『宣伝をしてはいけない』は間違った固定観念。【更新2021/06/15】

小説の書き方-プロ小説家が教えます サムネイル 小説を書いた後

創作の世界において、とくにpixivやTwitterなどの

『無料で作品を公開している人』に

「『宣伝は極悪』という固定観念」が多いように思います。

 

『宣伝』が『極悪ではない』理由。

『宣伝をしてはいけない』というのは間違った先入観です。

  1. 『いらないものを宣伝される』から
  2. 『宣伝されるのがいや』で
  3. 『私も宣伝はしてはいけない』と
  4. 『思い込んでいる』だけです。

『あなたの小説を楽しむ読者』にとって

『あなたの小説の宣伝』は、とても『有用』なんです。

これを間違えないでください。

 

あなたの読者にはあなたの情報は有用。

あなたを好きな読者にとっては

あなたのことを教えてもらう(宣伝)は、必要なんです。

 

わざわざツイートやpixivの公開タイトルに『宣伝』とかつけなくていいんです。

 

『今度本出しました。このイベントで販売します』って

『あなたのファンに取っては、絶対必要な「情報」』なんです。

 

だって、ほしいんですから!

 

 

『宣伝』で一括りにして、『だめなもの』と考えないでください。

『不要な宣伝』を『押しつけられる』からだめなだけで

『有用な宣伝』は『ほしい』のです。

 

 

私は、チラシを毎回配っていましたが

それにリクエストをいただいたことがありました。

 

イベントで私が実際に配布していたチラシをパソコンで見ることができます。

うちのサークルに初めていらっしゃったかたは

もれなく ↓ このチラシを私から押しつけられますww

同人誌即売会に参加していた頃のイベントチラシ。2007年。

同人誌即売会に参加していた頃のイベントチラシ。2007年。

読み物として『物凄い情報量』なので、

一端はチラシを受け取ってそのまま去られたかたが

『この本ください!』って、チラシを握りしめていらっしゃることも多いです。

 

私が説明しなくても、

『私の本を説明するチラシ』さえちゃんと作れば

チラシがいくらでも読者を読んできてくれるのです。

 

列ができたときも、これをお渡しすると

列に並んでいるときの『読み物』になるので、

喜んでいただきました。

 

物凄く頑張って作ったチラシなので、

喜んでいただけるとめっっちゃ嬉しいです♪ヽ(´▽`)ノ

 

チラシって、入稿したあと~搬入のわずかな時間で作るので

面倒くさがって、『次の参加イベント』をしばらく書いてなかった時がありました。

 ↓ ここです。

最低でも、これだけは書くように ↑ なりました。

赤ブーブーのイベントに出てるんだな、ってのは

わかってもらえるじゃないですか。

 

あれ? 夏コミが入ってないw

五月のあとに八月まで出ないとか……

オリジナルだからそんなもんかな。

 

たしか、ペナルティで落選したことがあったから。

その時かもしれない。

 

とにかく

『あなたのことを知りたい人』にとっては

『いつ参加するの!』というのは

とても重要な情報なんです。

 

それを『宣伝だから、しなくていいよね』というのは

『読者に対しての不義理』なんですよ。

 

『広報』はして当然のことなんです。

 

『宣伝』という言葉がいやなら『広報』と置き換えましょう。

どの会社にも『広報部』はあります。

重要だからです。

 

宣伝が有用な実例。

  • 自宅の郵便受けに、旅行パンフレットが入っていたら邪魔ですよね?
  • でも、旅行に行きたいときは、街頭においてあるパンフレットを自分で持ち帰りますよね?

 

なぜですか?

 

郵便受けに来る広告は邪魔なのに

広告をわざわざ持って帰るのはナゼですか?

 

  1. 『必要なとき』に
  2. 『必要な情報』は
  3. ほしい

からですよね?

 

お金がなくて旅行行きたくないときに

旅行パンフレットが来たら邪魔なんですよね。

「行けねーよ!(イラッ)」とかなるんですね。

 

でも、旅行に行きたいときに、旅行のパンフレットって必要ですよね?

