまずい、演技もできない。

漫画家になるには絵を描かないといけない。

小説家なら『文字が書ければなれる』。
一番ハードルが低い!

自撮りで注目されるほど美形ではないし

あちこち旅行いかないし、グルメじゃないけど

作家なら、家にいてなれる!

一番ハードルが低い!

『みんな、思っている』のですね。

『小説家候補』って、他のジャンルより『人数が多い』んです。

 

ハードルが低いように見えて

ライバルが超たくさんいるので、実はハードルが高いんですよ。

 

10メートルの氷山を見て、『案外小さい』と思ったら

水面下に90メートルの塊がある感じです。

 

さすがに『絵を描きたくない』のに

イラストレーターとか漫画家を目指す、って人は居ないんですよね。

 

『漫画家に「なりたい」』人はたくさんいますよ。

でも『絵が描けないから』で、『やるまえに挫折』か

『俺には無理』と『手を出さない』んですね。

 

 

なのに、『小説家』には

『小説を書きたくない』のに、『小説家を目指す』人が山ほどいる。

 

そしてその大半は『小説を書きたくない』ということを

『自覚していない』んです。

 

 

『小説を書きたい』から『書いていたら』

『スカウトされてプロになった』私みたいな人間からすると

『小説を書きたくない』なら『小説家界隈に入ってこないで』って感じw

 

  • 陸上部に入っている人って、その競技がしたいわけですよ。
  • サッカー部に入っている人ってサッカーがしたいわけですよ。
  • 漫画を描いている人って漫画を描きたいんですよ。

 

なんで小説家だけ『小説を書きたくない』人がこんなにたくさんいるのかと。

本当に、なめられた職業だと思いますよ。

 

『小説を書きたくない』と判断するポイント。

先程も書いたように『小説を書きたくない』と『自覚していない』人が多い。

 

その見分けるポイントはここらへん。

  • 毎日Twitterすらつぶやくのが大変。
  • 構想を作るって大変じゃないですか?
  • 日記とか無理!
  • キャラ設定とか難しすぎる!
  • 小説を巧くなるには多作しろ、と言われると非難したくなる。
  • なるべく書く数を少なくしてプロになる方法ばかり考えている。

     

    ここら辺を『思ったことがある』なら

    『小説を書きたくない』というか

    『物語を書きたくない』というか

    『創作者』になっていないんですね。

     

     

    小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
    晶山嵐

    『新書一冊12万文字』を書かないといけないのに

    たかが140文字のTwitterのつぶやきに苦労しているようでは

    小説なんて書けないです。

     

     

     

    このサイトでも『多作しろ』と私は毎回のように書いていますが

    それに対して『そんなことしなくても……』といいたい人も

    『書きたくない』んですね。

     

    『小説を書きたくない』という『あなた自身』を『自覚』しましょう。

     

    自覚した後

    • それでもまだ小説家を目指すのか?
    • 小説家になるのをあきらめるのか?

    その『選択』をしましょう。

     

    そのうえで『小説家になる』ことを目指すのであれば

    腹をくくりましょう。

     

    どんな理由で小説家をめざそうがいいんですが

    結局、道は二つ。

    • 『小説を書くことを好きになる』。
    • 『ゴーストライターを雇う』。

    ゴーストライターを雇いたいなら、私が立候補しますよ。

    • 原稿用紙一枚10万円完全前払いでw どんな理由にしろ返金なし。
      • 新書一冊分12万文字 原稿用紙三百枚、三千万円。
      • 著作権は依頼者に譲渡。
    • 一日一回。3か月の相談料付き。
      • 3か月以内に相談しながらプロットができなければ、棄却。
        • 前払い金の返却はなし。
      • 書きたい話の構想がしっかりしているなら、二日でプロットや概略を作成してお渡しします。
      • プロットができれば、半年ほどで作品をお渡しできると思います。
      • リテイクは受けません。
    • 売れるか売れないかは、私の責任外です。

       

      『ゴーストライターを雇わない』なら

      『小説を書くことを好きになる』一択です。

      『小説を書くことを好きになる』ことなくして

      小説家にはなれません。

      そして『小説を書くことを好きになる』のに成功すれば

      あとは『小説を書きたい人』と同じレベルで進んでいけば良いのです。

       

      『小説を書くことを好きになる』のは簡単なことです。

      『小説を書く』ことを続ければ良いのですw

       

      その前に『テキストデッサン』を繰り返しましょう。

      下記記事を参考にしてください。

      【小説を書く前に】『テキストデッサン』をするとどうなるのか?

       

      『小説家になりたい』けど『小説は書きたくない』。

      そういう人の質問は、この記事への誘導します。

       

      『小説を書くことが好きかどうか』は

      質問からわかるんですよ。

      なるべく少ない作品数でプロになりたい。

      そう考ることそのものが『小説家になりたい』なので

      『小説を書くことを好きになる努力』をしてください。

      『小説を書くことを好きになってから』あらためて質問ください。

       

      まとめ。

      『小説が進まない』のが『小説を書きたい』証拠。

       

      『小説が書けない』場合。

      • 一行目が思いつかない。
      • ネタが浮かばない。
      • そもそも、書きたい話がない。

      『小説家になりたい』のか『小説を書きたい』のか理解しよう。

      『小説家になりたい』のなら

      『小説を書くことを楽しく思える』ようになるまで努力しよう。

       

      『小説が書けなくなった(書けていたのに)』なら

      ネタ切れか、脳が疲れているから、

      放置して、他のことをしよう。

       

      あなたが、スラスラと小説をかけるようになりますように。

      【この記事を書いた日 2022/08/31 9:13 】

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

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