創作タスクはなぜ巨大化するのか

創作タスクはなぜ巨大化するのか 小説以外のお悩みについて

創作タスクはなぜ巨大化するのか

たった一つの作業が「大量の情報」になる理由

小説を書くとき、人はこう考える。

「今日はこのタスクをやろう」

しかし実際に作業を始めると、すぐにこうなる。

  • メモが増える

  • 手順が増える

  • 資料が増える

  • ノートが増える

  • 管理が増える

気づくと、たった一つのタスクが大量の情報になっている。

これは失敗ではない。
むしろ正常な現象である。


創作は「作業」ではなく「構造」だから

創作を単純な作業として考えると混乱する。

多くの人はこう思っている。

小説を書く
↓
書く

しかし実際の構造はこうなっている。

ネタ管理
↓
資料収集
↓
ログ
↓
設定整理
↓
構造設計
↓
プロット
↓
執筆

つまり創作とは

情報の処理

である。

出来事を作るのではなく、
情報を管理している。


ブラックボックスが開く瞬間

最初は創作はブラックボックスである。

【ブラックボックス(内部構造が見えない処理)】

アイデア
↓
小説

しかし作業を観察し始めると、内部が分解されていく。

アイデア
↓
メモ
↓
整理
↓
構造
↓
文章

この瞬間、創作は魔法ではなくなる。

単なる作業の集合になる。

すると起きることがある。

情報量の爆発である。


タスクが巨大化したように見える理由

たとえば「ネタ収集」という一つのタスクを考える。

作業を分解するとこうなる。

過去ログ確認
↓
メモ整理
↓
フォルダ作成
↓
ノート保存
↓
資料統合

つまり一つのタスクは実際には

複数の作業の束

でできている。

普段それが見えないだけだ。


情報が増えたのではない

ここで重要なことがある。

情報が増えたのではない。

見えるようになっただけである。

これは

【暗黙知(言語化されていない経験)】

【形式知(言語化された知識)】

に変わる現象だ。

つまり

感覚
↓
メモ
↓
手順
↓
システム

という変化が起きている。


作業ログを書く人が増える理由

創作を長く続けると、多くの人があることに気づく。

人間は忘れる。

アイデアも
設定も
手順も

すべて消える。

だから作業ログを書くようになる。

作業
↓
記録
↓
再利用

これをやらないと、毎回ゼロから考えることになる。


創作は「情報工学」である

小説を書くとは、出来事を作ることではない。

情報を制御することである。

  • どの情報を出すか

  • いつ出すか

  • どこで隠すか

これは物語の技術であると同時に

情報管理の技術

でもある。

だから創作を整理すると、自然にこうなる。

  • フォルダ

  • ノート

  • ログ

  • 管理表

つまり

作業システム

が生まれる。


タスクが巨大化するのは正常

作業を観察し始めると、必ずこの段階を通る。

混沌
↓
メモ
↓
手順
↓
システム

この途中では、情報が爆発的に増える。

しかしその後、逆に減る。

なぜなら

作業が再利用可能になるから

だ。


創作は魔法ではない

多くの書き方本は、完成した小説だけを説明する。

しかし作家が実際にやっていることは違う。

  • メモ

  • 管理

  • 構造

  • 設計

創作とは

情報処理の仕事

である。

そして一つのタスクが巨大化したように見えるのは、

ブラックボックスだった作業が
見えるようになった証拠

なのである。

私の実例。

出版ネタをChatGPTで作る時の作業を可視化したらこんな事になった。

下記はObsidianのノートである。

プロンプト

小説の書き方月刊誌「【作業誌名】」を作るのでそれに関する情報を過去スレッドから集めてリストして。

情報が足りない場合は、ここで質問して集める。

手順。

■定義

  • 「作業誌名」
    • 出版が確定した時に 出版管理 に記入する。
    • そののち、その書籍のネタが出た時に作業フォルダを作らないといけないので、作業誌名を決める。
    • 命名規則
      • 漢字三文字ぐらい
      • ユニーク
      • 内容がわかる。
  • 「作業フォルダ」
    • 作業誌名を書いたフォルダ。
      • ネタがでなくても、思いつけば記入する。

■手順

  1. プロンプトをChatGPTに投げる。
  2. 作業誌名フォルダをObsidianのトップに移動。
  3. ChatGPTとの壁打ちをどんどんそのフォルダにためていく。
    1. スレッドを作るたびにObsidianクリップ
    2. まとめて移動させればいい。
    3. クリップ条件 下記から選択。
      1. インボックスかカラである
      2. 「★★★★★--★★★★★」のタイトルのノートを作る。(出尽くした時に作成順で並べれば今回の情報だけ拾える)
      3. Obsidianクリップのダウンロード設定を作業フォルダに書き換える(終わったら戻す)
  4. Pythonで一枚にする
  5. 『day』フォルダにノートができたのを確認。
    1. ファイル名「統合一次ソース_日時」
  6. ファイル名末尾に作業誌名を記入。
  7. 999の作業フォルダに「ノート完了」を接尾追記
  8. 「出版完了」に移動。

前提条件

作業フォルダがすでにできている状態。

  • 出版管理にリストがある。
  • 作業誌名が決まってる。
  • 作業誌名のフォルダが出版の中にある。
    • なければ今作る。
      ↑これらは「ネタを見つけた」時点で記入している。

思考

20260308_064516
Python部分も一つのタスクにしようかと思ったけど
今、つらーっとやっちゃったので書かないことにする。

履歴

20260308_054115 始動

Pythonでの手順。

20260308_064533
メイン手順には書かないけど、記憶喪失とかになった時のために残しておく。

  1. 作業フォルダを「-999」に移動。
  2. 「D:\Python」をエクスプローラで開く。
  3. combine_only_000_folder.py をコピー。
  4. フォルダurlに「cmd」と打鍵してリターン。
  5. ウインドウが立つ
  6. ペースト。
  7. 実行。
  8. 『day』フォルダにノートが出現。

 

ちょっと今、出版タスク管理を刷新しているてので、今回の出版するときのことをメモしていこうと思ったら、最初のタスクでこんな長文になってた。

 

まぁ、出版ももう六冊目で慣れたから、明文化しなくていいことが増えたからだろうけど。

あなたの「小説の書き方」をこんなふうに明文化してみてると、『書けない』の突破口が見えるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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