 

『同じパンプレット』でも、

『あなたの事情』が変われば、無用にも、有用にもなるんです。

 

 

『宣伝』というのは『必要な人』にとっては『有用』なんです。

あなたの読者にとっては、

あなたの作品の情報というのは『必要』なんです。

 

 

『次に新刊が出るイベント』の情報は
『あなたの新刊をほしい人』にとっては
垂涎の的なんです。

 

それを『宣伝』として十把一絡げに『極悪なもの』と考え

『宣伝したことに罪悪感』を持たないでください。

 

  1. 『「あなたの作品」を好きなひと』に
  2. 『あなたの作品』が『増えましたよ』、と
  3. 教えることは
  4. 有用

なんです。

エグザイルのファンが

『エグザイルの新曲が出た!』と『宣伝』されると

喜ぶ。

 ↑ これは分かりますよね?

それなら ↓ これも分かりますよね?

あなたのファンは、

あなたの新作が出た、と『宣伝』されると

喜ぶ。

わかりますよね?

 

『広報(宣伝)』というのは、しなくちゃいけないものなのです。

『宣伝』は『読者サービス』なのですから。

 

 

まとめ。

『宣伝』が『極悪』なのは、無用なときに来るから。

 

あなたの作品を広報するのは有用なこと。

罪悪感など不要です。

あなたのツイッターのフォロワーは

原則、あなたのファンです。

 

アンチがウォッチしてる場合もありますが

大体はあなたのファンです。

 

それなら、『私の新刊が出ますよ』という『情報』は

みんな『心待ちにしている』ものなのです。

 

【宣伝】とか、つけなくていいです。

【新作】でいいんです。

 

だって、『新作が出る』んですから。

 

140文字しか掛けないところで『宣伝』なんて書かずに、

すなおに『新作』と書けばいいんです。

 

【新刊】夏コミ二日目。東○15『あなたが死にゆくときに私はいない』A5P100。A×B(C×D、モブ×B、E→B、A←F、G、H)グロ。ラブラブ。死ぬときも一緒と誓い片方が死んだら相手も死ぬように心臓に爆弾を埋めたのに、二つ目の世界が新たに始まり、宇宙は滅んだ。Bの愛はどこにたどり着くのか!

 ↑ これで140文字。かっきり!

 

なんかの画像と一緒にツイート。(この画像は自作です)

https://twitter.com/ranko_novel/status/1137548709867114497

必要な情報を入れた後、煽り文句をめいっぱいまで書く。

粗筋全部書いてるけど、『結末分かったからもういいや』ってならないよね?

 

『広報』用のツイートは、それ単体で拡散されても用を足すように書く。

画像がないなら、商用利用可能の画像か写真をいただいてきて

一緒にアップする。

 

『広報』は必ず『画像付き』で投稿する。

これ絶対!

 

 

これをツイッターに流す。

そして、固定ツイートにする。

 

これが、『立派な広報』の一つ。

 

私が同人やってたとき、ツイッターとかなかったから

こういうことはしてないけど

今ならやる。

 

 

ちなみにこの説明文はこの小説の広報。

https://twitter.com/ranko_novel/status/1137548709867114497
【二次BL新作】『セーフセックス番外・黒子』牛獅子。グロ。ラブラブ。死ぬときも一緒と誓い片方が死んだら相手も死ぬように心臓に爆弾を埋めたのに、二つ目の世界が新たに始まり、宇宙は滅んだ。獅子の愛はどこにたどり着くのか!
【牛獅子】セーフセックス 番外 黒子 | 晶山嵐 #pixiv 

それなら、『私の新刊が出ますよ』という『情報』は

みんな『心待ちにしている』ものなのです。

 

ですので

あなたの読者に、胸を張って

あなたの作品を宣伝しましょう。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

 

【この記事を書いた日 2018/12/01 9:07 】

【この記事を更新した日 2019/06/09 11:37 】

【この記事を更新した日 2021/06/15  8:15】

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